いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

時代という名の路線で・・・

2004年08月30日 | 考える
通勤電車で運が悪い人がいた。
その人は座っていたのだが
両側の人が居眠りしてその人によっかかっていたのだ。

なんて運の悪い人なのだろうと、思って見ていたのだけれども、
人生においてこういう(運の悪い)人いるなぁ・・・
と考えてしまった。

「時代という路線」に「○○な人生」という
電車が走っている。
駅員は「時間」ということだろうか。

日常で出会う人たちはたまたま乗り合わせた乗客。

伴侶は行き先を同じくする隣の席の人ということだろうか。
別れた場合は、時々の駅で降り、違う電車にまた乗る。

君は今ごろ誰と何行きの電車に乗り、
どこへ向かっているのだろう。

そして僕はどこに向かい、
隣に座ってくれる人を待つのか、
それとも誰かを見つけ自分で座りに行くのだろうか。

君はどの駅で乗ってくるのだろう。
あるいは僕は「死」という終点まで一人で座っているのだろうか。

なんてことを
朝の通勤ラッシュに考えて
今日も現実から遊離してしまう。
コメント (2)
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