いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

ひきつける力

2004年08月18日 | 考える
漫画「バカボンド」に試合をしていく中で、
相手と剣で語り合うというようなくだりが出てくる。

同じことを昔思ったことがある。
大学生のころ、対戦格闘ゲームが流行った。
一人でもプレイできるが、プレイ中に誰でも
乱入できるというシステムで、
見も知らない人といきなり対戦ができるということだった。

実際に対戦すると自分が見た事もない戦法できたり、
いままで考え付かなかったことを技を考えついたりする。

そこには向上がある。
また、ふれあいもある。

何度か対戦していると、
「ああ、あの人だな」とか、「あ、あいつだ!」
とか、わかるようになる。

媒介を通していても、その人のキャラクターが出てくるのだ。
それはどんな媒介も一緒のような気がする。

媒介の奥には人がいて、その人には性格があり、
癖があり、傾向がある。

それが見えてくる。

結局何をしていても媒介に自分のキャラクターは染込んでしまう。
人というのはいつの世もかわらず、
人とのふれあいに喜びを感じるようになっているのかもしれない。