ほりでぃ・キッチン

たわいもない日常を暮らす中で感じた
たわいもない事を綴ります。
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可哀相な子ども

2006-05-29 21:54:44 | 徒然なるハナシ
今夜は、久しぶりにテニスのレッスンへ。

この時間の別クラスに、
いつも子ども(5歳くらいの男の子)を連れてくる人がいる。

レッスン中は、子どもは受付のお姉ちゃんたちと遊んだり、
テラス席でひとり遊びなどをしている様子。

ところが、今日は、退屈してしまったのか、
私達がレッスンしているコートへ近寄ってきた。

…危ないなあ……

誰もがそう思っていた…
その子にぶつけないように、注意していた。

……………………………………………………うーん…何かヘン。
どうして、隣のコートの母親は、子どもを気にもせずにプレーを楽しめて、
何の関係もない私達が、子どもに気を使うんだ??
コーチも、やんわりとは注意しても、
隣のコートの母親を気にしてか、強く注意することはない。

そのうち、その子がコートに向ってボールを投げ込み出した。
さすがにこれは、コーチも、私達も
「危ないからやめようね」と声荒げた。

多分、隣のコートにも聞こえたはず!
誰もがそう確信し、母親の出番を待った………………が…………

出てこない!

なぜ? 子どもがウロチョロしていたら、
少しは「周りに迷惑をかけていないかしら?」と
気にならないのかしら?
スクール側も、もし「連れてきていいですよ」と言ったのならば、
きちんと責任を持って、面倒を見るべきではないのかしら?
母親だって、趣味を楽しむのは大いに結構。でもねえ…
自分だけが楽しければ、周囲に迷惑をかけてもいいのか??

解せん!!

結局、最後まで、その子は何かといたずらをしかけてきて、
その度に、こっちのコートだけがハラハラして、
今日のレッスンは終わった。

午後7時から午後8時半までのレッスン。
あの子も、「お腹すいた~」と言っていた。

退屈しまくって、
大人に邪魔にされて、
お腹をすかせて………
レッスンを終えて、コーチや仲間とキャアキャア騒いでいる母親の裾を
一生懸命ひっぱっているその子が、
なんだかとても哀れに見えたのでした。