いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

本当にすべては自分次第なのか

2006年06月16日 | 考える
周囲の環境がどうであろうと、
要はその人自身のこころのあり方が重要で、
周囲がどうの・・というのは一切関係がないもの。

そう思ってきた。
そこにはこういう考え方の変化があったように思う。
1 自分の不全感、不幸は周囲のせいである。
  もっと気の合う友達が居たら・・・。
  自分にふさわしい環境がどこかにあるはずである。
  周囲の人をばかにしている。

しかし、この考え方には「自分」というものを
省みていないという点で無理があり、
次の考え方に変わった。

2 すべての責任は自分にあり、満足できない現状はすべて自分のせいなのだ。
  すべては自分の選択、自分の行動、自分の思考が
  この環境を作ったのだ。
  自分が変われば世界が変わるのだ。

2の考えは非常にシンプルでわかりやすいが、
ともすれば、自分を責めてしまう。
そこには「自分」というものを外から見ているが、
周囲の環境までは見えていない。
あくまでも自分が、自分が・・・という考えだ。

最近の自分の考えはちょっと違うように思う。
環境にも、自分自身にも責任を求めないようになった。
思うに、はっきりしたいのだ。
現在の自分の状況に何かしらの違和感があり、
「このままでいいのか」という問いがいつも繰り返される。

明確に肯定/否定して欲しいのだ。
答えが欲しい。このままで、いいのか、悪いのかということを。

今の考えは「答えなんてない」ということだ。
結局、すべては自分次第ではないし
すべては環境のせいではない。

もって生まれたものと、
周囲の環境、運、縁、機会、偶然、意思。
そういうものが渾然一体となった結果が
今なのだ、と思う。

自分に問いかけて立ち止まる、
そういうことを繰り返してきた。

これからは少し変えて、回りを自分のこころのままに
素直に眺め、感じることをしてみたい。
そんな気がする。

本当にすべては自分次第なのか。
答えはわからない。
コメント
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