きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

大瀬

2012-05-13 18:31:13 | 遠くへ~少しだけ非日常
ご縁があり、ここ数年この時期になると声をかけてくださっているO市の社協に今年もお邪魔する。ある講座で話をするのが主たる用件。ただまあ、仕事とは少し違うので、その後はぶらぶらと市内やら郊外やらをジョグするのがいつものことになっている。今年は、ふと思い立って隣のU町まで移動し、そこから川伝いに上って「大瀬」というところまで往復することにする。片道約9キロぐらい。
県下ではそこそこに有名な道の駅「からり」に車を置き、出発。

山道だが、道幅は広く交通量もそこそこある。平成の大合併で、この先の別の郡に属していた町がこの町と合併したが、交通の便すなわち人の行き来やら経済的なつながりやら考えると、ということなんだろう。

のどかである。山道である。

古くからある民家。大きな屋根がある。廊下がある。落ち着く。

大瀬という集落までは何となくあっという間に着いた。ここは建て替えた中学校が結構斬新な校舎だということを聞いたことがある。校舎は道の奥でよく見えなかった。まあいいか帰るかとUターンしようとしたら、道の反対側は思ったよりにぎやかなことに気付く。この道自体は単車で日帰りにツーリングに何度か通ったことはある。でも、時々横に平行して通っているお遍路道の旧道は通ったことがなかったなと思って、旧道に入ってみる。

結構古くからある商店街?がある。大瀬までは人家がぽつぽつしかない山道だったので、お遍路さんが通る道なのは確かだが、何か宿場町だったとか、そんな由来でもあるんかなと思ったりする。
一部は少しばかり整備されている。

U町中心部の町並みほどではないが、いい雰囲気だった。魚屋では、店先で魚を焼いていた。何や参加忘れていたけど、店先で炭を梱包している人もいた。小学校では校庭で幼稚園ぐらいの子どもが遊んでいる。まあその一方で、休憩所みたいなところにはゲーム機かカードかなにやらそんいうのをもって集まる小学生もいたし、山の中の小さな町は、この日もいつもの休日だったようだ。そこで少しうろうろして引き返すことにした。
旧道を走ると、こんな道になった。

旧道を出た。

約2時間後、小旅行を終えて「からり」に戻る。天気はまだいい。

天気がよくて気温がそこそこあるというだけで、疲れを感じていないのが不思議だった。


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