単純な世界

最近、優柔不断になっている気がする。
とっさの決断ができない。

自分の中で、軸がぶれている気がする。
昔、自分のなかで理解していた世界はもっと単純で、
白か黒か、２極に分けられることのほうが多かった。
今はそういう風に分けられるもののほうが少ない気がしている。

そもそも人間がそういう風にはできていない。
善を行いながら、悪を行い、
悪の中にも善がある。
その複雑さが、人生作り出している。
そんな気がしている。

単純な世界、というものは得てして小さな世界であることが多い。
白と黒の狭間で、ぎりぎりの判断、選択をしていく。
それが本当の人生なのかもしれない。