大学時代に1年間だけつけた日記を読み返した。
びっくりすることに今と今と変わっていない気がした。
特に夏休みは、
「毎日が暇だ、自分は何に向いているのかわからない、
何かの目標に向かっていかないと駄目な気がする。
毎日を無為に過ごしているのではないのか」
などなど。
もう30年も前なのに今考えていることと同じようなことを書いてあり
成長していないことに、悲しくなってくる。
日記に登場する友達は今、どうなっているのかと考える。
一緒に毎日を過ごしていた友達も卒業とともに
それぞれの道へと巣立っていったが、
僕の心は巣立っていったのだろうか。
20代、30代は若さで前だけを向いて進んでいけたが、
40代も終わりに差し掛かり、過去を振り返ることが多くなった気がする。
だけどそれは年齢とは関係なく、ただの性格のせいなのかもしれない。
もう2度取り返せないのに、いろいろと考えてしまう。
あの時こうしていれば、あの時こういう風に言っていれば・・・
振り返るとなんて自分にとって意味のある4年間だったのだろうと思う。
もう日記も捨ててしまおうか。
過去を振り返っても、もう変えられないし、今を生きねば。
僕の大学時代の宿題は終わったのかなぁ。
今、振り返りもしなかった昔のことを読んだり、
考えたりすることで、心が乱れる。
ここ最近、こころが過去に向かっている気がする。
二度と戻らない青春の日々に。
毎日が暇すぎるのかもしれない。
暇があるとろくなことがない。