自然食・健康懐石料理 『湯斗』(ゆとう)の旬の食材と料理 【湯斗で見れる花・ 雪の下(変わり花)】

旬の自然食材を使い、薬食同源を基に、30余年一筋に懐石料理を提供しています。健康安全食生活習慣に興味のある方、どうぞ。

●スケソウダラが入荷

2017年01月16日 | 自然食

12月下旬から1月初旬までの間だけ
たらこを作るための、スケソウ(スケトウダラ)が入ってきます。
1月下旬以降になると水子と言って、粒がしっかり透けて見えて
水っぽくなります。
この前の、真子という状態、そうたらこの状態の卵が良いのです。
スケソウがこの時期だけたくさん入ってくるので寒いのに厨房に立ちっぱなしで辛い時期なんですよ。

市販のたらこや明太子は漂白、着色、保存料、発色剤などが沢山なのです。
化学物質の宝庫なんですよ!

そこで湯斗では、北海道で取れたスケソウを直に仕入して、一年分のたらこを作るのです。
ここまでしなくても・・・・
と思うでしょうが、本当に市販品は怖いのです。
しかし、食べたい、・・・で自分で作っているのです。
毎年毎年この時期が来ると、たらこ作りで足の指先がかじかんできて、大変辛いのですがね。
新鮮なたらは、売られているような匂いがしないんですよ。
ちょっとつまらないくらい、魚臭いにおいが無いんです。

自家製のたれに漬けこんで、10日位で完成です。
明太子も作りますよ。唐辛子も無農薬、化学調味料は一切使わず作ります。

前菜に出ていくでしょう。
お楽しみに。


これは、卸した真子だけの物です。いろいろな色があります。
熟し具合で色が違うんですね。


これは、正身で作ったもの。
下がはんぺん、右上が真薯、左上が肝入り真薯のスモークです。


 


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