福谷章子のまちづくり

さまざまな役割を持ちながら暮らす中で、日々出会い触れ合う人々、街、文化、自然、出来事についてつづります。

まちカフェライブ2018説明会開催しました!

2018年09月16日 | まちカフェライブ


今年で8回目となるまちカフェライブですが、9月8日に出演者、ボランティア、実行委員が一堂に会して説明会を開催しました。
まちカフェライブの始まりから今日まで大切にしてきた事、ステージを作るのはプロではなく住民有志であり、アーティストやボランティア、そして行政の協力で一つ一つの場を作っていること、そして今年のイベントを終えた後も再会を楽しみにしている事を伝えました。


プログラムやポスター、サポーターズカードも完成してあとは10月14日を待つばかりです。
それまでに、1人でも多くの方にこのイベントのことを知っていただき、会場となる店舗と出演者との調整をし、そしてサポーターズカードを一枚でも多く売り上げる。
それが成功へのミッションです。

サポーターズカードを購入できるのは、次の13箇所です。
どうかが購入いただき、秋の1日をお楽しみください。
・鎌取コミュニティセンター
・カジュアルレストランNADAN
・ヤマハミュージックユニスタイル鎌取店
・HondaCars千葉鎌取店
・ヴィーノデュエ
・Patty
・Chou Chouchocolat
・カフェシェモア
・古民家カフェ蔵の家
・cafe&galerieNAJA
・そら
・よこやま美術館
・はっぴいべっせる


過ぎても心配ですね 台風一過

2018年09月05日 | 地域福祉


台風21号は大きな被害を残して熱帯低気圧となり、日本列島をなぞるようにして去っていきました。
各地の被害状況が気になり、心配です。

千葉市内も明け方にかけて強い風が吹きましたが間もなくおさまり、今日は秋らしい空になりました。

すいようカフェの日でしたが、私は仕事で『指導監査ガイドラインに基づく理事会・評議員会の運営実務』という研修を受けに都内に行っていました。

運営実務なので理事会の招集手続きとか、議事録に何を残すべきかとか、ガイドラインの解釈の仕方など、具体的なハウツーに関する講義が主です。
意思決定手続きについては右に出る者が無いほど完璧に仕事をしていた千葉市の議会事務局のことを講義中に思い出していました。

一般論としてのガバナンスに関するお話しは面白く、いろいろと思うところがありました。
ガバナンスとは一言で説明するには難しい言葉ですが、要するに意思決定者(個人単位でも組織単位でも)が違法行為に走らぬよう組織内部でくい止めること。
ルールの運用を柔軟にすれば動きやすいがガバナンスは弱まる、という講師の言葉は身近な活動にもあてはまることだ・・・と、職務を離れて思ったりしました。

ガバナンスを強化したうえで組織の自主性・自立性を発揮していけるのが理想で、そのためのノウハウを今日はしっかり学びました。

ところで、不在だったすいようカフェは今日もにぎやかだったようです。
お花もランチも素敵な写真を送っていただきました。
   

どんなことが話題になったのかな?
台風一過で歩いてこられるかどうか心配していましたが集うことができてほっとしています。


子どもの居場所は人づくりから

2018年09月02日 | 居場所づくり


千葉市では、子どもの居場所サポーターが活動をしています。

子どもの居場所サポーターとは、こどもカフェやプレーパークといった子どもの居場所でボランティアとして活動する大人のことです。(千葉市のホームページより)

数年前からその子どもの居場所サポーターに向けて研修の場を設けていますが、今年からさらにステップアップ講座としてSOS支援員の養成講座が始まりました。

千葉市のホームページでは次のように告知されていました。
【子どもの居場所サポーター養成講座、子どもSOS支援員養成講座】
 植草学園短期大学と千葉市との共催講座。
「子どもが信頼できる大人」、「子どもに信頼される大人」として、子どもの居場所や遊びの現場で活躍する人材育成を目指します。
30年度は「子どもSOS支援員養成講座」を新規開講し、更にレベルアップを図ります。
30年度開講講座(予定)
8月5日(日曜日)「子どもの居場所サポーター講座」※本年度は終了しました。
8月19日(日曜日)「子どもSOS支援員養成講座」(ケーススタディー)
9月2日(日曜日)「子どもSOS支援員養成講座」(フィールドワーク・講演)

私は、このうちのSOS支援員養成講座2回を受講しました。
8月19日は、植草学園千葉駅保育園の教室で子どもたちの姿を感じながら。
9月2日は、きぼーるの中央保健福祉センター内にて。

プログラムはとても面白く、
8月19日は
・子どもSOS支援の仕組み創出のアイディアを吉永真理先生からうかがい、
・対人関係能力と自尊感情の育成のために学習プログラムについて、実践を始められた元おゆみ野南中学校の平江正実校長先生と吉永先生に対談形式でお話しを聞きました。
午後は、
・子どもたちがSOSを出しにくい社会状況について田村光子先生のお話、
・高校生の中途退学者の課題とソーシャルスキルトレーニングについて、小栗貴弘先生のお話を伺いました。
  

9月2日は
・チャイルドラインの宇野京子さんと中村幸恵さんに、電話相談から見えてくる今日的な子どもたちの状況をうかがい、子どもの声の聴き方のロールプレイをし、
午後は、
・弁護士の藤谷護人さんから子どもに関する法制度の変遷と、包括的な制度づくりについてのアイディアをたくさん伺いました。
  

児童虐待の通告件数が増えている中、児童相談所の職員などを増やし、介入する権限を強化して子どもたちを守っていこうという流れが出来て行くのは心強い事です。
それは、国がしっかりやらねばならないことです。

しかし、それだけでは子どもたちは守れないし救えない。
子どもの人権を守って子どもの利益を最優先に考えられる人を増やし、プロよりも詳しいことを知っていていざという時は抱え込まないで関係機関につなぐ権限を行使できるボランティアが必要です。

また、点在する子どもの居場所にそういったボランティアの相談機能も備わっていると安心して一人一人が子どもたちと向き合えます。

本日の講義の中で、「大人の話は正論だからそれに対して自分たちは何も言えない」という子どもの声があると聞きました。
そんな風に子どもたちに思わせない信頼できる大人を増やす。
そんな人材育成の取り組みを千葉市には頑張ってやって欲しいですし、私自身もどこかで関わり続けて行きたいと改めて思ったのは、今回の受講の成果です。


準備が佳境!まちカフェライブ2018

2018年08月30日 | まちカフェライブ


10月14日に開催する、今年で8回目となるまちカフェライブ。
その広報について昨夜は遅くまで作戦会議をし、今日は緑区役所に出向きました。
 

今年のまちカフェライブは17会場29アーティストで、あすみが丘地域も加わって賑やかになります。
思えば初年度のまちカフェライブは5会場5アーティストで、手探りでドキドキしながら全ての会場を走り回って感激したことを覚えています。
こみこん祭り(現在のおゆみ野文化祭)の一部として始まりましたが、2年目から独立し、4年目から緑区との共催事業となり、今年の第8回目へと続いています。

私は、今年も昨年に引き続き実行委員長として頑張っておりますが、全体把握に目をシロクロさせ、実行委員会のみなさんの多様性に救われています。
現在は、プログラムやポスターやサポーターズカードなどお客様用の印刷物と、のぼり旗やチラシなどの広報用のグッズの作成が佳境です。

9月8日には、アーティストとボランティアと実行委員とが合同で打ち合わせを行います。
ボランティアも引き続き募集していますので、関わってみようかなと思われる方は緑区役所までお知らせください。
  

昨年のまちカフェライブは台風と重なりました。
今年は、どうか秋晴れの歩きやすい日となりますように。


参加者が場を創るすいようカフェ

2018年08月29日 | みんなの広場


すいようカフェを毎週水曜日に開催して3年になります。
ここはこの3年間で、私がボランティア活動と超高齢社会に向かう課題を学ぶ場となっています。

これまで来てくださっている方々の中には、変わらず元気な方、施設に入所された方、病気と付き合いながらマイペースで来ている方、お亡くなりになった方、そして、一人二人と初めて顔を出される方などがあります。

8月は15日をお休みにしました。
その1週前の8月8日は台風の影響で強風と雨のため、「残念だけど行くことができない」とお休みも何人かありました。
したがって、先週の22日は久々の再開の場ともなりました。
加えて、泉谷中学校出身で現在活躍中の経済アナリストさんや、訪問看護ステーションから理学療法士さん2名がトレーニングに来てくださったので、充実したカフェになりました。

お茶だけではなくランチが必要な人は、賄いご飯(500円)を一緒にいただきます。
この日は混ぜご飯定食でした。
 

全体で行う脳トレや体操があり、全員で共有する話題があり、その一方で少人数で分かち合う話題があり、これからやってみたいことがあり、そして季節の花がある。
すいようカフェは、そんな場に3年かかって育ちました。
  

昨年、千葉市の地域支え合い型通所支援事業団体の登録をしましたが、あんしんケアセンターとの連携も暗中模索で、こちらは何かと課題山積です。
そのことについては、改めて記事にしたいと思います。

さて。
本日8月29日は、すいようカフェです。
毎回、参加者によって場が創られていきますので、今日は何が起きるか、わくわくドキドキしながら行ってまいります。



チーム猫ばば

2018年08月28日 | 家庭生活&家族事情


高く澄んだ青空に栗。秋の気配です。
夏休みも間もなく終わります。

前回の記事で夏休みの始まりを告げ、次の記事で夏休みの終わりを告げるという体たらく、1か月以上サボっていた(^^;

前々回、家族になりました♪と紹介した猫たち(我が家ではニャンズと呼んでいます)はこんなに成長してしまいました。
  

米寿の母も歳を重ねて89歳となりました。
同居を初めてこの1年、さまざまな不安があったのか体調不良が続いた母です。
毎朝「今日はどうだろう?」という思いで「おはよう!」と声をかける日々が幾日もありました。

最近では猫たちのおかげで日々笑ったり怒ったりと大きな声を張り上げるためか、足元はおぼつかないままですが表情は明るくなり、老母とニャンズの3者を、私は「チーム猫ばば」と密かに名付けました。
 

今年の夏。
公私ともに色々なことがありましたが、すべて過去形ではなく継続し未来へとつながっています。
家族のこと。
猫のこと。
まちづくりのこと。

みなさんと共有したら楽しいこと、心強いことをまた書き始めます。

汗まみれで溶けそうだった夏の陣から、風通しが良くて穏やかなかつ充実した秋となりますように♪


長い暑い休みの初日

2018年07月21日 | イベント&地域情報


実質今日から夏休みの午前7時30分。
場所は、鎌取駅のペディストリアンデッキを渡ったイオンスタイル鎌取店前。
昨年に引き続き今年も夏休み中の2週間、ここでラジオ体操が行われます。

初日こそはと、張り切って出かけました。
同じように、初日だからと参加したかまとりくんと記念撮影。
 

「体力づくりではなく健康づくりなので、無理をしないで体を動かしてください。暑いので水分を十分に取ってください」
というイオンスタイルのマネージャーのご挨拶を聞いて、体操は始まりました。
  

わずか10分ですが、ラジオ体操はまじめに取り組むと効きます。
ぜいぜい(^^;

終了後はなかなか来られないイオンで日用品を買い込み、開会まであと2年と迫ったオリンピックイベントに偶然遭遇し、会場を少しだけのぞいて帰宅しました。
 

いよいよ夏休み突入です。
今年は特に暑い日が続きますので、健康管理に気をつけて過ごしていきたいです。

梅雨の季節を乗り越えて

2018年07月01日 | 歳時記


今年の梅雨はさっさと幕を閉じ、6月晦の空は夏の空でした。
日々雑多なことに明け暮れ、一事専念できない人生だとしみじみ思い、1年の折り返しを迎えます。

ブログもほぼひと月ぶりの更新です。
6月分一挙掲載お許しを(^^;

1日
ライフイベントの準備に向けて、娘と孫が来訪し滞在。
てんてこ舞いで愉快な日々の幕開けです。
2日
ほたるの里の音楽祭と蛍のみちしるべ。
今年は事前準備だけで、当日手伝いはほとんど出来ませんが、時間のある限り覗いてみました。
 

3日
米寿の母主催の最大のライフイベント「亡き父の十三回忌」
父の直系親族は全員集まり、無事に終了しました。
母の疲れはさぞかしでしょう。
4日
法政大学法学部の地域福祉のゼミにお招きいただいて、ゲストスピーチをしました。
テーマは「鳥の目と蟻の目で見る地域の福祉〜12年間の議員活動を経て〜」
 
学生さんからたくさんの質問をいただき、先生が具体的な活動や思いを理論の枠組みに当てはめてくださいました。
言葉の意味や共同体の在り方について再考したりと私には学びの場ともなりました。
その後カフェで就活のことなどを聞き、若い人たちが働く場を求める大変さを改めて感じています。
5日
千葉市ことぶき大学の交流会に参加。
みんなの広場について報告し、ボランティアの説明をさせていただきました。
そしてこの日の夜、子ネコ2匹が我が家にやってきて家族が増えました♪
 
それからというもの生活は猫中心に一変し、さりとて猫たちは直ちに懐くわけでもなく、私は一日中猫のトイレ砂をかき回しています。
月末には獣医さんに健診していただき、ワクチン接種など諸々2匹分。
医療費の積み立てを真剣に考えました(^^;

孫とのデートの機会も今月はたびたびあり、上野動物園にも行きシャンシャン初対面を果たしました。

地域では、青少年育成委員会の総会があり新年度がスタートして早速他地区の育成と協力して自転車走行を考える取り組みに参加。
久しぶりのパトロールにも参加し、地域の様子を身をもって感じました。

アートタウンおゆみ野の全員参加型企画会議に出席。
文化祭の方向性の議論に少しだけ首を突っ込み、歴史講座の企画を担当しています。

緑の会議では生物多様性を核とした取り組みについて考えています。
野生動物へのエサやりについても以前から問題提起されていますが、実際にこの地域でも新たな問題が起きています。

医療看護介護連携の会に参加し、2018年の法改正による影響について話を伺いました。
米寿の実母は要支援1、86歳の義母は要介護4と、二人の母の介護者として、そして総合事業の主催者として参加しました。

まちカフェライブは実行委員会も3回目を迎え、7月1日よりアーティストとボランティアの募集が始まります。

主宰しているみんなの広場では毎週すいようカフェを開催していますが、初旬に開設当初から通って応援してくださった長老が亡くなりました。
寂しさとともにいただいた言葉の数々が思い出され、その言葉の意味を噛みしめる日々が続いています。

職場の社会福祉法人が経営しているふくろうカフェには火曜日と木曜日に顔を出し、今月はスタッフミーティング以外にお楽しみランチ会がありました。
全員が顔を合わせることのない働き方の職場ですから、こういった機会は大切です。

仕事でもなくボランティアでもなく私自身が経験を積み学ぶ機会として、ある団体の会報誌づくりをしていますが、その企画から入稿も6月でした。

衆議院議員の岡島かずまささんの国政報告会にも参加しました。
マスコミからでは届かない情報があることは誰しもわかっていますが、第一次情報を取る機会は少ないのでこんな場をまた作っていきたいと思います。

そして6月の締めくくりは木更津の盤洲干潟へ。
 
イボキサゴ採取会への参加です。
暑い日に歩いた6㎞と、想像以上に没頭したイボキサゴ取りは夏の始まりを感じさせます。

梅雨を感じる間も無いくらい、慌ただしく過ぎ去った6月でした。


こぱんだサークル

2018年06月02日 | 地域福祉


こぱんだサークルをご紹介します。
緑保健福祉センターで、ギターの上手な先生を招いて、親子で様々な遊びを体験する自主グループです。

先月、メンバーを募集しているとのことで、みんなの広場にもチラシを届けてくださいました。

本日(6月1日)が活動日で、新たな参加者が5人もあったということをブログでの報告で知り、とても嬉しいです。

親子で参加する場は、千葉市が行っている(運営は委託していますが)子育てリラックス館や子育て支援センター、社会福祉協議会の地区部会が行っている子育てサロンが公共的な場ですが、それ以外にもこぱんださんのように、工夫した企画で自主運営をしている団体があります。

そういった団体を応援していきたいと思います。
次回は、6月15日に開催されるそうです。

ワンオペ育児で行き詰りそう。
子育て中にママ友が欲しい。
心配なことがあるから相談したい。
動機はまだまだありそうですが、思いっきり楽しめそうなサークルなのでお子さんと一緒に遊ぼう♪
という思いで気楽に参加してみてください。


役割を全うする

2018年05月30日 | ひとこと言わせて


春菊の花が咲きました。
1cmにも満たない小さな花です。

種を撒いたのは1年で最も寒い1月末です。
春菊の発芽には適していない季節のようですが、思い付きで撒きました。
何とか芽を出したものの、ちっとも育たず、ようやく3㎝ほどになって成長は止まってしまったようですが枯れもせず。

抜いてしまおうかと思いましたが、それも面倒でそのままにしておきました。

春になり、ハーブやミニトマトなどを新たに植えてそちらにすっかり気を取られていました。
ミニトマトには青い実がなり始めています。
 

そしてふと、三つ葉の陰の黄色いかわいい花に気がついたのです。

「植物はどんな状態に置かれようと最後までその役割を全うしようとするのね。たいしたものね。」
と、米寿の母がポツリと言いました。

何気ない一言なのでしょうが、珍しく心がドキンとしました。