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福谷章子のまちづくり

さまざまな役割を持ちながら暮らす中で、日々出会い触れ合う人々、街、文化、自然、出来事についてつづります。

癒しの灯りを作ってみました

2014年10月28日 | アート・文化
千葉東病院で昨年から開催しているあかり展
長期入院の患者さんに楽しみをと、病院のスタッフにより企画された素敵な展示でした。
その灯りを自作したくて、昨年のあかり展を主宰した太田陽貴さんに来ていただきました。

ワイヤーをハンダ付けした骨組みに和紙を貼って完成。
初めてなので、できるだけ簡単なものというオーダーで木の葉にしました。
黙々と指先に神経を集中させ、無心になる。
そして完成した作品。

同じ材料を使っているのに、形は全て違います。
わたしのはこれ。

先日散歩した遊歩道のオレンジの葉を再現して見ました。
ジーッと見ていると、ウルトラマンに見えたりしない?
いずれにしても、芸術の秋です( ̄^ ̄)ゞ

ちばサンドアート2014

2014年09月15日 | アート・文化

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 三連休初日

 ジリジリと暑い陽射しを受けながら、稲毛海浜公園を散策しました。

昨年は天候不順でイベントが中止となった千葉市のサンドアートですが、今年は盛況でした。
保坂俊彦さんの作品「アンドロメダ~騎士(ナイト)は美女を救えるか~」を中心に、大学生、高校生、そして自由参加のミニ作品がずらりと並んでいました。

 

 
Img_35861 隣接の広場では、踊りの披露や自由に遊びまわる家族連れが、まったりと過ごしています。
近くの浜では、幼い子どもたちが波打ち際で遊んでいます。

   
この、千葉市の人口海浜一体に整備された公園や散策路や公共施設は、しみじみと、恵まれた環境だと思います。

そして、これらの場を大勢の市民が楽しめるようにするには、
企画する人、運営する人、伝播する人、演者(プロと市民)、見て楽しむ人、お手伝いする人
などのキャストが必要なんだろうなあと感じます。
それにしても、私は一人ででかけてしまったので、少々寂しい思いを抱きながら過ごしました(^^)

 

 砂像は、23日まで展示しているそうです。

http://www.f-cp.jp/info/kouen.php?serial=1596

 

 なお、昨年の砂像製作中も含めたブログの記事はこちら2件です。http://blog.goo.ne.jp/shoukosan_001/d/20130911

http://blog.goo.ne.jp/shoukosan_001/d/20130915


掘り出し物

2013年11月01日 | アート・文化

Img_68391 今日から11月。

今年も残すところ2か月となりました。

延長されていたクールビズもようやく終了。

本格的な冬ものも、まだ引っぱり出していませんが、寒さ対策最重要課題です。

午後5時にはすっかり暗くなり、活動できる時間が短くなって、1年の締めくくりに向けて気持ちも慌ただしくなってきました。

 

 そんな中、研修会に出かける前にふと立ち寄った神保町の古本まつりで、茶懐石の本を見つけました。

 

 Img_68401辻嘉一さんが、自らの手による懐石料理を名品の器に盛り、丁寧に解説されたものです。

    
 毎月の茶事と懐石料理のメニュー、一品一品の作り方、旬の食材、菓子のこと、そして器へのこだわりなどについて書かれています。

 

 写真や手書きの挿絵もたっぷり使われていて親しみやすく亜、さらに、古い書物の香りがして、日常の喧騒から切り離された落ち着いた空気に包まれます。

 

 

  お茶の世界では11月は炉開きです。

Img_68421畳の上にしつらえてあった風炉と釜を片づけ、畳を切って炉をひらくという、茶人にとっては、お正月と同じくらい大切な茶事なのだそうです。

 

 この本も、11月に始まり、10月でしめられています。

   
 茶道は、番茶も出花の頃に少々お稽古をした程度ですが、眺めているだけで幸せなこんな本に出会い、秋の夜長の楽しみが増えました。

 


ジョルジュ・ルオー展 千葉市美術館

2013年10月02日 | アート・文化

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 10月になり、さすがにぐんと秋めいて肌寒くなりましたが、芸術の秋はこれからです。

10月1日から千葉市美術館で、ジョルジュ・ルオー展が始まっています。

ジョルジュ・ルオーは日本人に人気がある画家だそうで、各地に彼の絵が点在していますが、千葉県で一堂に集めて開催されるのは、今回が初めてなのだそうです。

初日の昨夜(10月1日)は、千葉市美術館11階でレセプションがあり、参加しました。

 

 今回の展覧会にあたっては、出光美術館、パナソニック汐留ミュージアム、清春白樺美術館、富山県立近代美術館の力を借りて、ルオーの名品が千葉市美術館に揃いました。
さらに、パナソニック汐留ミュージアムとは相互割引で連携をしています。

http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/13/130907/

 
 千葉市美術館のルオーを堪能して、汐留ミュージアムでルオーの師であるモローを観賞する。
こういった官民連携は珍しいとのことです。

 

 開催期間は10月1日から11月17日までです。

http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2013/1001/1001.html

 

 なお、7階では「現代美術と祈り」を同時開催しています。
ここでは、千葉市美術館のコレクションである宮島達男のインスタレーション、松尾藤代と村上友晴の絵画が観賞できます。
議会が終わったら、時間を作って千葉市美術館とパナソニック汐留ミュージアムの梯子をしたいと思います。

ちなみに出光美術館は、ただいま仙厓と禅の世界を開催中、和の催しです。

http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/exhibition/present/index.html

 

 


完成した砂像

2013年09月15日 | アート・文化

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 途中経過を報告したことから、結果がどうなったのか気になりました。

サンドアートの件です。

台風が近づいていることで全てのイベントが中止になっていることは知っていましたが、砂像を見に行きました。

完成品は迫力があります。

ちらほらと、見学する人がいました。

 

 ついでに、民間航空記念館と稲毛記念館も見学しました。

恥ずかしながら、初めてです。

民間航空記念館では、稲毛の干潟が民間航空の練習場であり、発祥の地であることを知りました。

小さな記念館ですが、民間飛行機の変遷がわかります。

 

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 その向かい側にある
稲毛記念館は、海辺の小さな町だった千葉市が、埋め立てにより広大な市域となった経緯や、埋め立てられる前の海辺の様子などの記録が残されています。

千葉市の海が都心へと変化していく歴史的な写真の展示館で、1階が展示スペース、2階が貸会議室、最上階はホールと展望室になっています。

 

 展望室からは、千葉市内の三方向が一望できます。

日本庭園も隣接しています。

同じエリアには野外音楽堂もあります。

 

 
Img_61021 こういった施設は、もっと市民に活用されるといいのになあ、と思います。

稲毛記念館は、コスプレの撮影場所として人気があると聞いていましたが、今日も、前回通りすぎた時にも、写真撮影が行われていました。

 

 海、広場、公園、滝、そしてちょっとした施設が稲毛海浜公園にはあります。

小さな子ども連れには、うってつけの場所ではないかと思います。

500mほど南に歩くと、三陽メディアフラワーミュージアム(花の美術館)があります。

http://cga.or.jp/flower/

逆に、500メートルほど北に歩くと、ヨットハーバーがあります。

http://chibacity.spo-sin.or.jp/shisetu/yacht-top.html

 

 そして、この海岸線はQVCマリンフィールドまでつながり、まさに東京湾の大シーサイドリゾートなのですが、そう思わせないところが千葉市のすごいところというか、市民が無欲というか・・・(^_^;)

海辺のまちづくりもがんばらなくちゃ。