シュルイのブログ「エコ魂」

スケールの大きい小心者のこの私。地球の未来を憂いて早四半世紀。地域活性と持続可能な社会を目指す日々を綴ります。

#GoToキャンペーンを中止して下さい

2020年07月15日 | 健康
もう本当に安倍政権はいい加減にして欲しい。
経済を活性化させる重要さも必要性も、国民は皆わかっている。
しかし今それを1兆7千億円を投じてやる?
東京だけではなく、全国的にじわじわと感染者が増え
第2波が来ているとみんなが困惑しているこの時期に。

大雨で日本のあちこちに大きな被害が出ているこの時期に。
今の政権・・というか大きなプロジェクトというものは、得てしてそうなのかもしれないが
走り出したら止まらない、引っ込みがつかない、だから強行するという事があまりにも多過ぎる。

旅行なんて、コロナが落ち着いて安心できれば
放っておいたって多くの人が出かけるのに。
わざわざ税金を投じて時期尚早に大々的なキャンペーンを決定したのは
政治家と業界の癒着が大きな理由だと言われている。
自民党の二階幹事長が、全国旅行業協会の会長なのである。
とにかく経済に重きを置きたがる日本の政治家にはうんざりする。

コロナが日本に広まって4ヶ月ほど。
すぐには収まらないことなどは始めから覚悟していたし
気を付けても感染してしまう人がいるのも仕方のない事だ。
しかし、収束させるために本気で取り組んでいるのか、疑問に思う。

感染者を多く出しているホストクラブなどに自粛を求めても応じられないのであれば、
実際に店に行って、席が近ければ間隔を離すとか、従業員全員にマスクを着けさせるとか
サーキュレーターを設置して決まった時間毎に換気をさせるとか
安全な方法を具体的に示し、安全でない部分は徹底的に排除して初めて営業許可を出す、くらいやったらどうかと思う。
いくらPCR検査をしても、感染するような行為をやめさせなければ
同じ事の繰り返しで、いつまで経っても拡大は防げないのではないか?

感染経路を言いたがらない(本当にわからない場合ももちろんあるだろうが)とか
陽性で自宅待機だった人に連絡が付かないという問題も
もう少し強制力をもって臨めないものか?
封じ込めに成功した台湾では、感染した人を批難するのではなく(最初からではないかもしれないが)
「あなたが感染した事をちゃんと報告してくれたおかげで、
知らずに拡大させることを防げました、ありがとう」と称えたそうである。
陽性となった人に、協力を促す方法を考えなくては。

トイレットペーパーが無くなった時は
「おしりはひとつなんだから、買い占めなくても足りますよ」とユーモアを交えて呼び掛けたとか。

とにかく問題が起きたら、ひとつひとつクリアする課題として取り組み
更に事態の悪化に備えるべきである。
星野リゾートの社長が、せっかく「マイクロツーリズム」という
近場の旅行から始めましょうというやり方を提唱してくれたのに
そういう素晴らしいアイディアを活かさんかい。

気を付けましょうなどという漠然とした注意喚起や
あれをするな、これはダメだとネガティブな事ばかり言うのではなく
積極的に取り組みやすい対策を知らせてくれたり
前向きになれる言葉に言い換えるなど
みんながちょっとでも安心できる工夫が必要だよね。

頭を柔らかくして工夫することと、
今進めているやり方ではダメだな、と思ったら勇気を持って軌道修正する柔軟性。
この二つの柔らかさが求められているのだーーー。

ところで「中止」でいつも思い出すのは
青島幸男が東京都知事選に出たとき、当選したら「世界都市博を中止します」と
公約を掲げていて、本当に中止になった、という事。
やろうと思えば出来るんだな。いや、やってないけど。


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