週刊碁ブログ

編集・整理班が紙面にはできない小ネタを語ります。読んでも、たぶん強くはなりません。

大熱戦の名人戦

2011-09-18 00:00:00 | 整理・小瀬村(神奈川/蟹座/卒業生)
現在、印刷所から市ヶ谷に戻って土曜日の15時45分です。

(更新はご覧のタイムスタンプになります)

軽く食事をとって、さあ帰えろうとしているところですが、
私のとなりでは後輩くんが、電子書籍で配信するデータの
検品を一生懸命行っているところです。

棋譜のデータは、まず盤側の記録係の棋士が手書きで用紙に
記入いたします。よくテレビ棋戦でも見かける光景ですね。
これを終局後に日本棋院の当該部署でパソコンに入力。
手書きの棋譜も人の手によるものなので校正が欠かせません。

(「早送り劇場」のネタ探しで昔の棋譜データを見ていたら、
うん十年前のものに間違えを見つけたことが)

本紙は楽しく囲碁を楽しんで棋力もアップという目標で
紙面構成を行っている(つもり)ですが、やはり棋譜が命。
アマ面では成績の名前の誤植(死語ですね)に目を光らせ、
棋譜の欄外(コウ取る、とか)に目を光らせ、棋譜にも目を
光らせています。大げさですね(笑)。

(昔、大先輩の編集が校正で棋譜を並べていて、あまりに
意外な手に遭遇し棋譜の入力ミスを疑ったことがありました。
その時は〝意外な手〟で正解でした)

当たり前といえば当たり前。どの会社のどのお仕事にも存在する
過程です。カテイといえば、家庭でも洗濯機に衣類を放り込んで
スタートボタンを押し忘れたり、洗剤入れ忘れたり………。

脱線いたしました。

後輩くん、作業が終わりました。「幽玄の間」で碁を打っている
模様です。その後で某編集Uと碁を打つ約束もしておりました。

編集室の〝幕の内側〟をチラリとご覧いただき今週はこれにて。

あ、……これではタイトルの名人戦に触れていませんね。いけね。
…正直、紙面に全力を尽くしましたので、ブログで語れることは
ありません(なんて)。ぜひぜひ紙面を手に取ってくださいませ。

(確信犯的な展開ですね………。ははは)

9月19日発売(26日号)のラインナップです。

1、2、3面 名人戦七番勝負第2局

4、5面 棋戦ワイド

7面 棋戦ワイド&ネットワーク・竜星戦

8、9面 これぞプロ!・棋士の本棚(青葉かおり四段)

10面 実況!市ヶ谷囲碁教室・なんでもコーナー

11面 日中精鋭対抗戦・ヨセワン

13面 認定

15面 NHK杯・1分の詰碁

16面 ベスポジを探せ・サマープレゼント解答&当選者

17面 アマ

18面 アマの碁いちばん・碁の句春夏秋冬

20面 新初段シリーズ(本木克弥初段―高尾紳路九段)


これぞプロ! 選評・石田章九段

1譜 河野貴至八段(東京都)―望月研一七段(東京都)

2譜 楊嘉栄八段(台湾)―大橋拓文五段(東京都)

3譜 泉谷英雄八段(東京都)―首藤瞬七段(東京都)

4譜 杉本明七段(神奈川県)―安斎伸彰六段(埼玉県)
コメント
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