ほりでぃ・キッチン

たわいもない日常を暮らす中で感じた
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長い挨拶は、好きですか?

2006-10-20 22:54:22 | 徒然なるハナシ
PTAの用で、中学校へ出かけた。
すると、校庭では、地域の自治会主催の活動が行われるらしく、
各町内の役員の方々が何十人と集まっていた。

「まあ、お疲れ様」と顔見知りに軽く挨拶をして
私は校舎へ。すると、マイクで「開会のご挨拶」らしきものが始まり、
地域活動も始まったようである。

ところが!

用事を済ませて、校庭に出ようとしたら、
なんと、校庭ではまだ、件の活動の、
いわゆる「来賓のご挨拶」が続いていたのである。

時間にして、30分。

大きなお世話だけれども、つい
「何人目のご挨拶かしらん?」などと考えてしまった。
いや、もしかしたら、1人か2人で延々としゃべっているのかもなあ…

先ほど、話した人によると、
今日の活動予定時間は1時間ほどだという。
ところが、もうすでに、挨拶だけで30分経過。

ということは、肝心かなめの実活動時間は30分足らずってこと?!

みなさん、お忙しい中、集まっているのだろうに、
退屈な挨拶を聞かされるだけ聞かされて、
活動時間も延長になったら、夕飯の支度にも間に合わないよなあ。

得てして、ご年配の方の挨拶は、長い。

ひどいときは、その方の若い頃の功績などを
延々と聞かされることもある。
貴重な時間を、これでつぶされるのは、たまったもんじゃない。
私は、自慢じゃないが、この「来賓の挨拶」というものが、
昔から大嫌い。今も子どもの入学式や結婚式での
「来賓の挨拶」は苦手。だって、型にはまった話ばかりで面白くない。

いったい、あの挨拶には、何の意味が?
ただ「俺って偉いんだからね。挨拶たのまれるほどの、
大人物(古いなあ…)なんだかんね」と自己満足にしか思えないんだけど。


こうなると、いったい
活動のためのご挨拶なのか、ご挨拶をしたいがために計画した活動なのか?

これを
本末転倒
というのだろうなあ。


悦に入ったような顔でマイクを握り続ける役員のおじいちゃんを
遠くから眺めながら、
「くわばら、くわばら…。絶対に自治会役員だけには足をつっこむまい」と
さらに意志を固めたのでありました。