ほりでぃ・キッチン

たわいもない日常を暮らす中で感じた
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体育大会とモノ忘れ

2006-05-22 16:19:29 | 徒然なるハナシ
週末、娘の中学の体育大会の応援に。

仲良しのママ友数人で見学していた。

「上の子の時も、応援団がカッコよかったよね~」
「そうそう! 青団の……誰だっケ?あの子よ」
「えっと…あの子よね。ホラ、あの高校に進学した‥」
「野球部だったよね。お家があの角で」
「お母さん、あの店でパートしてて」
「…あの子よ、えっと名前なんだっけ」
「…うーんと、あの、名前が出てこない~」
「えっとえっと、あー!!ここまで出かかってるんだけど~」

そして、30分もした後、やっとひとりが

「思い出した!!S君よ!!」

ああ、そうそう、そうだった。
よかったよかった。思い出して。

あースッキリ!

そして
「最近ね、こういうことが多いのよ。なかなか名前が出てこない」
「うんうん。冷蔵庫の前まで行って『何とりに来たんだっケ?って」
「さっき見たテレビドラマのタイトルが出てこないの」

歳取ってイヤーねー~

そして帰り道。
「ねえねえ。ところで、あの家なんだけどさ…」
「えーっと。誰の家だっケ?」
「あの、ほら、そこの角の…名前が出てこない~」
「紫色の屋根の家だよね。犬がいるんだよね」
「そうそう、あの家よ~」

……またもや迷宮にはまり込んでしまった女がふたり。

思い出せないまま、バイバーイと別れて、1時間後。
くだんの彼女から携帯にメールが。


「件名:紫屋根の主人」 

「本文:今、思い出した! Aさんよ!」



あースッキリ!スッキリ!!