週刊碁ブログ

編集・整理班が紙面にはできない小ネタを語ります。読んでも、たぶん強くはなりません。

鈴木歩六段の大きな一歩

2011-02-05 16:11:26 | 整理・小瀬村(神奈川/蟹座/卒業生)
今週は〝初〟が飛び出しました(実はすでに、なんですが)。

鈴木歩六段が、関西棋院の高原周二九段を破り、
棋聖戦最終予選の決勝へ進出しました。

棋聖、名人、本因坊のリーグに女性が入ったことは
ありません。
五番勝負、三番勝負の棋戦では何人か本戦入りを果たしています。
十段戦の本戦(復活戦)で小林泉美六段がお父様の光一九段と
対戦したのは記憶に新しいところです。

リーグは〝黄金の椅子〟と新聞観戦記などに書かれていますが、
当然ながらプロのひとつの目標地点。

いわゆる三大棋戦では、いままでは矢代久美子五段が2003年に
棋聖戦で最終予選入りしたのが最高のようです。
(1回戦で高木祥一九段に敗退)

冒頭の「実は」とは、最終予選で1勝の時点(VS.宮沢吾朗九段)
で〝初〟の地点に来ています。

編集室ではもちろん騒いでいましたが、記事の掲載は
今週が〝初〟だったりします。

ちなみに、つぎは河野臨九段との予選決勝です。
対局日は未定です。
コメント
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