[ 小魔人の小部屋 ] 枚方市の学習塾“ベスト学習会”の別宮利彦の一昔前の回顧録

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別宮利彦の『小魔人の小部屋』
こっそり垣間見てにんまり微笑んでください

授業納め

2005-12-30 | ベスト学習会

12月30日今年最後の授業の日だった。

2005年最終授業は中2のクラスだった。


最前列の座席に座っている生徒の机上には“ネピア”が…

M君、そう、かつて “scottie”のBOXティッシュ持参で授業に臨んだ伝説の彼 だ。

 「出たァ、久々のBOX登場やなあ…。風邪かあ、まあ頑張っていこうなァ」

と言いながら、そっとゴミ箱を座席サイドに置いてあげた。

彼の立派なところは、鼻水と闘いながらというような体調であるにもかかわらず、

全力で授業に参加する。濃い存在感で…。

鼻声ながらも、発問に対する発言回数も多かった。

 

年が明ければ、いよいよ彼も受験生となる学年を迎える。

全力少年よ新年も不屈の精神で頑張ってくれ

  レ(^o^)レ  ハッスル!ハッスル!

 


雪・ユキ・ゆき…

2005-12-23 | 日常の1コマ
寒波が訪れ、大雪となった。

大阪でクリスマスより前に雪が降ることなんて…
生まれてこの方、経験したことがないように思う。
12月22日はほとんどの学校で終業式に当たる日だった。
一面真っ白になった校庭は、大はしゃぎで走り回る足跡で
いっぱいになったのだろうか。
小学生たちはみな、
「雪合戦して楽しかったよ」
「雪のお陰で大掃除が無しになったわ。ラッキー!」
などといっていた。ヘ(^o^)ノ*

塾に早めに来た子どもたちは、教室にカバンを放り投げるや、
外に出て雪を投げ合っていた。
「ひや~!ちべた~」と手を真っ赤にしている。

オッサンの私にはとても理解できない。
「この寒いのに、あんなに冷たい雪を素手でつかんで喜んでいるとは…」

ともあれ、彼ら彼女らには、今年は珍しい経験ができてよかったのであろう。
子どもたちにとっては、非日常の出来事は
何でもお祭り騒ぎになるものなんだなあとしみじみ思う。

今年の漢字は…

2005-12-14 | コラム
12月12日(いい字一字)の「漢字の日」に、京都の清水寺で「今年の漢字」が発表された。

毎年、年末に日本漢字能力検定協会が全国公募して、その年の世相に合う漢字一文字を決定するのだが、残念なことに、私の予想は外れてしまった。12月7日の記事で、自信があると豪語していたのに…、面目ない…。m(-_-;)m

結局、最も応募が多かった字は「愛」。清水寺の貫主(かんす)が縦1.5メートル、横1.3メートルの和紙に大きな筆で「愛」と書き、奉納された。大みそかまで一般公開するそうだ。

私の予想した「株」は4位だった。
全国から8万5322通の応募があり、
1位 「愛」(アイ)  4,019人( 4.71%)
2位 「改」(カイ)   2,338人( 2.74%)
3位 「郵」(ユウ)  2,218人( 2.60%)
4位 「株」(かぶ)  2,125人( 2.49%)
5位 「笑」(ショウ) 1,775人( 2.08%)
6位 「震」(シン) 1,502人( 1.76%)
7位 「幸」(コウ)  1,391人( 1.63%)
8位 「結」(ケツ)  1,314人( 1.54%)
9位 「政」(セイ)  1,195人( 1.40%)
10位 「選」(セン) 1,186人( 1.39%)という結果だった。

 過去10回は震、倒、毒、災など暗いイメージの字がほとんど。清水寺の森貫主は「これほどいい字は初めてだろう。現実は愛でいっぱいとは言えない世の中を、愛で染めたいという人々の気持ちが反映されたのでは」と話していた。

「愛」の字がトップになった理由として、紀宮様のご成婚をはじめ、純愛ブームや芸能スポーツ界での結婚ラッシュなどに身近な「愛」を育む大切さを感じると同時に、世界規模で展開された大型ハリケーンや地震等の被災者救済劇や、21世紀最初の万博「愛・地球博」が大成功したことに世界規模の「愛」を育む大切さを感じたことが挙げられている。そんな中、各界で「アイちゃん」が愛称の女性が大活躍したことなどが挙げられた。

中でも、愛知万博に足を運んだ多数の人が、やっぱり「愛」と応募したんだろうなと思う。まあ、しょうがない結果かというとこだ。そ、そうだよ。負け惜しみだよ。

ジョン レノンの命日

2005-12-08 | 小魔人が歩んできた歴史
深夜いつものように塾を出、帰宅の途につこうと車のエンジンをかけると、カーラジオから「ハッピー・クリスマス」のメロディが流れてきた。曲を終えるとすぐに、次は「イマジン」が…

あっ、そっか、今日(12月8日)はレノンズデー(Lennon's day)か…。と気付いた。
ジョン・レノンの25回目の命日だ。ジョン・レノンが亡くなってから早くも四半世紀が経つ。

1980(昭和55)年、ビートルズの中心メンバーであったジョン・レノンはニューヨークの自宅アパート前で熱狂的なファン、マーク・チャプマンの放った凶弾に倒れたのだった。後続のミュージシャンに大きな影響を与え、今も与え続けているという意味でとても偉大な存在だ。どの曲を聴いても、古臭いという感じが全然しない。

小魔人は、少年期から何かとジョン・レノンと関わってきた。小学校5年の時くらいだったか、初めて購入したLP(“LP”って、懐かしい響きや…)はビートルズの「アビーロード」だった。その他も、ビートルズ後期の曲を好んで聴いたものだ。

その後、ビートルズCINEクラブというファンクラブに入会した。断っておくが、白黒テレビに映し出される、「しらっじゅ、いぇ~いぇ~いぇ~!」っていう音楽とともに熱狂する女性ファンが卒倒するというような、そんな時代をリアルタイムに経験したわけじゃありません。そんなにオッサンとちゃうわい!(`Д´メ)

CINEクラブというのは、ビートルズ解散後のファンクラブで、映画やフィルムを通じてファンが集うというものだった。小学生のガキのくせに、中ノ島の中央公会堂まで友人とフィルムフェスティバルというイベントに行ったものだった。さすがに小学生は僕たちだけだった。

中学での英語の勉強なんてものは、洋楽をもっと理解し、歌詞を口ずさんだりできるようにと、必死になって勉強したものだ。とても充実感があった。今の中学生の子ども達は、残念ながら、私たちの世代の多くが経験した、音楽と英語の勉強を結びつけるということがなかなかないのが残念だ。洋楽や洋画への憧れは、モティベーションを高めてくれたものなのだが…。

高校生の時は、音楽選択の授業の自由楽器のテストで、「LET・IT・BE」や「Imagine」を弾き語った。イキってただけで、自己満足の域を脱しないのだが…

ところで、“ファンクラブ”ということでは、私は生涯に、4つ経験したことがある。
① 「近鉄バッファローズ」小4~5年くらいかな? 今思えば、別に近鉄が好きなわけでもなかったが、当時、同級生は8割が近鉄の帽子をかぶっていた。 ノリで入らなしゃあないってかんじだった。ニッセイ球場や藤井寺球場にも何度か通ったものだ。

② 「サイボーグ009ファンクラブ」小5? なんでこんなのに入ったのか、今だによくわからない。たぶん、アニメ好きの友人に引き込まれただけだと思う。

③ 「ビートルズCINEクラブ」小5~6年?

④ 「Jリーグ・ガンバ大阪」 これは大人になってから…

2005年は、ジョン・レノンの生誕65年・没後25年の節目で、ジョン・レノン・アニヴァーサリー・イヤーを記念し、オリジナル・アルバムが発売された。早速聞いてみることにしよう。

今年の漢字

2005-12-07 | ちょっと気になる最近の話題
毎年、年末になると、日本漢字能力検定協会が、一年の世相を表す「今年の漢字」の募集行っている。一年を振り返る言葉【2005年・今年の漢字】はいかなるものになるか。

紅葉のシーズンを終え、静かになった京都の清水寺で、お坊さんが巨大な筆で紙いっぱいに一文字の漢字を力強く書くシーンがニュースで報道される。そう、あれだ。

過去10年の「今年の漢字」は以下の通り

2004年「災」…台風・地震・豪雨・猛暑など記録的な天災に相次いで見舞われた。イラクでの人質殺害や子供の殺人事件。美浜原発の蒸気噴出事故。自動車のリコール隠しなどなど。
2003年「虎」…阪神タイガースの18年ぶりのリーグ優勝。衆議院選挙へのマニフェスト初導入で政治家たちが声高に吠(ほ)えた。「虎の尾をふむ」ようなイラク派遣問題などなど。
2002年「帰」…北朝鮮に拉致された方の帰国。日本経済がバブル以前の水準に復活。昔の歌や童謡のリバイバル作品の大ヒットなどなど。
2001年「戦」…米国同時多発テロ事件で世界情勢が一変して、対テロ戦争、炭そ菌との戦い、世界的な不況との戦いなどなど。
2000年「金」…シドニーオリンピックでの金メダル。南北朝鮮統一に向けた“金・金”首脳会談の実現。新500円硬貨、二千円札の登場などなど。
1999年「末」…世紀末。1000年代の末。東海村の臨界事故や警察の不祥事など信じられない事件が続出して、「世も末」という実感。
1998年「毒」…和歌山のカレー毒物混入事件。ダイオキシンや環境ホルモンなどによる多くの社会問題などなど。
1997年「倒」…山一證券など大型倒産の続出。サッカー日本代表が並いる強豪を倒してワールドカップ初出場決定。
1996年「食」…O-157による食中毒事件や狂牛病の発生。税金と福祉を「食いもの」にした汚職事件の多発。
1995年「震」…阪神・淡路大震災。オウム真理教の事件。金融機関などの崩壊などに“震えた”年であった。

今年の漢字は果たして何だろうか??
私、小魔人もここ数年応募している。でも、残念ながら当たったことがない。
しか~し、今年は結構自信がある。

私の予想する今年の漢字は、

ズバリ…

「株」だ…。

その理由はというと、
目立ちたがり屋のライブドアの堀江氏の策略もあっただろうが、この一年の大半は、なんだかんだとライブドアの話題がマスコミやワイドショーをにぎわした。「ニッポン放送騒動」に端を発し、「株主の権利」なるものが注目されるようになった。その後もライブドア関連の話題の熱が冷めたかと思いきや、村上ファンドと阪神のやりとり、楽天対TBSなどの話題と関連して、株の話題が引っ切り無しだった。

これまで、「株」といえば、我が国ではどちらかと言うと投資というよりギャンブル的なイメージであったが、、衆院選後の急激な株高やネット取引の進展などに伴い、この一年で身近なものになり、個人投資家やデイトレーダーなどの間でも「株ブーム」に沸いた。

ある意味では、ライブドアの堀江氏のこの一年の様々な活躍とメディアへの露出が功を奏してか、株に何らかの関心を示した人は少なくはないだろう。まさにホリエモンの一年でもあった。私自身もライブドアのサービスは7、8年も前から利用しているので、ホリエモンにお世話になっているうちの一人だ。

2005年を象徴する漢字は、きっと「株」になるだろうと予想する。

結果の発表は、12月12日(月)京都清水寺にて
果たして、小魔人の予想は当たるのでしょうか? 乞うご期待。

ようガンバった!

2005-12-04 | サッカー最前線
冷や冷やものだった。終盤のまさかの連敗でずいぶん心配させよってからに…。

首位攻防の混沌とした中で行われた3日の<J1>最終節。ガンバは負傷で離脱していた大黒、出場停止のアラウージョが戻り、ようやくベストメンバーがそろった。首位セレッソ大阪から5位千葉まで5チームに優勝の可能性が残る歴史的ともいえる大混戦となったのも面白かった。

ガンバはFWアラウージョが先制し、後半2-2の同点に追いつかれたものの、MF遠藤のPKで勝ち越し。さらにアラウージョが追加点を決めて、4―2で川崎フロンターレを振り切った。セレッソ大阪が同点で試合を終えたため、逆転での劇的な優勝となった。

勝てば文句なしの優勝となる首位C大阪は、ホームで東京に2-1とリードしながら、後半44分59秒の終了間際に同点弾を突き刺された。セレッソの選手とサポーターにすれば、ドーハの悲劇の再来という思いであっただろう。気の毒ではあるが、後半戦をかなり盛り上げてくれたことに敬意を表する。来年またがんばってくれ…。

西日本勢として初のJ年間王者の座についたガンバは、93年のJリーグ初年度に参加した10クラブの中で、唯一タイトルがなかった。ついに悲願の初戴冠である。93年の開幕年にはファンクラブに加入し、これまでずっと応援し続けていた私にとっても悲願であった。でも、阪神優勝みたいな経済効果はないんやろなあと思う。

試合後、祝勝会を終えた主力選手たちがいくつもの深夜のテレビ番組に出演していた。いつも感じることだが、宮本と大黒のコメントのコントラストには笑える。聡明で大人びた発言で、キャプテンらしい貫禄を感じさせる宮本の発言と対照的に、大黒はコテコテの関西人。
 「まー、そーすね…」「僕、どっちかっていうと醤油よりソースね…」
っていう感じ。でもいいぞ、大胆で無頓着にどんどん大口をたたけ。お前の口調なら許されるぞ…。

得点王となったアラウージョや大黒も含め、J1最多の82ゴールを記録した今年のガンバ大阪の攻撃サッカーは魅力的だった。優勝したことによってガンバ大阪は来年のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権を手にした。来年3月8日から始まるACLでの活躍も期待したい。

頑張れ!受験生たち

2005-12-02 | ベスト学習会

先日、私のクラスの中学3年生の塾生たちに、11月度の志望校判定模擬テストの成績結果を返却した。

 一人ずつ懇談をしながら手渡し、評価と反省点・今後の指針を話し合った。自らの成績の伸長を喜び、高らかにガッツポーツを見せる者、やっとB判定が出てホッと胸をなで下ろす者、期待にそぐわぬ結果に対して肩を落とす者、反応はそれぞれだったが、みな、その眼には力がみなぎっていた。しっかりした受験生として、自分を客観的に見る目は養われている。

 論語に、『人にして、遠き慮り無ければ、必ず近き憂い有り』という言葉がある。(遠い将来のことまで考えて行動しないと、近いうちに必ず心配事が起こるということ)

 志望校を決断する際にも、じっくりと自分の将来像を描き、大学進学のことやその先を見据えて、後悔することのない最良の選択をして欲しい。

 正念場の大切な時期。自分の夢をかなえるために、また、充実した高校生活を送るために、受験までの残された期間、怠ることなく自らの実力に磨きをかけていかねばならない。私はそのために最大限のサポートをしていくつもりだ。