もう1月も中旬になりましたが、明けましておめでとうございます。
多忙な日々に加え私生活でも色々あり、満身創痍の中、なんとか踏ん張っている毎日です。
昨年12月の二軍戦を終え、取り敢えず大学将棋には一区切りをつけました。
4月からは研究生活が始まり、夏には院試と実習が控え、しばらくは将棋どころではなくなります。というかもうそのフェーズに入っていますね。月末の試験は何としても単位を取らなくてはならない状況なので、死ぬ気で勉強しなければいけませんね。ちなみに、そのうちの一科目(2単位)はほぼテスト一発だけで成績が決まるのですが、去年の単位取得率が3割台らしいです(しかも惑星学科3年よりも、一緒に授業を受けている物理学科2年の人たちの方が取得率は高かったです)。いくら物理学科といえども2年には負けたくないですね。対局と同じで、最後は祈るしかないのでしょうか...全力で神頼みします。
今のところ、秋の二軍戦には、出るつもりです。ただし、研究やその他諸々が切羽詰まってなければ、ですが...
この間の一軍戦は観戦専門だった為、振り返ることも特にないので、将棋部で過ごした3年間について振り返ろうと思います。
私にとって大学将棋は特別なものでした。将棋は小学生の頃に出会いましたが、中学には将棋部はなかったので個人として大会に参加し、高校では女子個人戦に出場することが多かったので、本格的な団体戦を経験するのは初めてだったからです。個人戦は自分との勝負で負けても自分の責任です。一方団体戦はチーム競技なので、簡単には負けられません。勝った時の喜びも個人戦よりはるかに大きいものです。初めて一軍戦に参加した1年の春、その独特の雰囲気を感じました。特に終盤苦しくなってもなんとか勝つ手段はないかと必死の形相でもがき勝負手を連発する先輩方の姿には感動したものです。また、A級に昇級した後は立命大に代表される全国トップレベルの将棋に触れることもでき、勉強になることが多かったです。団体戦というのはオーダーを考えることもとっても大事で、格上の相手でもうまくオーダーを組めれば十分戦える場合もあります。戦略面での面白さも知ることができました。
この3年間で一番自分が成長できたと思うのは、終盤です。高校時代は角換わりを愛用していたのですが、年々すごいスピードで研究が進み今では終盤の入り口辺りまで調べられているとまで言われている戦型で、とても大学の勉強と両立できそうになく、何か研究勝負にならない戦型はないかと模索していたところ、今の角道を開けない力戦戦法に出会いました。元々詰将棋は大好きだったこともあり、これなら終盤を鍛えればなんとか勝負になるかもしれないと思いました。実際、序盤から角道を突かない戦型には慣れていない人が多く、自分だけが知っている形に持ち込めるので、終盤勝負になりやすく戦いやすくなった気がします(最近では少し有名になり認知度も高くなりましたが...)。私と同じく角道を突かない戦法を愛用し、悪くなってからも終盤の強さを発揮する、私の尊敬する先輩はこの4月からは社会人になってしまいますが、その戦いぶりはとても参考になりましたし、一番私の戦い方に影響を与えました。この場をお借りして、感謝申し上げます。これまで部を引っ張っていただき、ありがとうございました。一軍戦での引退試合もとても良い試合でした。お疲れ様でした。
部員や部の雰囲気に恵まれ、とても楽しい将棋部生活を送ることができました。ありがとうございました。
長々と書きすぎました。テスト勉強もしないといけませんし、取り敢えず今回はここまでにします。また正式に引退する時に書くかもしれません。
部室にはしばらく姿を見せないと思いますが、また行ったときにはよろしくお願いします。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。皆さん体調にはお気を付けください。
追伸(宣伝?):関西将棋会館が昨年高槻に移転しました。地元の私にとっては誇り(と言っても一駅先ですが)なので、もし近くまで来た時には是非~
多忙な日々に加え私生活でも色々あり、満身創痍の中、なんとか踏ん張っている毎日です。
昨年12月の二軍戦を終え、取り敢えず大学将棋には一区切りをつけました。
4月からは研究生活が始まり、夏には院試と実習が控え、しばらくは将棋どころではなくなります。というかもうそのフェーズに入っていますね。月末の試験は何としても単位を取らなくてはならない状況なので、死ぬ気で勉強しなければいけませんね。ちなみに、そのうちの一科目(2単位)はほぼテスト一発だけで成績が決まるのですが、去年の単位取得率が3割台らしいです(しかも惑星学科3年よりも、一緒に授業を受けている物理学科2年の人たちの方が取得率は高かったです)。いくら物理学科といえども2年には負けたくないですね。対局と同じで、最後は祈るしかないのでしょうか...
今のところ、秋の二軍戦には、出るつもりです。ただし、研究やその他諸々が切羽詰まってなければ、ですが...
この間の一軍戦は観戦専門だった為、振り返ることも特にないので、将棋部で過ごした3年間について振り返ろうと思います。
私にとって大学将棋は特別なものでした。将棋は小学生の頃に出会いましたが、中学には将棋部はなかったので個人として大会に参加し、高校では女子個人戦に出場することが多かったので、本格的な団体戦を経験するのは初めてだったからです。個人戦は自分との勝負で負けても自分の責任です。一方団体戦はチーム競技なので、簡単には負けられません。勝った時の喜びも個人戦よりはるかに大きいものです。初めて一軍戦に参加した1年の春、その独特の雰囲気を感じました。特に終盤苦しくなってもなんとか勝つ手段はないかと必死の形相でもがき勝負手を連発する先輩方の姿には感動したものです。また、A級に昇級した後は立命大に代表される全国トップレベルの将棋に触れることもでき、勉強になることが多かったです。団体戦というのはオーダーを考えることもとっても大事で、格上の相手でもうまくオーダーを組めれば十分戦える場合もあります。戦略面での面白さも知ることができました。
この3年間で一番自分が成長できたと思うのは、終盤です。高校時代は角換わりを愛用していたのですが、年々すごいスピードで研究が進み今では終盤の入り口辺りまで調べられているとまで言われている戦型で、とても大学の勉強と両立できそうになく、何か研究勝負にならない戦型はないかと模索していたところ、今の角道を開けない力戦戦法に出会いました。元々詰将棋は大好きだったこともあり、これなら終盤を鍛えればなんとか勝負になるかもしれないと思いました。実際、序盤から角道を突かない戦型には慣れていない人が多く、自分だけが知っている形に持ち込めるので、終盤勝負になりやすく戦いやすくなった気がします(最近では少し有名になり認知度も高くなりましたが...)。私と同じく角道を突かない戦法を愛用し、悪くなってからも終盤の強さを発揮する、私の尊敬する先輩はこの4月からは社会人になってしまいますが、その戦いぶりはとても参考になりましたし、一番私の戦い方に影響を与えました。この場をお借りして、感謝申し上げます。これまで部を引っ張っていただき、ありがとうございました。一軍戦での引退試合もとても良い試合でした。お疲れ様でした。
部員や部の雰囲気に恵まれ、とても楽しい将棋部生活を送ることができました。ありがとうございました。
長々と書きすぎました。テスト勉強もしないといけませんし、取り敢えず今回はここまでにします。また正式に引退する時に書くかもしれません。
部室にはしばらく姿を見せないと思いますが、また行ったときにはよろしくお願いします。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。皆さん体調にはお気を付けください。
追伸(宣伝?):関西将棋会館が昨年高槻に移転しました。地元の私にとっては誇り(と言っても一駅先ですが)なので、もし近くまで来た時には是非~