虚無交換日記

神戸大学将棋部の住人たちによるブログ

富士通杯総括part1

2016-09-29 13:10:54 | hiro
 どうも、りすふぁの付き人やまねです(*‘∀‘)
 私は2、3回に分けて今回の富士通杯を振り返っていこうと思います(卒論の間でやるので間隔が空くとは思いますがご容赦ください)。今回はチームとしての各大学との対戦の振り返りです。また、主将が総括にオーダー表を掲載しているので、そちらも参照していただくとより楽しめるかと思います。


初日
1回戦 vs岡山大学 5-0
初戦は中四国王者の岡山大学と。2、3将の山根、橋本奈良県コンビが中盤早々大ポカで必敗型という散々な出だし。しかし、いつも通り(?)ごまかして5-0と望外の大勝になりました。チームとしては大将の池、4勝の名和が相手のポイントゲッターを破ったのが大きかったようです。

2回戦 vs東北大学 4-1
2回戦は東北王者東北大学との一戦。やまねー尾形、名和ー阿部、奥田ー牟田口など勝負どころが多い対戦だった気がします。名和君が学名のリベンジをされるもチームは4-1で勝ち。いい雰囲気で初日最終戦に臨めました。

3回戦 vs金沢大学 1-4
北信越王者、学生名人擁する金沢大学との対戦。池ー松野、名和ー西澤、奥田ー坂口とお互いのポイントゲッターがぶつかり合うオーダーでした。結果は1-4負け。先述の3戦にに加えて私まで負けてしまいました・・・。

 以上初日は2勝1敗でした。目標は優勝、現実的には3位なら上出来と言われていた神戸大学としてはまずまずの成績ですが、全国常連校の底力を思い知らされた1日になりました。


2日目 
4回戦 vs日本大学 1-4
2日目初戦は関東2位、日本大学と。長年東大、早稲田に阻まれ続けていた日本大学は戦力的にも、立ち位置的にも神戸大学と近いと思い、勝手にライバル視していました。オーダーはお互い予想が少しずれて2、3、4将勝負の展開でしたが1-4負け。勝負所をすべて取り切った日本大学さんが1枚も2枚も上手でした。3連勝していたのに切った橋本には申し訳ない限りでした・・・。

5回戦 vs早稲田大学 3-2
気持ちを切り替え(られていたのかは分かりませんが)、関東王者、早稲田大学と。今大会随一の層の厚さを誇り、打倒立命館大学の1番手と言われる早稲田大学は前日のオーダー会議で絶望感が出てくるほどの強豪揃いでした。しかし、相手のオーダーは完全に読み切り何とか勝負型に。大将戦、池ー石橋を落として負けかと思いきや、奥田が相手エース高橋氏を破り3-2勝ち!優勝候補を破ったことで暗いムードが払拭され、チームとして勢いに乗ることができました。

6回戦 vs九州大学 4-1
午後1局目は九州王者、九州大学との対戦。なんでこんなに負けてるの?と不思議になるほどの層の厚さを誇る大学との対戦でしたが各選手が力を出し切ってくれました。名和ー坂本、奥田ー水野を勝てたのは大きかったと思います。なお、橋本氏はこの時点で個人4勝0敗。私は1年生の時から間近で見てきましたが、こんなに頼もしい彼は初めて見ました 笑

7回戦 vs名城大学 3-2
2日目最終戦は昨年冬の全国王者、名城大学と。山根、橋本、名和あたりは個人的に仲の良い人も多く、チームとしては最もやる気が感じられた一戦だったと思います。オーダーは名城大学の注文通り。ただ、神戸側としてもそれなら勝つ!という感じでした。結果は3-2勝ち。ここまで沈黙していた池が相手エース格の田畑氏を破る活躍。他も山根、奥田が勝ちと神戸大学4年生の勝負強さを見せられたかなと思います^^

 2日目は3-1、トータル5-2で2日目を終えました。日本大学に負けた時は悲壮感が漂っていましたが、早稲田大学に勝てたことがチームに勢いをもたらしたように思います。この時点で2位タイ、最終日の立命館大学戦次第では自力優勝の可能性も残っており、皆やる気に満ち溢れていました。


3日目
8回戦 vs立命館大学 2-3
最終日初戦は関西1位、優勝候補筆頭の立命館大学と。出場5人のうち4人が学生大会全国ベスト4以上の成績を残しているなど圧倒的な戦力を有しています。今まで一回も勝ったことがありませんが、5人制で戦うのは初めてであり、楽しみにしていました。オーダーは山根、橋本、名和が敵の3枚看板にぶつかり、神戸としてはまだ勝ち目のある当たりでしたが・・・。結果は山根、奥田勝ちの2-3負け。まあそんな事もあるかという感じでした(-ω-)/。しかし、最終戦次第では他力ではありますが2位、3位の可能性が残っており、最後まで気が抜けない戦いが続きました。

9回戦 vs北海道大学
最終戦は北海道大学と。エース大澤氏は全国常連の強豪であり、去年の王座戦では各選手が工夫された序盤戦術を駆使していたのが記憶に残っています。結果は3-2勝ち。名和-大澤戦を勝ったのが本当に大きかったです。思うように勝ち星を伸ばせず悔しい思いをしていたであろう名和君ですが最後に大仕事を成し遂げてくれました。


 最終結果はチーム6勝3敗、総成績26勝19敗の3位でした。4位の日本大学さんとは全く同じ成績で、前回順位の差により順位が決定しました。前回順位3位という置き土産を残してくれた京都大学に感謝するとともに、だれの1勝が欠けても3位になれなかった、神戸大学の勝負強さ、運の良さを実感しました。


 以上、神戸大学のオーダー作成に少しだけ関わった立場からの総括でした。次は主に神戸大学生向けに、公開処刑(笑)ともいえる通信簿とその他少々書こうと思います。乞うご期待ください!











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