ほりでぃ・キッチン

たわいもない日常を暮らす中で感じた
たわいもない事を綴ります。
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泣き叫ぶ子ども、懐かしい…

2006-10-07 13:26:36 | 徒然なるハナシ
昨日から、ピーッという甲高い音の耳鳴りがして
止まらない。

周囲がうるさいと気にならないのだが、
静かになると頭の中でピーーーーーッ…。

仕方なく朝からかかりつけ医へ。
「疲れが出始めてる警告。おとなしくしていなさい」
と医師から忠告。
やっぱりね。今週はちょっと無理をした。

テニスの壁を打破しようと、何度も振り替えレッスンを入れ、
仕事も、なかなか脱出できないスランプにイライラが募り。
結果、相当なストレスになってしまっているのだろうなあ。

そんなことを考えて会計を待っていたら、
診察室から、幼児が泣き叫ぶ声が。

「いやいやいや、こわいよ~。やめて~」

なんだか、これだけ聞けば怪しい響き…(笑)
しかし、幼児の叫びには、色っぽさなど露ほども無く、
ただただ、泣き叫び懇願し、病院中に響き渡っております。

懐かしいなあ…

うちの娘もそうだった。
よく中耳炎をおこす子で、耳鼻科にはお世話になった。
しかし、耳の診察というものは、横を向かされ、頭を押さえつけらるので
幼児には、とても怖いものなのだろう。

診察前から泣き叫び、
診察中も泣き叫び、
診察後も泣き叫び。

まだ若い母親だった私は、ただもうオロオロするばかりで。

ところが、今の若いお母様方は肝がすわっていらっしゃる。
子どもが泣き叫んでいても、わりと平然。
診察後、鼻水をたらしてすすり上げている子どもの
鼻水を拭きもせず、もちろん抱っこもせず、
携帯でメールなどを打っていらっしゃる。

思わず、その子を抱き寄せて
「大丈夫だよ。よく頑張ったね」と言ってあげたくなった。
だって、あの頃の娘の姿とだぶってね、
それは、もうなんというか、胸がしめつけらるような
懐かしさというか、酸っぱい感じ…

その娘も、反抗期真っ只中。
泣き叫び、私にしがみついて、すがりついてきた日々があったことなど
彼女はもう忘れてしまったのだろうなあ…