[ 小魔人の小部屋 ] 枚方市の学習塾“ベスト学習会”の別宮利彦の一昔前の回顧録

ベスト学習会 www.bestkai.com
別宮利彦の『小魔人の小部屋』
こっそり垣間見てにんまり微笑んでください

トラベラーズチェック!

2008-05-25 | 頭の栄養になるテレビ番組

児玉清さんには、週2回テレビでお目にかかっている。

いつも、その辺の手近なものをボタンに見立てて、
「ピンポーン!」と発声しながら見ている
『 パネルクイズ・アタック25 』 と、

もう一つは、まだあまり世間には浸透していないであろう
『 びっくり法律旅行社 』 だ。

こちらはNHK総合テレビの番組で
毎週木曜日 午後11:00~11:30に放送している。
再放送のスケジュールもあり、 
総合テレビ 翌週水曜日 午後3:15~3:45
BS2     翌週月曜日 午後4:00~4:30
もあるようだ。
 
海外旅行で訪れたことを想定し、その土地ならではの法律について
クイズ形式で紹介してくれる番組だ。

タカ&トシが研修社員として児玉清さんと和やかに掛け合ってる。

直近の放送では、
タイのビーチリゾートである「プーケット」を取り上げていた。
番組で紹介されていた変てこ法律の一例を紹介すると、

・ 公衆の車道で物を売買してはいけない
  (食品衛生に厳しく、買った観光客も法律違反となるとのこと。)
・ バイクに乗る時に、お坊さんはヘルメット着用の義務を免れる
  (これに関しては、日本でもそうなのかなと思うことがあるが…。)
・ 軍服に似た衣服(迷彩色など)着用してはならない。
  (タイでは軍人は深い尊敬を受けているので、民間人が軍人のふりを
   して悪いことをする人がいるためだという。ちなみに、この法律は今年
   の3月30日から適応されているらしい。)
・ 危険な状態にいる人を発見した場合、救助しなければならない。
  (ビーチで溺れそうになっている人を見つけた場合に、見て見ぬふりを
   してはならないというもの。これは温かい法律だと思った。)
・ 20席以上あるレストラン、ガソリンスタンドにはトイレを設置しなくてはならない。
  (ってことは、それ以外はトイレを設置しなくてもOKってこと…。このような
   ことは現地を訪れる旅行者は是非知っておきたい情報ですね。)
・ 国立公園で、花・葉・果物を採ってはいけない。
  大きな声を出してはいけない。
  動物を捕獲する道具の持ち込み禁止
  (虫取り網や釣り竿を持ってたら、捕まるってこと…。)

などなど。
レオナルド・ディカプリオが主演していた「ザ・ビーチ」という映画のロケ地となった
ウットリするようなビーチも紹介していた。

この番組の 頭の栄養度は、「78ナルヘソ」くらいかな…

 次週はロザンゼルスだそうです。乞うご期待。


1分間偉人伝

2008-04-28 | 頭の栄養になるテレビ番組

ためになる娯楽教養番組 『熱血!平成教育学院』

新学期の新授業として“1分間偉人伝”が登場した。
名前を聞けば誰もが知ってる超有名人だが、いざ何をした人かを聞かれると???
そんな、知っているようで知らない偉人の成し遂げた意外な実績を題材にした出題に
生徒たちが答えるというものだ。

正解発表の際に、偉人たちの人生を1分間でコンパクトにまとめてわかりやすく解説する。

今回は、二宮金次郎(尊徳)が取り上げられていた。

「二宮金次郎は今で言うとどんな仕事をしていたか?」という問題であった。

薪を背負い、歩きながら読書をする小学校の銅像のイメージ、学問を大切にし、勤勉の象徴
という認識は誰にも共通するところであると思うが…

正解は、経営コンサルタント(農村復興政策を指導)。

江戸後期の実践的農政家「二宮尊徳(幼名:金次郎/生没1787-1856)」は、父を14歳で母を16歳で亡くし、伯父の家で苦しい農耕をしながら「論語」「大学」「中庸」等を独自に学び、青年期に家を再興。独特の農法・農村改良策によって、小田原藩等の615の村を財政破綻から救った。農民の勤勉と倹約によって、荒廃した農村の振興に貢献した。

   彼は、勤労、分度(倹)、推譲を人々に勧めた。
  勤労とは   徳に報いるために働く、
  分度とは   収入の範囲内で支出を定めること
  推譲とは   勤労、分度をしてたまった物を将来のために残したり、人に及ぼしたりする事。

彼が遺した素晴らしい格言がある。
 『 積小為大 』 
小さなことを積み上げていって、やがて偉大なることを成し遂げる、という強い意志を伴うもの。
コツコツと小さなことを為していったら、気が付いてみると、結果的に大きなことが出来る。
また、偉大なることを為すために、目の前の小さなことを強い意志力を持って、すぐに開始し、
コツコツと意識して積み上げていくことが肝心だというもの。

実体験に基づいたものだからこそ、重みがあるなあと思う。


たけしのコマネチ大学数学科

2008-02-08 | 頭の栄養になるテレビ番組

毎週録画の設定をし、いつも楽しみにしている番組

『 たけしのコマネチ大学数学科 』
フジテレビの番組だが、関西では、KBS京都で木曜23:30~24:00の放送されている。

「もし違う道を選ぶなら、数学の研究者になりたかった」という、理系出身のビートたけしが
「数学」の奥深い世界に導く。たけしの「数学」への愛があふれた番組だ。

たけし、現役東大女子大生チーム、たけし軍団が「数学」の問題に挑戦する。
正解かどうかだけではなく、美しい解き方で解いたほうが勝利する。

平成教育予備校にちょこっとだけ登場する「マス北野」は、この番組のキャラクターだ。

番組開始当初は、ちょっとアカデミックな風味のおバカなバラエティかと思っていたが、
そんなことはなく、すごく頭の栄養になる番組だ。

米国で「テレビ界のアカデミー賞」と言われる国際エミー賞にノミネートされた
とのことなので、大したもんだ。

そして、今回のテーマは、ピタゴラス

「 万物の根源は、数である。 」 という名言を遺している人物だ。

今回の問題は、一見簡単そうに見えて難解なものだった。

番組後半では、ピタゴラスがらみで「カバラ数秘術」を紹介していた。
出演者の「誕生数」によって性格を判断する「占い」だった。

「カバラ数秘術」かあ…。どんなもんやろと、ググってみると、
関連するサイトが山のようにある。

あるサイトで、自分の生年月日を入力するだけで手軽に占えると
のことだったので、早速入力してクリック!

ふ~ん、なるほど。なかなか当たってるやん。

でも、この手の占い関係は好まない性質なので、
後に続く長ったらしい説明は、もうええわ!と敬遠した。


「たけしの日本教育白書2007」

2007-10-28 | 頭の栄養になるテレビ番組

「たけしの日本教育白書2007」

なかなか興味深い番組だった。

秋の夜長に日本の教育について語り合う特番で、
3年目となる今年のテーマは「責任」

ここ数年、さまざまな場面で「責任」問題がクローズアップされている。
食品関連の様々な不祥事、安倍首相辞任から、朝青龍、亀田騒動、等々。
「責任」というフィルターを通して、物事をとらえる風潮は確かに増えてきている。

番組の中で、「優しすぎる街」というテーマがあった。

バスの中でのアナウンスに、
「事故防止のため、やむを得ず急停車をする場合がございますので、
つり革や手すりにおつかまりください。」

電車では、
「駆け込み乗車は危険ですのでおやめ下さい。」

エスカレーターでは、
「黄色い線の内側にお立ち下さい。」
「段差にお気をつけ下さい。」

ありとあらゆる公園、駐車場、公共施設で目にする、
「~責任を負いかねます。」

街にあふれるリスク回避のためのアナウンスや看板の数々。
「んなもん、言われんでもわかっとるわい!!」
というようなものが、いやというほど世の中に溢れている。

何か事が生じたときのために、行政や事業者が予防線を張るためのもの。
「こう言ってあったのに」、「この看板があるのに」と責任を逃れる。

社会の責任回避が様々なシステムを作り、“優しすぎる街”にしてしまい、
個人個人が、自らの責任を考える力を失わせ、責任を負担するという意識が
減ってしまうことにつながっている。

社会が受け皿を作るほど、無責任さがどんどん加速するという状況になってしまっている。

その結果、常識やマナーを度外視して、
“「禁止」っていう表示がないからやってもいい”という論理になってしまうのは恐ろしいことだ。

「自己判断」・「自己責任」を失ってしまうようではいけない。

どんどんアンバランスになっていく傾向に懸念を感じる。


伊藤博文

2007-06-22 | 頭の栄養になるテレビ番組

その時歴史が動いた
「ニッポン外交力誕生~伊藤博文・神戸事件解決~」

激動の明治維新、その直後に起こった「神戸事件」をめぐって、若き伊藤博文が
いかにして欧米列強とわたりあい、一人前の国家として日本を導いたのか。
とても、興味深い番組内容だった。

今回の放送の『その時』は伊藤博文が神戸事件を解決した1868(慶応4)年2月9日。
この事件の解決を機に明治新政府は国際法を基にした外交を展開するようになる。

神戸事件とは、慶応4年1月11日(1868年2月4日)、神戸三宮神社前で備前藩(現・岡山県)の
兵が隊列を横切ったフランス人水兵を負傷させた事件。幕末ので、これを発端に、銃撃戦にまで展開。
これを契機に、一時、欧米列強の軍が神戸中心部を占拠し、列強は神戸占領。港を制覇し、
植民地状態とした。明治政府初の外交問題となった。

そして、長州藩士・伊藤博文がこの事件の解決にあたった。イギリスに留学し、国際経験が
豊富だった伊藤は新政府の代表として立ち向かった。だが、事件関係者の処刑を要求する
列強に対し、江戸時代からの慣習を盾にする備前藩との間で、伊藤は苦しい立場に立たされた。

この6年前には「生麦事件」から薩英戦争にまでなった経緯があるから二の舞は懲り懲りだ
という思いもあったことだろう。

それから、伊藤らは「新国家」のため、当時の国際法「万国公法」を基に備前藩を説得した。
伊藤の活躍で衝突は避けられ、事件関係者の引渡しを備前藩が了承。伊藤は「関係者
の切腹を見届けるように」と約束させ、列強の外交官をその切腹の場に立ち会わせた。

外交官たちがハラキリのシーンを目の当たりにすることによって、日本の覚悟、日本の
武士魂に圧倒されるという狙いがあったのだろう。

番組の中では、切腹のシーンについて詳しくは紹介されていなかったが、この頃の切腹の
作法は実際に腹をグサグサっと斬るわけではなく、刀を腹に押し当てたところで介錯人が
首を落とすのが決まりだった。しかし、大砲隊長の滝善三郎が「切腹の儀」を執り行う際、
古来の作法通り実際に腹を斬り裂いたのだった。

そして、イギリスの新聞がこの事件を報じたため、欧米で「日本のハラキリ」が一大セン
セーションを巻き起こした。だが、当の日本はというと、同年9月元号を「明治」と改めて、
武家社会はいよいよ終焉を迎えていったのだから皮肉なことだ。

まあともあれ、これで列強側も矛を収めることになるのだが、この時、なんと、伊藤博文は
若干27歳であったというから驚きだ。

その後、1868年5月伊藤博文は兵庫県知事となり、神戸を国際都市へと歩むための基盤整備
に尽力した。伊藤は市街清掃班を編成し、自らも率先して街の美化に努めるなど、居留地の
外国人にも評価された。

番組のシメには、条約改正のため岩倉使節団の一員としてアメリカを訪れたときの、サンフラン
シスコでの英語で行ったスピーチ(『日の丸演説』と呼ばれている)を紹介していた。

「日本はまだ誇れるような能力があるわけではない。
しかし今まさに他の文明諸国の歴史に鑑み、
誤りを避けてその良い所のみを採り入れたいと願っている。
我が国の国旗の中央にある赤い丸は、本来、昇る朝日を象徴している。
日本はこれから世界の文明諸国に肩を並べ、そしてついには抜きんでて、
この朝日のように天高くのぼっていくだろう…。」

当時31歳の伊藤博文の新生日本の国造りへの思いが参会者の胸を打ち、
万雷の拍手がしばし止むことなかったという。

幕末から明治にかけて、国のカタチをつくりあげるために
『誇り』を胸に生きた波乱万丈の生涯に触れ、ジーンと胸が熱くなった。

いやあ、いい番組だ~。


美しい数学の世界

2007-02-24 | 頭の栄養になるテレビ番組

毎週、楽しみにしているテレビ番組がある。

『 たけしのコマネチ大学数学科 』 だ。
毎週水曜日23時30分~24時00分(KBS京都テレビ)で放映されている。

毎週録画に設定していて、ペンと紙を手に見ている。

マス北野(マスマティック北野)こと、ビートたけしと現役東大生チーム、
そしてダンカンを中心としたコマネチ大学数学研究会(通称:コマ大)の
3チームで数学の問題を解き、(問題を解くというより、謎を解決すると
いう感じだが…)、もっとも「美しい」回答を示したチームに賞を与える
という内容だ。

ちなみに、この番組のキャラクターであるマス北野は「熱血!平成教育学院」
の数学問題で、ちょくちょく出題するようになった。

この番組は非常に興味深い。数学の奥深さというものが楽しめる。

きちんとした数学の公式や定理を用いて問題を解いたうえで、その公式や
定理の『美しさ』を詳しく解説してくれるというものだ。なにぶん放送時
間が短いので、もっと時間をかけてじっくり解説してくれれば…と思うこ
とが多いのだが。

「もし違う道を選ぶなら、数学の研究者になりたかった」と言うくらい、
数学を得意とする、理系出身のビートたけしは、問題を解くときの着眼点
が鋭い。現役東大生に勝つこともしばしばある。

この番組を見ていると,数学の面白さ,奥深さといったものが再発見でき
ると思う。様々な数学者の学説や定理などが、そんな風に現代の生活に活
かされているのか…というようなことも解説の先生がわかりやすく紹介し
ていて、なんとく堅苦しいイメージがある数学の世界を身近に感じられる
ようになる。

深夜枠ではもったいない気がするが、理数系離れが進んでいる昨今、この
ような番組が広く認知され、中高生も魅力を感じてくれたらと考える。


記憶力アップ!?

2007-01-28 | 頭の栄養になるテレビ番組

これもまた、「世界で一番受けたい授業」の中でも紹介されていたものになるが、

記憶力を高める効果について…

エール大学の研究者が発表したのが、
『お腹が空くと記憶力が良くなる』という新学説。

空腹ホルモンが記憶力に関係して、お腹が空くと頭がさえるのだという。

マウスを使った実験により、空腹ホルモンを注射されたマウスは
脳内の神経細胞を増えることがわかったのだと。

確かに、逆を考えてみても、満腹の状態では勉強ははかどらないですからねえ。


また、
『ミルクチョコレートで記憶力アップ』というのもあった。

これは、半年程前にもニュースで目にしたことがある。

ミルクチョコレートには脳の機能を高め、記憶力を向上させるなどの効果がある
という研究結果を、米ウィーリング・ジェスイット大の研究者らが発表した。

ミルクチョコレート、ビターチョコレート、カカオを含む健康食品、何も食べずに、
と4つのパターンに分け、それぞれを食べた後にコンピューターによる検査を実施。
記憶力や反応の速さ、注意力の持続性、問題解決能力などのテストを繰り返したのだと。
その結果、ミルクチョコを食べた後のテストでは、言語、視覚の記憶を示すスコアがかなり高くなることが判明。
また、反応の速さはミルクチョコ、ダークチョコを食べた場合に向上することも判明。

チョコレートにはカフェインをはじめ、テオブロミン、フェネリルアミンなど、覚醒効果のある成分が含まれる。

何を根拠にこんな実験をやったんやろうなと不思議に思うが、
洋菓子などの甘い物が好きな私にとってもうれしい研究結果だ。

そもそもチョコレートは元々、メキシコのアズテック族が飲んでいた、薬としてのカカオ汁を由来としている。
記憶力アップだけでなく、様々な効用があったとしてもまあおかしくはない。

  『ちょいハングリーの状態で、ミルクチョコをちょっとずつかじりながらココアを飲んで机に向かう』

このスタイルが最も勉強がはかどるっていうことなのだろうか!?

( でも、この手の話って、今のこの時期には、『あるあるの納豆…』の影響などもあって、
   素直に納得して、じゃあ試してみようっていかないのかなあって思う。 )


驚くべき医学の進歩

2007-01-27 | 頭の栄養になるテレビ番組

毎週録画に設定している、「世界一受けたい授業」の先週分を見た。

この番組は、非常に興味深く、「へえ…、すげえなあ…」と大きくうなずくことが多い。

まず、最先端の医学に関するテーマの中で、


最新視力回復手術で、レーザーよりさらに進化した治療で、
『目の角膜の中にコンタクトレンズを埋め込む』というものがあった。


今まで矯正できなかった重度の近視も治療可能になるのだという。

また、世界中どこでも名医の治療が可能になるという
『遠隔操作ロボット手術』
実際にアメリカの医者がフランスの患者を手術するという例など、実際に行われているという。

胃カメラ不要の『カプセル内視鏡』
カプセルの薬のようなものにカメラが仕込まれていて、回転しながら写真を撮っていく。
胃カメラが届かない小腸も撮影できるのだという。

血液を採取することなく、涙に含まれる血糖値をチェックすることができる
『血糖値測定機能つきコンタクトレンズ』

特に驚いたのは、『最新花粉症治療』
従来、2年ほどかけて注射を繰り返し、だんだん免疫をつくっていたのだが、
目薬をさすような感じで、花粉の抗体エキスを直接口に含むということで
手軽に花粉に対する免疫をつくり、花粉症を完全に治療するのだという。
この方法は、脚光を浴びていて、WHO(世界保健機構)で推薦しているのだとのこと。
なのに、残念ながら日本ではまだ認可を受けていないので、一部で行われているだけ。

また、『オゾンで虫歯治療』
殺菌効果が塩素の7倍もあるオゾンを歯の表面から噴霧することによって、
虫歯の菌を99%殺菌してしまうのだという。
しかも、たった10秒で。「ういーん、きゅきゅきゅるきゅる」という嫌な音や、痛みも全くなし。
アメリカやヨーロッパでは実用化されている。
日本でも10箇所くらいの病院ですでに行われているが、まだ保険が効かないので今後が期待されるところだ。

注射嫌い、病院嫌いの私などにとっては夢のようなことだ。
【痛みを伴わない、手軽に】っていうことは、今後の医学界で広範囲に求められることだろうと思う。


海外での実績を考慮に入れて、迅速に認可・保険適用できるように制度を整えてほしいものだ。


新感覚☆キーワードで英会話

2006-07-17 | 頭の栄養になるテレビ番組

以前から、英会話の番組をちょこちょこ見ていたが、

今春から「100語でスタート英会話」の後継番組としてスタートした
「新感覚☆キーワードで英会話」 は、なかなかいい番組だなあと気に入っている。

「コア理論」というメソッドで単語の使い方を攻略する、名前の通り「新感覚」で英語を学ぼうという番組だ。

英語表現に欠かせない基本単語を1日 1語~2語とりあげ、単語の使い方を「コアイメージ」という
CGビジュアルでとらえ、その単語の意味を視覚で覚えることによって、辞書にある様々な用例を
細かく覚えなくても、その単語を使い切る力を身につけることができるというもの。

最近のシリーズでは、よく似た形容詞のニュアンスの違いがテーマになっている。

例えば、「big」と「large」


big」…「感情を込めて」大きい、デカイ。「感覚的」
large」…「客観的に」大きい。

『big T-shirt』 は、サイズの大小ではなく、着ている者にとって「デカイ」という感覚。
『large T-shirt』は、客観的にみて、大きなサイズ。まさに、S・
M・Lの「 L 」だ。


つまり、話し手の個人的な感情がこもっている「大きい」なのか、
あるいは、
数量・規模などが一般常識のモノサシに照らして「大きい」なのかというところだろう。

私が中学生の頃は、「big」は体積、「large」は面積なんていういい加減な認識だったような…

余談ですが、ナビゲーターの安良城 紅の相方として、おとぼけキャラの生徒役として出演している藤岡正明は、ASAYAN(小室哲哉や、つんくなどのプロデュースで、モー娘や鈴木亜美、ケミストリーなどのアーティストを輩出した、オーディション番組)の男性ヴォーカリストオーディションで、現CHEMISTRYの2人と最終選考まで争った人だそうな…。

まあ、関心のある方は、一度お試しあれ…

新感覚☆キーワードで英会話
NHK教育 :  毎週火曜~金曜 午後11時~11時10分
         毎週月曜~木曜 正午~午後0時10分(再)
         毎週日曜 午前7時~7時40分(再) 


「世界を見る目が変わる50の事実」

2006-04-30 | 頭の栄養になるテレビ番組

毎週土曜日放送の 『世界一受けたい授業』 は、毎回講師の先生をスタジオに招き、その先生の研究内容の発表して、いかにみんなに楽しんでもらえるか、興味を示してもらえるか。個々の先生方が思考を凝らした授業内容で毎回楽しみにしている。

今回4月29日の3時限目の講師は、イギリスの国営放送BBC(日本でのNHKのようなもの)で、ジャーナリストとして活躍しながら報道番組のプロデューサーでもあるジェシカ・ウィリアムズ先生だった。

世界にある問題点をいかに広く知ってもらえるか、インパクトのある統計や数字を集め、そのデータを通じて事実を知ってもらい、多くの人に「何かやらねばならない」という考えを持ってほしいと力説していた。


彼女の著書で紹介されている、【50の事実】を挙げてみる。ゆっくり目を通してみて下さい。

1 日本女性の平均寿命は八四歳。ボツワナ人の平均寿命は三九歳
2 肥満の人の三人に一人は発展途上国に住んでいる
3 先進国で最も妊娠率が高いのは、米国と英国の一〇代
4 中国では四四〇〇万人の女性が行方不明
5 ブラジルには軍人よりも化粧品の訪問販売員のほうがたくさんいる
6 世界の死刑執行の八一%はわずか三カ国に集中している。中国、イラン、米国である
7 英国のスーパーマーケットは政府よりも多くの個人情報をもっている
8 EUの牛は一頭につき一日二・五ドルの助成金を受け取る。年額にすると世界旅行が可能だ
9 七〇カ国以上で同性愛は違法、九カ国で死刑になる
10 世界の五人に一人は一日一ドル未満で暮らしている
11 ロシアで家庭内暴力のために殺される女性は、毎年一万二〇〇〇人を超える
12 二〇〇一年、何らかの形成外科手術を受けたアメリカ人は一三二〇万人
13 地雷によって、毎時間一人は死傷している
14 インドでは四四〇〇万人の児童が働かされている
15 先進国の国民は年間に七キロの食品添加物を食べている
16 タイガー・ウッズが帽子をかぶって得るスポンサー料は、一日当たり五万五〇〇〇ドル。その帽子を作る工場労働者の年収の三八年分
17 米国で摂食障害を患っている女性は七〇〇万人、男性は一〇〇万人
18 英国の一五歳の半数はドラッグ体験済み。四分の一は喫煙常習者
19 ワシントンDCで働くロビイストは六万七〇〇〇人。連邦議員一人に対し一二五人
20 自動車は毎分、二人を殺している
21 一九七七年以降、北米の中絶病院では八万件近い暴力事件や騒乱が起きている
22 マクドナルドの黄色いアーチがわかる人は八八%。キリスト教の十字架はたった五四%
23 ケニアでは家計の三分の一が賄賂に使われる
24 世界の違法ドラッグの市場規模は四〇〇〇億ドル。製薬市場とほぼ同じ
25 アメリカ人の三人に一人は、エイリアンがすでに地球に来たと信じている
26 拷問は一五〇カ国以上で行なわれている
27 世界では七人に一人が日々飢えている
28 今日の米国に生まれる黒人新生児の三人に一人は刑務所に送られる
29 世界で三人に一人は戦時下に暮らしている
30 二〇四〇年に原油は枯渇するかもしれない
31 世界の喫煙者の八二%は発展途上国の国民
32 世界の人口の七〇%以上は電話を使ったことがない
33 近年の武力紛争の四分の一は天然資源がらみ
34 アフリカのHIV陽性患者は約三〇〇〇万人
35 毎年、一〇の言語が消滅している
36 武力紛争による死者よりも自殺者のほうが多い
37 米国で、銃を持って登校し退学になる生徒の数は、平均して週に八八人
38 世界には「良心の囚人」が少なくとも三〇万人いる
39 毎年、二〇〇万人の女性が性器切除される
40 世界中の紛争地帯で戦う子供兵は三〇万人
41 英国では総選挙の投票者数よりも、テレビ番組でアイドル選びに投票した人のほうが多い
42 米国のポルノ産業の規模は年間一〇〇億ドル。海外援助額と同じである
43 二〇〇三年、米国の防衛費は約三九六〇億ドル。「ならず者国家」七カ国の防衛費総計の三三倍
44 世界にはいまも二七〇〇万人の奴隷がいる
45 アメリカ人が捨てるプラスチック・ボトルは一時間に二五〇万本。並べると、三週間分で月に達する
46 ロンドンの住民は、監視カメラで一日三〇〇回撮影される
47 毎年、西欧向けに人身売買される女性は一二万人
48 英国で売られるニュージーランド産キウイは、その重量の五倍の温室効果ガスを排出している
49 米国は国連に一〇億ドル以上の未払い金がある
50 貧困家庭の子供たちは、富裕家庭の子供たちに比べて、三倍も精神病にかかりやすい


いろいろと考えさせられる…。


所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!

2006-04-25 | 頭の栄養になるテレビ番組

所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ! (テレビ大阪で金曜21:00から放送)

子供の頃に学校では教えてくれなかったことや、恥ずかしくて今更聞けないことなどを中心に、所ジョージがつくり出す自由で知的な空間で一緒に学ぶ。"々"は単独では何と読むのかなど、身近で素朴な疑問を取り上げ、解明していく。

先日の放送で取り上げられたテーマの中も「ん~!なるへそ!」と思ったものがあった。

Q:ランドセルの横についている金具は何に使うのか?
A:日本のランドセルの始まりは、明治時代中期、内閣総理大臣であった伊藤博文が、皇太子殿下(大正天皇)の学習院初等科入学を祝し、箱型で革製の頑丈な革製の背負いカバンを特別に作らせ献上した。それが現在のランドセルの原型。その背負いかばんのもとになったのは、西洋式の軍隊の背嚢(はいのう)。その背嚢には、横に手榴弾をぶら下げるための金具がついていた。その名残でも、いまでもランドセルにはものをぶら下げるための金具がついている…つまりあの金具は、爆弾をぶら下げるためのものだったというから驚き!

ちなみに、ランドセルの語源は、背負いカバンを意味するオランダ語「ransel(ランセル)」からきている。


Q:アイスクリームにはなぜ“賞味期限”が書かれていないのか?
A:ほとんどの市販のアイスクリームは、製造から流通までマイナス20℃以下の温度が保たれている。家庭の冷凍庫でも平均マイナス18℃ほど。この低温では細菌が繁殖することはない。また、アイスクリームは原材料がシンプルで、均等に混ぜ合わされているため性質が非常に安定している。そのため、いつまでたっても性質が変化することなく安全なので、特に賞味期限を定めなくてもよいとされている。

食品には、種類によって「賞味期限」と「消費期限」とある。どう違うのだろうとだれしも疑問に思ったことがあるだろう。

その違いはというと、
「賞味期限」は「おいしく食べられる期間」のこと。比較的品質の劣化が遅い食品に表示される。
その食品を提供するメーカーが推奨する、もしくはその食品の味わいが楽しめる期間のこと。保存状態が良好であれば、賞味期限を過ぎても食べることは出来る。
(私はあまり気にしない。色と臭いと直感で判断する。)
 
「消費期限」は「安全に食べられる期間」のことを指す。弁当などのように、いたむスピードの速い食品に表示される。
表示期間のうちに食べないと、安全性に問題を生じる可能性があるというものなので、「消費期限」の過ぎた食品を食べることは、控えた方が賢明。
(しかし、私は翌日は青信号、翌々日は黄信号、3日後は赤信号という法則を勝手につくっているのだ)

さすがの私も、麒麟の田村のように「落として3秒以内はセーフ!」というようなことはできない…。


「その時歴史が動いた」 ~白洲次郎~

2006-04-08 | 頭の栄養になるテレビ番組

私、小魔人が愛好するテレビ番組の「その時歴史が動いた」が7年目に突入した。

先日の放送は、「マッカーサーを叱った男 ~白洲次郎・戦後復興への挑戦~」
というテーマだった。

この 白洲次郎 は、非常に魅力的な人物で、番組を楽しみにしていた。
期待通り、とても興味深い内容だった。

彼は、現代のなよなよしたイケメンとは違って、ダンディなサムライっていう感じだ。
185cmの体躯で丹精な風貌…。日本で最初にジーンズをはいたといわれる抜群のファッションセンスを備えていた。

17才で単身イギリスに留学。名門ケンブリッジ大学で学んだ。26才までイギリスで過ごし、高級なスポーツカーを乗り回しつつ、Queen's Englishと英国流のマナー・着こなし・コミュニケーションを身につけた。裕福な商家だった実家が破産して帰国し、英字新聞の記者を経て貿易関係の職に就いたが、太平洋戦争の参戦当初より日本の敗戦を見抜き、東京町田に江戸時代に建てられた古い農家と田畑を求め、農業に従事した。

敗戦後、ビジネスマン時代に知己を得た吉田茂に請われて、その右腕としてGHQとの交渉にあたった。憲法制定に深く関与する等、戦後日本の立て直しにおいて大きな役割を果たした。政治家も官僚もみんなGHQにペコペコしていた中、『戦争には負けたけど、奴隷になったわけではない』と、当時アメリカ人と対等に渡り合った唯一の日本人であった。GHQ側の印象は「従順ならざる唯一の日本人」というものだった。

サンフランシスコ講和条約締結の場では、英語の演説原稿を直前に巻紙に書いた日本語に差し替えさせ、羽織袴姿で吉田茂に読み上げさせるなど、負けん気の強さを遺憾なく発揮した。吉田内閣で貿易庁長官を努め、通産省創設にも手腕を発揮しながらも「性に合わない」と、戦後処理が終わった後はあっさりと政界から身を引き、経済界に転身。

その後は東北電力会長・大沢商会会長等の職務を歴任した。公職引退後も80才過ぎまでポルシェを乗り回し、友人であったミヤケイッセイのモデルを引き受けるなど、悠々自適に暮らす。晩年まで長く理事長を務めていた軽井沢ゴルフ倶楽部では、数多くいた入会待ちの人間に対して、たとえそれがどんな政財界の大物であっても便宜は図らない等、その運営に徹底的なフェアプレイ精神を貫き通した。一方で、自分を支えてくれている従業員にはあたたかく接していた。キャディーさんや、工事現場の作業員はじめ、弱い立場にいる人に心から敬意を払っていた。弱いものに徹底的に優しく、私利私欲を持って付き合う人間を極端に嫌い、どこへ行っても地元の子供たちになつかれた人物であった。

白洲次郎の主なエピソード

・昭和天皇からダグラス・マッカーサーに対するクリスマスプレゼントを届けた時に、ぞんざいに扱われたために憤激して持ち帰ろうとしてマッカーサーを慌てさせた。

・戦争直後、GHQの高官に「キミは英語がなかなか上手だね。」と、ケンブリッジ仕込みの英語をほめられると、返す刀で「あなたの英語も、もう少し勉強なされば一流になれますよ。」とやりこめた。

・ある時、時の首相が軽井沢ゴルフ倶楽部でのプレイを要望してきたが、
「プレイしたければまず会員になれ!」

・ある日倶楽部にやって来た会員が、乗ってきた車の運転手に自分のゴルフシューズの紐を結ばせているのを目にして・・・
「テメェには手がないのか!」

・自分の信じた『原則(プリンシプル)』には忠実で、「まことにプリンシプル、プリンシプルと毎日うるさいことであった」と正子夫人は語る。遺言は「葬式無用、戒名不用」であった。享年83才。

エピソードはまだまだあるが、私は、20世紀の『格好いい大人』の日本を代表する一人であると思う。権威には卑屈にならない。弱い立場にいる人間に心から敬意を払った。白洲次郎の下で最下層で働く人たちは、雲の上の人、白洲次郎が、自分たちのところまで降りてきて、実に親切にくれたことを、涙を流しながら回顧する。弱いものに徹底的に優しいという、まるで、どこかの漫画の主人公のような人物であった。


最近も、中3の授業で、敬語をテーマとものがあった。聞いてみると、お店で買い物をしたときに、店員の人に対して、「お金を払う」「買ってあげてる」立場なのだから、客の方は敬語なんて使う必要ないよなどと考えている者も少なくなかった。

それは違うだろう。年上の人、あるいはそんなことは関係なく、人とのコミュニケーションにおいて、相手に対する敬意は必要だと説いた。

私は、お客の立場として、店員さんに注文したり、何かを問い合わせたりするときはもちろんのこと、見ず知らずの人と会話をするときは、立場に関係なく、必ず敬語を使うよう心掛けている。年上の人に対してはなお更である。

レジでお金を支払うときも、「こちらは金を出してるんだから」なんて態度ではなく、必ず「ありがとう」という言葉は欠かさない。

自分と相手との関わりや立場など意識せず、お互い気持ちよく接することが大切だと思うから…

まあ、私なりの小さなダンディズムかも知れませんが…


テレビは貴重な学習材料

2006-01-13 | 頭の栄養になるテレビ番組
一般に、テレビ・ゲーム・マンガは勉強の邪魔となり、家庭学習の妨げとなる3大害悪だと考えられがちだ。
しかし、番組を選びさえすれば、テレビには、知的好奇心を呼び覚ますという大切な効用がある。
いけないのは、別に見たくもない番組を長時間何となくボーッと見ることだ。
見るべきものを選んで、見るべきものを絞るということが肝心だと思う。

家族で一緒に、ためになるテレビ番組を見ながら共通の話題や疑問についての対話をすることによって、興味や関心を引き出すということも簡単にできる家庭教育の一環といえる。

メディアを活用することのメリットとしては次のようなことが期待できる。

① 気楽に楽しみながら好奇心を持つことができる。 
② 印象として鮮明に頭に焼きつきやすいので、長時間たっても残る。
③ 知識を得ることの喜びを感じることができ前向きな勉強につながる。

学習教科に関連するジャンルとしては、社会・理科が多くを占めるが、この2科目の勉強には理屈やセンスとは違った、経験的な知識の集積が必要となる。
実体験としては経験できないまでも、メディアを通じて間接的に世界を仮想体験でき、科学の不思議に足を踏み入れることができる。

映像から得る驚きや衝撃の情報価値としては、読書に勝るとも劣らない材料となる。
「ェェ(゜ロ゜;)ェェ!そうなのか。」「なるほど、そういうことやったんか…。」というような感じ方ができれば、それは潜在的な知識の源となり、以後教科書や問題集で、その知識に関連するような問題に出くわしたときに、「ああ、これはあのときの…」と、大ヒントが与えられたようなもの。
そうなれば、そこから解答へと導くのは容易なことだ。

ただ、残念なことに結構いいなと思う番組は、子どもが学校に行っている間に放送してたりすることもままある。

特に勉強に直結するなと思うイチオシの番組は、

「いっこく堂」が出演している にんげん日本史
NHK 教育: 毎週水曜 午前11時15分~11時30分
NHK BS2: 火曜(月曜深夜)午前4時30分~4時45分

この番組のホームページも、内容盛りだくさんで、非常にためになるものだ。
番組のサイト内の〈ばんぐみ〉というコーナーをクリックすると、テレビ放送した番組と全く同じものをバックナンバーとして動画で掲載している。テレビで一度見たものも、そうでないものも、再度映像でじっくり振り返ることができる。過去に放送したたくさんの内容がネット上で見れる。

歴史が嫌いだと先入観をもっている小中学生も、好きだから、もっと知りたいと思う小中学生も、一度覗いてみよう!!( ^o^)ノ

日本語ブーム!?

2005-10-23 | 頭の栄養になるテレビ番組
最近のテレビは、だんだんとクイズバラエティ関連の番組が増えてきているように思う。番組改編のこの時期にスタートした新番組の中でも、興味深い番組がある。テレビ大阪で、火曜20時から放送の「三宅式こくごドリル」。火曜23時から放送の「タモリのジャポニカロゴス」(フジテレビ)など。

特に、「三宅式こくごドリル」は小中学生に見て欲しいためになる番組だ。初回の2時間スペシャルと2週目を視聴したが、楽しめて勉強にもなる、なかなかいい番組だと思った。

日本語の様々なジャンルから出題される問題を解きながら、言葉の面白さに触れる番組というところか。「平成教育委員会」と感じがよく似ていた。三宅裕司がメインの司会をつとめ、横にパートナーとして、ナイジェリア出身のボビー・オロゴンが時折チャチャを入れている。

熟語でしりとりをするゲーム「シリトリックス」、ボビーの単語帳、ことばパレード「へんつく」、ぷよぷよのような漢字ゲーム「ジュクゴン」など、それぞれのコーナーも工夫されたものである。

出題される問題の難易度も幅広いので、親子で競いながら見るのもいいんじゃないかと思う。大人も子供も楽しめるとは思うが、大人が興味を持てなかったとしても、子供に付き合って一緒に見てあげるという考えも大切だ。子供の視点で疑問に思うようなことがあったとしても、その場で、ちょっとした解説もしてあげられると思う。

所さん&おすぎの偉大なるトホホ人物伝

2005-08-08 | 頭の栄養になるテレビ番組
テレビ大阪(金20:00~20:54)放送
 この番組は、歴史上の偉人、有名人の等身大の“トホホ”な部分を浮き彫りにし、教科書には載っていないユニークな裏話をおもしろおかしく紹介しています。

 8月5日の放送では、発明や発見、起源など世界のさまざまな”始まり”に迫る『世界はじめて2時間スペシャル』でした。
この回では、ノストラダムス▽平賀源内▽グラハム・ベル▽ナポレオン▽マリーアントワネット▽エリザベスⅠ世▽水戸黄門▽の秘話など、偉人による意外な発案のエピソードを紹介していました。

 教科書で習う歴史では、誰が・いつ・何をしたという出来事の名称の羅列に終始し、偉人の人格や価値観に触れられるということはなかなかありません。一方、番組の中では、歴史に名を残す国内外の偉人、有名人の人間的なエピソードやコンプレックス、トラウマなどから、その人物の意外な姿を脚色豊に紹介しています。
 
 知られざるエピソードをうまくまとめていて、人間性にスポットを当てて描かれる、偉人の隠れた一面に対して親近感・共感が得られます。番組で紹介される様々な裏情報とかわかることによって“歴史って面白い”と考えるきっかけになるのではと思います。私は、毎週録画して見ていますが、特に小5から中2の子どもたちに見て欲しいと思います。

 バラエティ感覚たっぷりに描かれているので、肩肘張らずに気楽に楽しむことができます。このような番組が子供たちにとっての歴史への興味や好奇心の入り口になることと、今後も楽しみにしています。