虚無交換日記

神戸大学将棋部の住人たちによるブログ

退任挨拶

2014-12-22 22:08:36 | あいうえお
 こんばんは、主将です。主将を退任するにあたって、この1年の振り返りと、今思っていることを書き連ねようと思います(就任挨拶がないのに退任挨拶はあるのかというツッコミはスルーしておきます)。最初に言っておきますが、面白いことは書けないので、見たくない方はBack Spaceをお押しください。
 
 この1年を振り返ると、正直、この部に貢献できたと思えるようなことはあまりなかったというのが正直なところです。大会面では最低限の結果は出せたと思いますが、普段の部活では、これといって教えることもせず、また「相手にもいろいろあるんだろうな」と思って注意をしないなど、反省点が残りました。もういい大人と言える大学生に対しああしろこうしろ(例えば、将棋やれとかマナーを守れとか)と注意するのは情けないし、その人がいいと思ってるならそれでいいんじゃないと思ってしまうので、放ったらかしにしていましたが、今思うと部を統率する立場としては不適当な姿勢であったし、冷たい、仕事していないと言われれば首肯するよりありません。また、手とり足とり教えるのは本人のためにならないし、自分に合った、強くなる方法を考えるのも勉強のうちだと思うので、教育面でも放任的になっていました。この点は以前からの課題でもあり、今後は、思ったことはちゃんと指摘し、また勉強の方向性だけでも示してあげるように努力します。
 その他、主将という仕事にプレッシャーを感じすぎ、周りに気を使わせてしまっていたことや、全部自分でやろうとし、周りの人を頼ろうとしなかったことも、後悔が残ります。主将やリーダーはすべての責任、すべてのプレッシャーを一身に背負うものだと思っていましたが、どう考えても、一人で背負いきれるわけはないですし、主将や部長だけが背負っていても意味がありません。本当の意味で部活を作り上げるのは、主将や部長ではなく部員だと思いますし、これからはそういう体制づくりにも取り組んでほしいです。もちろん私も、できる限りの貢献はしていくつもりですし、残り少ない期間ですが、今書いたことが口先だけにならないよう行動で示していきます。

 最後になりましたが、応援し、励まして下さったOBの方々、ありがとうございました。今後もよろしくお願いいたします。そして、頼りない主将に我慢強く付いてきてくださった部員の皆様にも、感謝の気持ちでいっぱいです。このような部活の主将を務めることができたことは非常に大きな経験になりましたし、部員の皆さんもやる気のある人ばかりで、自分は非常に恵まれていたなと思います。私のために頑張っているわけではないというのは重々承知していますが、それでも、みんな将棋に対してやる気を失わず、ちゃんとついてきてくれたことは、とても嬉しかったです。ありがとうございました。
 それから、軽率な発言で一部の方々にご不快な思いをさせてしまい、大変申し訳ございませんでした。結果的に人の気持ちを考えていない発言でしたし、弁解できる立場にないことは重々承知しておりますが、私としても、思いがあっての発言であったことは、付け加えさせていただきたいと存じます。ご迷惑をおかけしました。

 何だか脈絡のない文章になってしまいましたが、主将退任挨拶を締めさせていただきます。1年間ありがとうございました。
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