虚無交換日記

神戸大学将棋部の住人たちによるブログ

主将退任挨拶

2017-03-22 18:07:58 | kuma
どうも、このブログの更新をせき止めた元凶こと前主将の熊本です。
遅ればせながら主将退任にあたり軽く語らせていただきます。
一年前のブログを見てもらえれば分かる通り自分が主将に任命された際にいくつか目標を定めていました。
1つ目は悲願である万年4位脱却、そして富士通杯三位!
これを達成出来たことは本当に嬉しく主将をやっていた身としてはすごく誇らしいものでした。
2つ目は今年をもって卒業される4回生の先輩方の穴を埋めれるよう戦力の育成です。
これに対する取り組みとして前の年同様部の外から人に来てもらったり大会の参加をし易い環境を作るための部則の改革などを行いました。結局育成といいながら部員の自主性に依存することとなり自分自身積極的に大会に出る方では無いのもあり大会情報に疎く大会の周知等を他の人に任せていたのは大いに反省すべき点です。
さて、次期主将は2回生(?)の名和くんに任せようと思います。これまで部の中心となって率先して部活に取り組んできた彼がこれからどのようにして部を盛り立てていくのか…暖かく見守っていただけると幸いです。
長々と書かせていただきましたがこの辺りで退任挨拶を締めたいと思います。
色々至らない主将でしたが今後も一部員として部を支えて行くつもりですので皆さんこれからも神大の将棋部を応援よろしくお願いします。

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一軍戦及び第二代表振り返り

2016-12-04 13:19:59 | kuma
主将の熊本です。
既に一軍戦から半月以上が経過してますが一軍戦、第二代表について振り返ろうと思います。

初戦 大阪市立大学 4-3 勝ち

初戦の相手は大阪市立大学、春の一軍戦では3-4で惜敗した相手でもあるので心して臨みました。オーダー上では2つある勝負どころの内1つでも取れれば勝ちに近づく当たりとなり結果的に1つを取り4-3と辛勝することができました。

二戦 大阪経済法科大学 5-2 勝ち
このまま勝つことができれば第二代表へと大きく近づく二戦目の相手は大阪経済法科大学、今年は強力な1回生が揃ってるとの情報を聞き内心ビクビクしながらオーダーを組んだのを覚えています( ̄▽ ̄;)
オーダーはまずまずの当たり、主力のぶつかり合いとなり惨敗しても何らおかしくない形となりましたがルーキー含め各々が上手く星を稼ぎ5-2と勝つことができました。

三戦 京都大学 0-7 負け
ここで勝つことが出来れば夢の一位通過も夢じゃなくなる三戦目の相手は京都大学、紛れもない強豪校です。
ここでのオーダーはかなり迷いましたが結局人事尽くして天命を待つと決めたオーダーを逆に刺され、更に主力のぶつかり合っているところを取られてしまい0-7と完敗しました。

四戦 立命館大学 1-6 負け
目標3位通過に切り替えた後の次の相手は立命館大学、強さに関しては言わずもがなですね。
色々な思惑の結果変なオーダーとなり1-6で負けとなりました。

五戦 同志社大学 6-1 勝ち
確実に3位通過を狙うなら勝ちを狙いたい一軍戦最後の相手は同志社大学、こちらも期待の新人が入ったとのことで気を引き締めて臨みました。
向こうの主力不在もあり6-1で勝つことができました。

結果神戸大学は3位通過となり第二代表決定戦へと駒を進めました。

第二代表決定戦
初戦 大阪大学 2-5 負け
トーナメント方式のため1回でも負けられない初戦、相手は大阪大学。春の一軍戦では勝てたもののどうなるかわからない相手です。
オーダー的にはほとんどが勝負どころと結果のみえない当たりとなりました。
結果は2-5で完敗。これで第二代表決定戦は初戦敗退となりました。


今回の一軍戦は初日、2日目ともに主力が揃わない事実を抜きにしても辛い結果となりました。選手としても主将としても冴えない結果となり部員の皆に申し訳ない気持ちが強いです。

4回生が抜け戦力ダウンが免れ得ず、来年の戦力がどうなるかは来年になってみないとわからないですがそれは来年の主将に任せることにします。
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富士通3位!

2016-09-24 11:11:12 | kuma
旅行係兼主将の熊本です。

今回我々神戸大学将棋部は9/10から9/12にかけて行われた富士通杯争奪全国大学対抗将棋大会に参加してきました。

詳しい結果はオーダー表の方を見ていただくとして軽く結果を書いていきます。
初日  岡山大学  5-0 勝
    東北大学  4-1 勝
    金沢大学  1-4 負
二日目 日本大学  1-4 負
    早稲田大学 3-2 勝
    九州大学  4-1 勝
    名城大学  3-2 勝
三日目 立命館大学 2-3 負
    北海道大学 3-2 勝

以上大学としては6-3でさらに勝数までもが日本大学さんと並びましたが勝数が並んだ場合去年の同じ枠の大学の順位が優先されるため去年の第二代表をとった京都大学さんの三位のおかげで順位で日本大学さんを上回り神戸大学は三位入賞することができました!

この結果はほとんどの対局で大将を務め頼もしい姿と全国でも変わらず手厚い将棋を見せてくれたIさん、選手としての安定した強さだけでなくオーダーを組む際に各大学の選手の情報を始めとした様々な助言をくれたY根さん、最近の不調を思わせる様子から一転鬼のような強さを見せつけたО田さん、切ってくれてもいいよと謙遜しながらも勝負どころではきちんととってくれたH本さん、各大学のエース級と何度も当たるきつい場所だったのにもかかわらずあきらめず神大将棋部のエースとして粘り強く指し続けてくれたN和、一軍戦のときと同じように強豪相手に当てても文句一つ言わず出てくれたH川、H川と他校のオーダーとってきてと頼んだとき心なしか面倒くさそうな顔をみせつつもきっちりとってきてくれたF井、そしてこんなに伸びると主将が気付かず惜しくもメンバーに入れなかったのにもかかわらず東京まで応援に来てチームに勝利を運んでくれたくれたT紀、応援に来てくれた上にオーダー組むときに去年の出場校としての経験からくるとてもためになるアドバイスをくれた京大のN屋さん、お忙しい中応援に来てくださったOBの先輩方、これらの人達のおかげです。感謝感謝言い過ぎだろと思われるかもしれないですが改めてありがとうございました!

富士通こそ終わりましたが主将としての仕事はまだ半分、残る秋の一軍戦に勝って再び全国に行けるよう頑張るので神大将棋部の応援よろしくお願いします!

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第二代表決定戦

2016-07-15 16:50:52 | kuma
 またまた主将の熊本です。
「ああいう風に締めるなら当然続き書くよねぇ?」といった先輩方からの圧力に胃が痛くなってきたのでそろそろ続きを書こうと思います。
 今回は一軍戦の同日中に行われた第二代表決定戦初戦と翌週に行われた決勝について振り返ります。
 軽く説明しておくと第二代表決定戦とは一軍戦A級2位、A級3位、B級1位、C級1位の大学が残る一つの富士通への切符を賭けて行われるトーナメント戦です。初戦はA級3位とB級1位、A級2位とC級1位の大学で行い、翌週に勝ち上がった大学同士で決勝を行います。ちなみに14人中7人が指す一軍戦とは違い、10人中5人が指すという形式なのも特徴といえるでしょう。

第二代表決定戦
初戦 同志社大学
名和−橋本 名和負け
池−横前  池勝ち
山根−勝本 山根勝ち
奥田−村上 奥田勝ち
橋本−森田 橋本勝ち
よって4−1で神戸大学の勝ち

 前の投稿でも書いた通り我々神戸大学将棋部は晴れて3位となったため初戦はB級1位の同志社大学と当たることとなりました。
 ここで当たる一ヶ月ほど前に同志社大学さんとは交流戦をして向こうのルーキー達の棋力の高さに戦慄していたばかりだったのと初戦に関してはお互いのオーダーもわからない状態だったのでフルオーダーで挑み、結果4−1と勝ちきることができました。
 ここでは勝つことができましたがどの対局も傍目から見るとかなり拮抗しており、秋の一軍戦で当たる時が楽しみだなんて大物っぽいことも言えず内心焦っていたりもします。

決勝 京都大学
熊本−轟  熊本負け
名和−柴田 名和勝ち
池−村上  池勝ち
山根−金谷 山根勝ち
奥田−林  奥田負け
よって3-2で神戸大学の勝ち

 我々が長年待ち望んだ舞台での対戦相手は一軍戦で3-4で敗北した京都大学です。
 その時は我らが大エースの一角であるО田さんが不在だったためやや戦力不足だった感が否めない状態でしたが今回はО田さんも揃いこちらの最大戦力で臨むことができたのは大きかったと感じています。
対局前の段階では京都大学のオーダーはわかっているためどんなオーダーを組むかが鍵であると考えていました。
 今回のオーダーでは5番手を出すか6番手を出すかでかなり迷い向こうが半分以上の確率で5番手を出すことを想定していると読み、6番手を出すことを決め、結果は3-2で京大戦を制することができました。
 …個人の対局はどうだったのかと聞かれると右腕とか色々な物が疼きそうなので黙秘させていただきます。

 以上で我々神戸大学将棋部は念願の富士通出場を叶えることができました。我々が勝つことができたのは京大将棋部さんのブログでも書かれていたことですが主力4人人が今年最後となるため部全体に気迫が有ったということが大きかったと実感します。さらに対阪大戦での課題でもあった【本番で実力以上の力を発揮する】ことを一人一人が実行できたことが今回の結果へと繋がったのではないか主将として自分はそう考えています。
 第二代表決定戦が終わったといってもこれから本番である富士通杯や秋の一軍戦もあるのでそうのんびりしている暇はないでしょう。
ですが部員達には今年一杯まではこの統率力が致命的に欠けている主将についてきてもらえることを切に願います。本当にお疲れ様でした!

書きたいことをひたすら書いていたら長くなりましたが一軍戦、第二代表決定戦についての総括は以上とさせていただきます。富士通でも全力でぶつかるつもりですので応援よろしくお願いします!
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一軍戦総括

2016-07-10 18:11:48 | kuma
大変お待たせしました、そしてお久しぶりです。
主将の熊本です。

トップページでも報告していますが今回の春期一軍戦で我々神戸大学将棋部は38年ぶりに富士通杯出場を決めることができました。共に戦ってくれた部員達やオーダーについてのアドバイスをくれた前主将と前部長、応援にに駆けつけてきてくれたS田先輩、日頃から神戸大学将棋部を応援してくださるOBの先輩方には感謝してもしきれません。本当にありがとうございます!
では一軍戦の総括です

一日目
初戦 大阪大学

名和−百々 名和勝ち
平川−坪井 平川負け
橋本−大谷 橋本勝ち
山根−平尾 山根勝ち
熊本−香月 熊本勝ち
池−藤井 池勝ち
藤井−矢野 藤井勝ち

より6-1で神戸大学の勝ち

初戦は因縁の阪大戦です。前部長達がブログに書くくらい勝てなかった相手で万年4位から抜けるためにはここで勝つしかありません。
最初にオーダー交換した時は十分にやれる当たりと見てました。
結果各部員が普段以上の力を発揮してくれたおかげで6-1とこれ以上にない結果をあげることができました。
今だからこそ言えますがここで緊張が解けてしまったのは大きく反省すべき点です。

二戦目 立命館大学

白河原−川又 白河原負け
名和−栗田 名和勝ち
平川−長森 平川負け
橋本−銭本 橋本負け
山根−櫻井 山根勝ち
池−星田  池負け
藤井−新貝 藤井負け

より2-5で神戸大学の負け

二戦目は立命戦です。このときの方針は「いかに勝ち星を稼ぐか」でした。
そういう点では今回の当たりはこちらの意に沿っているものでしたが若干弱気だったかもしれません。
結果はこちらの二大エースの二人が勝ち、2-5となりました。

三戦目 京都大学

名和−小林 名和勝ち
平川−金谷 平川負け
土肥−村上 土肥負け
橋本−林  橋本負け
山根−宮越 山根勝ち
熊本−柴田 熊本負け
池−河合  池勝ち

より3-4で神戸大学の負け

初日の最後を締めくくるのはは京大戦です。
立命戦同様ここも少しでも勝ち星をという方針でした…
そんな弱気が将棋に表れたのか主力3人が勝ち星をあげてくれた一方で自分は乱戦の末短手数で敗北、戦犯と1メンバーとしても非常に申し訳ない結果となりました。

二日目
四戦目 近畿大学

多紀−桧山 多紀勝ち
白河原−福井 白河原勝ち
名和−長澤 名和勝ち
奥田−杉村 奥田勝ち
橋本−能登 橋本勝ち
山根−上田 山根勝ち
小柳−大坊 小柳負け

より6-1で神戸大学の勝ち

このオーダーを出した後で1回生3人という非常にリスキーで相手校にも失礼なオーダーだったことに気づきました。決して侮っていた訳ではなくかつての自分のように1回生にも一軍戦の経験を積ませたかったという意図によって組んだオーダーだと察して頂けると幸いです…
結果として1回生2人が白星をあげて6-1という結果に終わり内心ほっとしたのは記憶に新しいです。

五戦目 大阪市立大学

名和−辻 名和勝ち
玉川−中屋 玉川負け
奥田−松本 奥田勝ち
山根−松岡 山根負け
熊本−下西 熊本負け
池−田中  池勝ち
岸−堀川  岸負け

より3-4で神戸大学の負け

この段階でたとえ0−7でも神戸大学の3位が確定しているという情報を得てやや気が抜けていたのは否めません…
向こうの主力を全力で外しにいったオーダーで結果的に思惑通りにはなりましたがここでの勝ち数が入れ替え戦の有無に関わる市大側の気迫に負けてしまう結果となりました。

以上結果的には2-3ですが勝ち星の関係で神戸大学が念願の3位となり、このまま第二代表決定戦への参加となります。

長くなったので第二代表決定戦については次回書きます。
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