きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

思うだけでは、いかんのだが。

2013-06-30 18:18:12 | 徒然に2010-2013
来週の仕事の関係で、車が必要になり、実家に取りに行く。走っていくつもりはなかったが、昨日までの走行距離が477キロ。3号に会いに行くのにぴったりの距離なので、結局走って行くことにする。
7月の前倒し扱いになるかもしれんが、まあいいかと。

峠までは、キロ7分と少し。これはよく頑張った方。しかし、下りになってから、調子が出ない。疲れてキロ8分近くになる。下っているのに。ちゃんと走らないかん、とは思うが。

もうすぐという頃、クワックワッと聞こえてくるので、どこに鶏がおるんかと思ったら、猿だった。ここ国道。猿を怒らせると怖いので(ウチのヨメさんはその昔、猿山で近づいてきた猿にいいこいいこをして、思いっきり威嚇され、係員がとんできたことがある)、怖々撮影。写ってないが。

ここ国道。車の量は多い。
そして、猿の向こうは川である。どうやってここまで来たんだろう。

路肩は、最近の雨で、どっと草が伸び、アスファルトの隙間からも背の高い雑草が生い茂っている。注意しながら車道に出る。また戻る。

その後、鼬か貂か狸か(要は見ても区別ができない、ということ)が車にはねられているのを見て、少しへこむ。亡骸を誰かが側に避けているのが救いである。
国道まで出てこんでもよかろうにと、思う。
最近、朝は走っていると、犬でもなく野生動物でもなく、猫がはねられているのをよく見る。何で猫なのか、という気もするが。
大概、誰かが路肩に亡骸を移動させている。
儂にそういうことができるだろうかと。かわいそうにと思うだけならだれでもできるが、なあ、と。
そんなんできんのやったら、なーんも考えん方が、まだよいかもしれんと、ぐずくず考える。

何となく、中学校跡を回って行くことにする。校舎はなくなり、家が建ち並ぶ。その側の川沿いを走る。

ここも草が多い。

3号のはかに着く。
今月2回目来週又寄るわ、と後にする。

実家に着く。
腹が減ったらしい。持ち帰るはずのいなり寿司を喰う。5コ。

車は、バッテリーがおかしいらしくしばらく親父がいじっていたが、結局バッテリー交換して解決させる。耳もかなり聞こえなくなっても補聴器はつけんし、いつも手が震えていて肝臓の数値がものすごいことになっていても呑むのは止めない。ADL自体は結構低下しているはずだが、ムスコには何かしてやらにゃいかんという気持ちはあるらしい。おかんも大変だとは思う。

思うだけでは、いかんのやけど、ねえ。

6月が終わった。丁度500キロ。3号に始まり3号で締めた6月だったな。

おばかおおばか

2013-06-29 20:00:01 | 徒然に2010-2013
休日出勤。
「キャリア」は最終の修正ができたが、今日から取り掛かった「ICT」が思ったよりいろいろ勉強し直さなければならない感じで、まだ構成すらできない(ロッテSくん、あれ結構大変やん。なんぼ去年までのプレゼンあるけんゆうても・・・)。
いわば一から造る、構成すら固まってないプレゼンは、8月半ばまでにまだ5つほど造らなければならず、気分は重い。

とりあえず区切りついたところで職場を後にし、スポーツ用品店をハシゴして帰り、コンビニで麦を買ってさて駅でいただき始め、あ撮影と思った瞬間凍り付く。

スマホ職場に忘れてきたらしい。

別に月曜まで置いといてもいいかと思ったが、本当に職場に忘れて来ているのか一抹の不安が残る。何せ昨日の麦が今朝まで頭に残っていて、行きの電車の中に置き忘れた可能性も考えられる。
麦途中で捨て、職場に向かう。不幸中の幸いでチャリ置いていたのでそれこいで行く。

この駅近辺のコンビニで麦を買うとロクなことがないなと思う。

職場に着く。不安大当たり。スマホなんてないぞ。
直ぐに、私鉄の遺失物係に電話するが(携帯はあるので)、ないとの返事。
いや待てよ家に置き忘れたか、それともスポーツ用品店のレジに置き忘れたか、行きのコンビニかと、この辺記憶がぐちゃぐちゃで、どれも確証が持てない。持てないままに、店を回る。

唯一確証があったのは、走っているときは触ってない、ということ(だからといって全然参考にならん情報である)。

大凡2時間探し回り、仕方がないかと諦めて、ああ写真PCに入れてなかったなとか、ロックしてあるから大丈夫だとは思うがカードの情報がとか、いろいろ心配は尽きず、その上、もうブログ閉鎖かな1000日って結構な区切りだなとか、そういうことまで考え、最近のもろもろのごたごたも一時的に忘れるぐらいにへこみ、それでもう力が入らず、さっき麦と一緒にいただく予定だったロングフランクをむしゃむしゃと喰う。
で、ベンチに座り込む。

ん。

ザックに硬いものがある。モノ全部出したのに何でや、と思う。

あ。

あった。
普段使うことがなくて、存在すら忘れていたザックのポケット。
こんなとこ入れるなやもう。

大失敗である。
何がって、さっきフランク食べてしまった。フランク残しておいて、もう1回麦買いに行けばよかった。

一人称単数形

2013-06-28 20:21:57 | 徒然に2010-2013
ホームで慰労しながら考える。

最近の仕事でアイデンティティについて触れる機会があったからか(どんな仕事やねんって、まあ確かにそう)。

幼少時。
たぶん、ボクからぼく、ぼくから僕、という流れはあったか(否多分違うこれ。田舎だったから物心ついた時から、わしって云ってた気がする)。その上で、おれから俺、俺からオレということになる。
で現在。
儂だが、感覚的にはワシに近い。儂が似合うようになりたいとは思っているが。
ちなみに、家では俺、職場では「さいさん(苗字)」を使うことが多い(あれ、違うか?)。わたくし、わたしも使うが(あれ、違うか?)普段使い慣れてないものは定着しない。

ところで。

こういうのは、謙虚さが滲み出ていて好感が持てると思うのですが、どうだろう。

千日回峰行

2013-06-27 22:38:57 | 徒然に2010-2013
四十九日。
確かに落ち着くにはこれぐらいかかる。
七十五日。
確かにこれぐらいで何もなかったかのようになる。
昔の人は時間の流れをうまくとらえているなと感じます。

走り始めて9年が過ぎ。
ブログ立ち上げてから丁度千日になります。
で、浮かんだフレーズがこれだったというだけです。興味ある方は検索してみてください。
他サイトのコピペみたいな文になってしまうので詳細は記しません。ただまあ、一日に歩く距離もさることながら、止めることができないという掟にもただ絶句します。そして。
達成されたお坊さんが穏やかな、と云うよりふつうの顔をしている、ということにただただ驚きます。

千日。
ということは、三木の24時間マラソンから千日余りか。確かにあれはターニングポイントではあったか。それ以降、千日。どう評価すべきか。
走るということを見つめ直す時期なんだろうか、と思います。どうなんだろう。なんとなくそんな気もするのですが、この千日の意味はまだつかめないでいます。

とすればたぶん、走りが足りない、ということなんだろう。と思います。
まだまだ。もっともっと。です。

今日は、朝の散歩の時のワンショットを。

「大きすぎる」タイトルつけてしまい、どう終わらせようかと思案しましたが、やはり終わりません。
まだまだ続く、ということにします。

外回りの自転車

2013-06-26 21:37:03 | 徒然に2010-2013
今週は、外回りの日々。
一昨日と今日は同僚のK君と仕事。お世話になりました。勉強になった。

で、昨日は、午前午後で計4回プレゼン。内1回はその日の朝やった内容の「再放送」だったが、かなり内容が変わっていた。4回話をするのは初めてだなさすがに。2回はあるけど。
今日は雨だったので止めたが、昨日は自転車で移動した。

仕事で出るときは、基本的には交通機関利用だが、近場の場合は、どこに行くにもほぼ走って行き、出先の近くで着替えたりもしていたが、最近さすがにそれはしなくなった。そういう場合、代わりに自転車を利用する機会が増えた。雨さえ降らなければ、充分用が足りる。儂は駅と職場に2台置いている。贅沢なように思えるが、どちらも廃棄寸前で、もったいないから使っているレベルのものである。
空気も抜けやすくなっているが、自転車屋さんや本屋さん等で、無料で提供してくださっている空気入れをその都度拝借して対応している。感謝である。

自転車に乗ると、走っているのと違う筋肉を使うのだなと改めて気付く。脚だけではない。腕、腹筋等々、力が入っていないとこぐのは難しい。
また、風を受けるため、気温が高くても、一枚重ね着する必要があるとか、坂はしんどい(当たり前だ)とか、走っている時には分からないことも感じる。エンジンついてなくても軽車両だから、走っているときよりも緊張する。
競技目的で自転車にそこそこ乗っている人でも、走るとなると勝手が違うらしい。逆もそうなのだろう。筋力が不足していることを思い知らされる。
平泳ぎしかできないから、トライアスロンはあまり考えたことはなかったが、自転車も確かに難しそうだ。スピード出すのが怖いというのは前々から思っていたが、それ以前の問題としてスピード出せるほどにこぐ力がない。

ちなみに儂は今日までの3連戦で終了だが、K君は6連戦らしい。
何が大変って、何より気が抜けない。そして、書類作ったり、他の人に確認したりみたいなごぞごぞする仕事が止まってしまうので結果的に仕事量が増える。

思い出した。今日、プレゼンまた2つ作ることになる。作っても作っても終わらんわけだ。
自転車操業ってこういうことをいうのかな。違うか。

体に悪いコト。

2013-06-23 10:43:52 | 徒然に2010-2013
例えば、である。たとえば。

夜寝ないで走るずっと。
その後、夜の色が薄くなっていくのを見ながら呑む。

いや別にしたいとか、したとか、したけど…とか、ではなく、いかんなあ、ということですあくまでも。


典型的な梅雨時の通勤嵐

2013-06-20 22:00:00 | 徒然に2010-2013
梅雨に入って雨が降らない日が続いていたが、今日、恐らく初めての雨中通勤ラン。
久々に水が道路上をわんさか流れていて、結構な降水量だったことが伺えた。
特に城北辺り。この辺はいつも雨量が多い気がするのだが。

そして、職場に着く。

夏の雨は、速乾性のウェアをうまく選べば乾くのも早いし、濡れても風邪の心配が少ないから楽ではあるが、雨に濡れた服は臭う。
一枚余分に着替えを持って来なかったのは反省である。後、臭い対策のスプレーも早いとこ買わんといかんなあ。

注射の話

2013-06-19 18:00:00 | 徒然に2010-2013
小さい頃、体が弱くて風邪引いてしょっちゅう病院行ってしょっちゅう注射を打たれていたものだからか、はてまた人間というものは元々そういうものだからなのか、注射は大の苦手である。病院自体、今は1年から3年に1回行くか行かないかぐらいになったが(それでも去年帯状疱疹で行ったなあ)、注射打つこと自体最近は少ないみたいで。

で、先日のこと。ばたばたしていて忘れていた薬をもらうのと注射を打ってもらいに病院に行く。
犬の話です。

病院の前に着く。ウチからこの病院に着くまでに2軒動物病院があるが、ここができてからここに世話になっている。以前は6キロ離れた某病院だったが、事情があってもうかれこれ行っていない。

まだ受付開始前だが、1号と2号はびびっている。4号は中に入りたがる。学習できんのう、と思う。
動物看護士だか動物介護士だか、どういう資格で働いておられるのかよく分からんが、どの動物病院も、受付の方は本当に愛想がいい(医者がどうとかではないです本当に)。こちらの病院の受付の方は、名前まで覚えていて下さってびっくり。

一番に診察室に入れてもらう。まずは4号から。針を刺した瞬間、こいつだけ表情が変わった。なにすんねんって感じで。
1号2号は、表情変えず。落ち着いたもんである。
注射の間も、4号の「発作」や咳のこと、避妊手術のことだけでなく、2号のくびれのなさはどうなんだとか、健康関係の問診があれやこれやと行われる。1号トシの割に毛艶いいらしい。

採血もつつがなく終了し、退散することに。

待合室は犬猫がわんさかいた。4号は、がうがうってなるのでヨメさんが抱き、1号2号はリードを引く。1号は犬嫌いなのでささっと問題なく待合室を抜けるが、2号がびびって座り込む。座り込んだ姿勢のままでずるずると引きずって外へ。

3匹でフィラリアの薬込みで、一匹あたり0が4つ(安くはならん)。ちなみに先日美容院に行ったときは3匹で0が4つ(これは安くしてもらっている)。

これは、美容院に行った日の写真。
出費は痛いが、まあ、特に問題なく(後で1号の頭の「おでき」診てもらえばよかったと気付くが・・・)すんでよかった、ということ。
注射はまた特に痛いのう、って。でもな、大事なことなんよって。

ちなみに昨日更新する予定で、予約投稿していたが、更新できてなかった。あらら。

ひさびさにようけようじをした

2013-06-16 20:48:41 | 徒然に2010-2013
ようじは用事。

昔、このことばの意味が分からず、おかんが「ようじにいってこうわい」って言ってた時、ようじってどのあたりの場所のことやろと、ずっと不思議に思っていた記憶がある。意味が分かったのは小学生になってからぐらいではなかったか。

先週だって米取りに実家に行ってたぐらいだから、休みといえば走って呑んでばかりではない(とはいえ、ばかりではない、という程度のことで決してほめられたもんではない)。とはいえ、一日中ごぞこぞ用事があったんは久々だと思う。

朝から、犬たちと一緒にゴミを出しに行き、病院に行き、家の周りの草を刈り、自転車のパンクを直し、ヨメさんと買い物に行き、という感じで、そこそこ用事ができた。

草刈りは2ヶ月ぶりだがそれでも3時間かかり、パンクも後輪でしかもチューブ交換が必要になったので近所のホームセンターに行ったりして時間をとった。買い物は近所のスーパーだが、家がごたごたしていた(今も現在進行形ではあるが、最近少し余裕ができたのは確か)ので、一緒に出るのは久々だった。で、電器屋さんでヨメさん希望のHDDレコーダーを購入したりして、ゆっくり買い物。

5時半過ぎて、ようやく走りに出る。久々に川の方へ。
昨日は少し降ったようだが、川にはその跡は見えなかった。

元々水量が少ない川だが、写真を改めて見るとホントに川か?という感じ。19年前、結婚したその年が結構な水不足だったか。そのことを思い出した。
まだたんぼも元気だし水路にも水は流れているが。

日曜日だが、父の日ということもあり、有り難くいただく。

カレーようけ喰い過ぎたか。

トンネル

2013-06-15 17:25:03 | 徒然に2010-2013
休日出勤。
プレゼン何とか目処がついた感じ。

7時間よく頑張った。
プレゼン作る時は、途中で別のことができん。兎に角没頭せんと。
今日は、途中で行き詰まって、どうしようかとしばらく逡巡した後、結論部から作っていった。
で、作っていくうちに、途中まで作っていたところが見えて、なんとなく上手く繋がった。
時間掛けたなりの結果が出てよかったなあ。
予定を大幅に過ぎて夕方近くになったが、少し寄り道をすることに。
札所のそばを通って、小高い山を越え、さらに港の方へ。ペースは、全くあがらん。
で、トンネルへ。

逆から来るん初めてかなそういやあトンネルも両側から掘るしなあと、そんなことを思いつつ、えっちらおっちら進む。
トンネルの向こうは、港。

郊外線の駅までさらに走る。雨上がり。漁港の辺り、涼しかったり蒸し暑さが残っていたり。

味のある品揃えの駅の売店で、麦を買う。

墓参りに島に行く時に利用する港に向かう。港は駅のすぐ近くである。

島は霧に隠れて見えない(これはまた後日)。でも、顔を出したり隠れたり、目まぐるしく景色が変わっている。

駅に戻り、電車に乗る。補習やら部活やらの高校生が、駅に止まる度にごそっと乗り込んで来る。

がんばろ、と思う。

ネクタイの日

2013-06-14 22:04:37 | 徒然に2010-2013
たまには、こういう日もあります。
よく働きましたな。
訪れたO市は、日差しがもう夏真っ盛りでした。

じりじりとさすようなあつさ。

でも、たぶん、嫌いではないんだろうな。昔は暑いの苦手だったのに不思議です。

今日は、2キロしか走ってないが、まあ十分値するかということで。

外に出るのは大変で仕事もなかなかはかどらなかったりしますが、それなりに得るものもあるかなと、そういうことを再認識した次第。

もう一つ。
行き帰りは職場のOさんの車に同乗させていただいた。ありがとう。運転席のOさんと助手席の儂とでああだこうだと手話でバリバリ会話しながら、というのは、かなり面白かった。運転しているOさんは大変だったかもしれないが。手話を見ながら、普通に運転していた。聞こえる人にはこの感覚分かりにくいかもしれんなあ。

家に帰っても、ネクタイ締めたまま呑んでいたりします。お仕事モードに浸りたいのかもしれません。

またこうたんか

2013-06-12 22:35:19 | 徒然に2010-2013
ミズノの靴。展示品処分とのことで。何年もんか分からんぐらいに古いが、意外に綺麗だったりする。

1 ミズノ ウエーブインスパイア6

ちなみに、今のが9らしい(?)。
送料合わせて66%OFFになった。

2 ミズノ ウエーブネクサス4

まさかまだ残っていたとは、のネクサス。
但し、今回はワイドモデルで、25.5を購入。
送料合わせて55%OFF。

ゲルクイック33は、一週間で引退。まだ履けるかもしれないがせいぜい3日ぐらいか。コスパも悪いし早すぎるが、脚も痛くなったし(調子に乗って練習したからか。これは別に綴ります)普段靴にすることに。

結果、なかなか貯金ができん。

タイトルは「買ったんか」の意。

瞑想迷走讃岐街道

2013-06-11 22:00:00 | 遠くへ~少しだけ非日常
先月のこと。

3号のおはかまいりに行く。
身辺なかなか落ち着かなくてどうしたもんかねえと3号にお願いとも愚痴ともつかず語る。
それでも何とか生活しているからいいのかなまた来るわとおはかを後にする。

この日は、先月も試みた「ぐるっと高縄半島大回りして職場へ行く」ルートを予定していたので、行きに路線バスでお墓に来ていたが、気分が乗らずあっさり止め。
こういう時は何も考えない道を走るに限ると、バスで来た国道を帰ろうとすると、1キロぐらいでトイレに行きたくなり、これも先月同様にコンビニまで引き返す羽目になる。

で出発も遅れたので、何となく休日出勤を止めにして、だらだらと走って時間つぶしながら帰ることにする。

現在のT市とS市を結ぶ主要道は、相変わらず国道と高速しかない。高速がなかった頃は、ゴールデンウイークになると、峠辺りで10キロかそれ以上の渋滞になることがよくあった。ウチの家の前まで車の列が続いていたからそんなもんだと思う。
国道周辺に細々とある県道とかその他の道は、昔の街道が途切れ途切れに残っているようではあるが、本当につながっているのかいけるのかよく分からない(以前記した「マドノトウゲ:窓峠」は、唯一知っている道だが、ここも台風の後などよく通行止めになる)。

そんなことを思いながら、まあ行けるところまでいってみるか行き止まりになって引き返すことになっても今日はそんなに急ぐ用事はないし、と頭の中の地図を辿りながら県道を行き始める。

この辺りは何年か前に通った。

空は青い。何年か前は、この左手から国道に出たが、この日は行けるところまで山道を行くことにする。

上り道。この後ひっきりなしに上って下りてが続く。まだこの辺は道も広いし車もよく通る。

一つめの「峠」の辺り。牛か蛙か忘れたが見事な天然石。

この後、かなり上った気がする。道には動物の糞。何だろう猪だろうか鹿だろうか。

二つめか三つ目の「峠」を過ぎると林道への分岐。さすがに行くのは止めたが興味はある。

急勾配を下ると、集落が見えた。まだS市である。

ここで微妙な分岐。左は川の方へ右は山の方へ。とりあえず右に行く。

またまた上る。遠くに高速が見える。

と思ったら、傍に出た。

自然の中に人工物があるのはそんなに嫌いではないんだろうなたぶん。こういう画をよく撮っているから。

後ろを振り返れば、結構な山里の雰囲気。

また上る。今度は高いところから見下ろす。

道が細くなる。何となく「峠」の雰囲気がする、と思ったらその通りだった。

また下り、高速の下へ。道が細くなる。

分岐。恐らく左手は国道に出るはずだが、どの辺になるのか見当が付かない。右手に進む。

道は細い。軽自動車でぎりぎりじゃなかろうか。

再び高速の下をくぐる。
細い道の先、民家が見えた。入り口にチェーンがかけてある。人は住んでいるのだろうか。作業場みたいにはしてあるようだが。

民家の傍に分岐。これは親切。何とかなりそう。

また上る。突然、山がなくなる。高い。広い。

ぼうとなる。ひたすらぼうとなる。何故か涙腺が緩む。

あかんなあ。

ぼうとしたまま、高原を後にして走る。峠を越えた。

しばらく走ってようやく民家が見えた。石灯籠は街道の証だろうか。

下りてからも長い長い。この辺では猟銃持ったおっちゃんと猟犬を何回か見た。危なかったか。

高速は相変わらず近い。

そして、県道と街道の分岐。
この辺はバスが来ている。時間を見たら、一日に4本。10分前に出た後だった。まあいいかと先に進む。

道が広い。ほっとする。

山羊がいた。

程なくして国道に出た。繋がってましたね。それが確認できて満足。途中、高原っぽい、ちょっと異次元のような場所にも出会えたし。

でここからは、もう少し前、四月の半ばに二日酔いの頭でちょこっと走った道。ここに続く街道筋。

さっきの国道の傍の碑の近くは、こういう感じになっている。よく見れば圧巻。普段はあまり感じないが。

街道は国道の傍にある。続いていたり切れていたり。でも寺や神社は格式がある風で、やはり昔ながらの道なのかという気になる。

昔の郵便局跡。

この辺は碑が割合あちこちに残っている。

でこの辺りからまたこの街道がどこに行っているのか分からなくなっている訳で。
また、時間を気にしなくてもいいときに機会があれば、と思っている。
ちなみに、距離は25キロもないぐらい。冒険したと思ったのに距離はそうでもない。
まあ、引き返さなくて済んでよかった。

青い空を見て、ぼうっとなって、何やってるんだと思いながら先に進む。
昔の旅人は、同じ青を見て何を思っていたのだろうと、写真を見て改めて思う。

ザックの近況

2013-06-10 21:30:36 | 装備の話
サッカーの話ではありません。すんません。

約1年使ったナイキのバックパック。先日ファスナーが壊れ、後数回で引退になる見込み(だったが、この下書きを書いてから1ヶ月経つのにまだ使っています)。揺れが少なくて軽くて走りやすいバックパックだったと思う。これまでのバックパックは、9ヶ月から10ヶ月でだいたい臭いが出てきて終了にすることが多かったが、これは最近までそういうのもあまり感じなかったし(最近気になっていたところでファスナー故障なのでうまくできているといえばできている)。
で、代わりのは3年ぐらい前に安売りの時に買い置きしていたドイターのスピードライト20があるので、特に問題はないが、これから夏(というより今は梅雨)ということで、おろすのをいつにするかと少々悩んでいるのが正直なところ。夏におろすと臭いに負けるのが早くなるので、ねえ。

で、昨夏からはマウンテンスミスの大容量のヒップバッグも時々使ってたが、これが結構重い。今年は使用頻度をもう少し増やすかということで、不要なパーツを切って捨てることに。減量化ってやつ。
ショルダーのベルトと中に入っていたウレタン(?)様のパッドを取り外す。もちろんじょきじょき布地やベルトを切ってである。写真撮影後、サイドのドリンクホルダーも切って捨てたので、ようやく150グラムぐらい軽くなる。ウレタンを外したことで、よりずれずに腰に固定できるようにもなった気がする。元々いいモノなのだが、約800グラム近くあって、バックパックより重かったため使おうという気にならなかったのが難点だったから、これでそこそこ使えるかもと期待している。もともと腰に密着させやすい構造をしているので、この点は、かなり優れているから。

ヒップバッグに重いものが入っていると、重いということに加え、バッグがぶんぶん動くことで余計な疲労の原因になる。当然走りには影響するわけで。腰とか傷めそうだし、やはり長距離走るのにいいのはバックパック。でもまあ、担ぎたくないときもあるしヒップバッグは捨てがたいのも事実。バッグは、案外靴の次ぐらいにこだわっている部分かもしれません。

以上、近況でした。
サッカーの話ではありません。失礼しました。