[ 小魔人の小部屋 ] 枚方市の学習塾“ベスト学習会”の別宮利彦の一昔前の回顧録

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別宮利彦の『小魔人の小部屋』
こっそり垣間見てにんまり微笑んでください

洋菓子

2007-07-27 | ベスト学習会

グリムスクールの初級に通う小学生の女の子から
お菓子をいただいた。

午前中に家で手作りしたものだという。

「 マドレーヌ 」だった。

そう呼んでいいのかなあ…。でも、多分そうだと思う。

とてもきれいに焼き上がっていて、見た目に「オイシソ~」と
いう感じだったし、実際、食べてみるとすんごくいい味してました。
風味もよし、程よい甘さ加減。
職人技のようでした…。

先々月、ベスト小学部のグリムスクール初級の授業で題材にした本が
『 クッキーのおうさま 』 という本だった。

主人公のりさちゃんという女の子が作った王様の形をしたクッキーが動き出し、
りさちゃんの家で暮らし始め、いばりんぼの王様と家来たちの様子を、心温ま
るファンタジーの世界で描いた物語だった。

このマドレーヌを作ってくれた女の子は、『クッキーのおうさま』のようなことが現実に
起こったら、楽しいだろうなと思い浮かべながら作っていたんじゃないかと思う。

とってもおいしくいただきました。

ヾヾ(*^▽^*)ノ☆ ありがとぉねぇぇぇぇ♪


受験のお守り!?

2007-07-20 | ベスト学習会
ベスト会での7月の保護者懇談会を終えた。

先日の懇談で、印象的なお話を中3の生徒のお母さんからうかがった。

その生徒は、
自分の部屋の壁にリボンを飾っているとのこと…。

制服のリボン。

中学校のではない。

高校のだ…

自分が行きたいと思っている地元の公立進学校のもの。

くずはモールの中にある「ナルミヤ」というスクールウエア
を扱うショップで購入したものだとのこと。

勇気の源となる“お守り”のリボンを部屋の勉強机のそばに飾り、
身に付けて登校する日を夢見て勉強している姿が目に浮かぶ…。

魔法の暗記術

2007-07-17 | ベスト学習会

台風の影響で開催が危ぶまれ、どうなるものかと心配していたが、

前日の嵐を完全に吹き飛ばしたかのような好天に恵まれ、

7月15日(日)のベスト学習会のセミナーは無事開催にこぎつけた。

輝きブラザきらら 7Fの大研修室は200名定員の座席だったが、
ほとんどの席が埋めつくされ、雑誌社の撮影・取材も訪れ、
大盛況だった。

小学生・中学生・高校生・一般と会場者の年齢層は幅広くなった。

中でも、小学生の子どもにとっては、難しい話だったかなと
心配をしていたのだが、

セミナー明けの授業に来た、来場者のうちの1人である5年生の塾生が
顔を合わすなり、
「俺、誕生石全部覚えたで~!」
とニコニコして言ってきた。

彼は、母親と一緒に参加してくれていた。

「そうか、じゃあ聞いてみるぞ!」と言って、
「~月は?」といくつか尋ねてみると、余裕の即答だった。

「やるなあ…」

「うん、行ってよかったわ…。ためになった。」
というありがたい声が聞けた。

この、「誕生石」とは、
セミナー当日、暗記術の実践体験ということで紹介した
うちの一つで、
簡単にできるイメージ暗記術
というものだ。

他の来場者のみなさんも暗記術のヒントになるものを
得て帰ってくれただろうか。


「夜回り先生」補足

2007-07-12 | ちょっと気になる最近の話題

前回のブログ記事の中で、
「夜回り先生」こと、水谷修先生が、
TOKIOの国分太一とV6の井ノ原快彦が司会を務める
 「 R30 」 という深夜トーク番組に出演すると
紹介したのですが、

関西での放送がどうやら今週ではなさそうです。

この番組自体は、
毎週金曜日にMBS(毎日放送)で 24:25~
に放送しているのですが、

今週はその時間に特番が入っていて、
 「 R30 」のレギュラー放送が無いようです。

おそらく来週になると思われますが…

代わりと言っちゃあなんですが、
近い日程で出演する別の番組を紹介しておきます。

【関西限定】
・ABC 「夜回り先生ドキュメンタリー」
7月14日(土)10:25~
・ABC 「こども未来プロジェクト 特別番組第2弾」生放送
7月16日(月)15:00~

ご関心があれば、こちらもご覧になってみて下さい。


変な天気が続いてる上に、
台風も近づいているので、憂鬱になるなあ…
夏休みを目前に控えたこの時期と言えば、
ちびっ子たちは学校でプールがあるだろうに。



夜回り先生

2007-07-09 | 日常の1コマ

先日、「夜回り先生」こと、水谷修先生の講演会に行った。

講演の内容は、素晴らしいものだった。

ソフトでありながら力がみなぎる声で、魂の叫びを奏でる。
先生が話し始めると、あっというまに会場の空気が澄み渡り、
万人が惹きつけられるという感じだった。

1時間半の講演はあっという間で、初めから終わりまで氏の話に釘付けだった。

「子どもは失敗して当たり前である。でもその失敗を許せない大人があまりにも多すぎる」

「子供を産んだから親になったと思っていませんか?子供が立派に成人して、『育ててくれ
てありがとう。産んでくれてありがとう。』といわれて初めて親になるんです。」

「教師っていうのはね、辞令をもらって教壇に立ったら教師になれたっていうわけじゃない。
尊敬と親しみをこめて、生徒に心から先生と呼ばれて初めて先生になる。そのためには
子どもの求めている夢になる。」

数々の言葉が、胸に響き、強く印象に残った。

改めて水谷先生は、コミュニケーションの力が優れていると感じた。
それは、自身の持つ、一人でも多くの子供を助けたいという強い信念と、数々の修羅場を
潜って来た経験からくるものだろう。

著書も多数出版されていて、会場で即売会&サイン会を行っていた。

やはり人気があって、ほとんどの来場者が本を購入して行列に並んでいた。

私も講演終了後に新刊の本を購入し、長い列に並んだ。

「春来」という大きな文字の言葉を添えて、サインをしていただいた。
誰のもとにも等しく春はやって来るんだ。というような意味がこめられているのだろうか。

間近で拝見した姿は、病気のせいで老け込んだのか、少し痩せた体、髪はほとんど真っ白だった。

胸腺リンパ腫という病を患っており、余命宣告をうけ、その余命を過ぎても毎日のように全国で
講演を行っている。自らの生命の終焉が刻々と迫っていながら、必死に子どもたちの命を救おう
と活動している。全く脱帽としか言いようがない。

氏は一切の治療を拒否している。抗がん剤であれ放射線治療であれ、身動きがとれなくなってしまうからと。
「死は、誰にだってやって来る。死のことを考えて生きて、どうするんですか? 問題は生から死まで、
どう生きるか。生き方が問題でしょ。死のために闘うのは、虚しすぎます。死は、語るべきものではない。
ただ受け入れればいいのです。」と語る。

氏は「夜の闇に沈んだ子どもたち」を、昼の世界に戻そうと今後も夜回りを続けていくと言う。

貴重な機会に恵まれ、一大人として、深く考えさせられた。


追記:
TOKIOの国分太一とV6の井ノ原快彦が司会を務める
 「 R30 」 という深夜トーク番組に出演すると言ってた。

是非、ご覧になってみて下さい。
○7月13日(金)、20日(金)2週にわたって放送予定
・MBS(毎日放送/近畿) 24:25~

ホームページ  :  夜回り先生