いままで冬支度っていう言葉を聞くと、「あー、衣替えしなくっちゃあ」と気が滅入る感じでしたが、今年はワクワク!まあ、いままでも今年も冬支度してるメイン担当者は相方ではありますが
『14匹のもちつき』のごとく、かーんこーんと森に響く父さんの薪割りの音。
薪割りがほかのDIYより何より優先されることにピキピキきていたワタクシですが・・・、あまりにも楽しそうな子供たちにほっこり。薪割りの音を聞き、日々色づいていく谷戸の木々を見ていると、ああ、冬支度が始まったなあ、ってしみじみ感じるのです。季節の移り変わりを山見ながら肌で感じられることがなんだかとっても嬉しくて。ああ、感性の鈍い私でもじ~んとできるんだ、って。
薪は鎌倉山からもらってきたり、同じ町内の豪邸(2億とからしいですぅ~)のお庭の剪定木をいただいたり、お金を払わなくてもたっぷり。豪邸じゃあないけど、積み上げられた薪の山見ればリッチな気分デス♪ いや実際買ったら何十万円相当分だからこれは大きい。相方のおかげ。一年間は乾燥させなければいけないので、初年度の今年は最低量だけは買いましたが、この薪屋さんがまた面白い人で。こういう出会いも楽しいです。
軽トラからどさっと家の前に置かれた剪定木の山(写真左)は子供たちの格好の遊び場!あ~、楽しいんだろうなあ。チビチビも家に入りたがらず、ひたすら兄いにと木の山で遊ぶ遊ぶ。電車になったり、キッチンになったり、想像力を駆使して遊ぶ姿はどうしてこんなにも創造的で美しいのかしら。うるっ。また、薪割りをすると木屑がたくさん出るのだけれど、これに子供たちの目はもうキラキラ。「薪割り終わったら集めてもいい?約束だよ!」と木屑を集めるのを待つことにワクワク。あの食いしん坊のチビが食事もいらず遊びたいという。寝る前も朝起きて開口一番も
「粉(木屑)集めていい!?」
よっぽど楽しみなのねー。おもちゃを買い与えなくてもいいのって、ありがたい。公園で遊具で遊ぶ子供を見守るのは結構苦痛なのだけれど、こういう風景は大好き。ああ、やっぱり子供たちは日常的に自然の中にいてもらいたいなあ。そうしたら親も子ももっとラクになる気がする。もちろん人によりけりだけれど、私みたいなタイプには子育てが楽しくなる気がする。
さて、この秋は、ホントにしいの実もよく食べました!剥くそばから食べていく子供たちとバトルを
繰り広げながら(!?)、しいの実ご飯(写真真ん中)も作ってみたら、これが絶品。栗ご飯みたいだけれど、栗よりも優しいお味で大好きになりました~。
しいの実クッキーも作りましたよん。本当は米ヌカみたいなので素朴にしたかったけれど、配る近所の子供たちの好みを考えてココアクッキーに混ぜ込んだら喜んでもらえました。ほっ。自分の好みより相手の好みを優先させて正解だったかな~?
“しいの実採りすぎないでよ~”って言いたいのか、最近ではリスもよく我が家のウッドデッキを駆け抜けていきます。落ちたのしか拾ってないから一緒に楽しませて~。
あとは近所のツルとカラスウリでリースを作ったり、ノビルやムカゴ(写真右)を採ったり・・・かなり自給自足率高いかも(笑)。
ノビルやムカゴはいっぱい採れるわけではなくて、探す感じなのだけれど、これまた見つかったときが宝探しみたいで嬉しい。
ムカゴはオリーブオイルで炒めて、塩と粗挽き黒コショーで味付けするのがお気に入り。ただいまプチ自給自足生活研究生な気分です。これから読むのですが、同じ町内に住んでいらっしゃる方が書いた本、『野草の料理』(甘糟幸子著)この辺で採れる野草情報満載のようです↓
ところで、薪割りとか楽しそうだけれど、うちは旦那さんがやるタイプじゃないしな~、とかマンションだから無理~とか時々言われます。私みたいにセンスオブワンダーが鈍ってるとこのくらいの自然に囲まれていなくっちゃ色々恵みを実感できないのだけれど、『子供を日常的に自然の中に』、って何もみな田舎に引っ越そう~、ってことではなくて、都会の中でもできることなんだと思います。
レイチェル・カーソンが言うように、都会のマンションにいたって空みあげて、ベランダで風吹くの感じて、植物に触れていれば・・・。
ただ、私みたいに植物枯らしちゃうタイプの方は、おすすめですよ、借景に感謝する日々。自然とふれていれば、大人も子供も自然体でいられる気がします。
さて、だんだんと寒くなってきて、薪ストーブが本格的に活躍しそうです!まだ日中は全然いらないのですが。薪ストーブ料理も研究できるかな?研究料理の実験台になりたい方or ストーブ料理教えてくださる方募集中です!
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