今月初めから、GoogleのサイトでGoogle Chrome β版 のダウンロードが始まっている。
どんなもんだろうか使ってみようと期待を込めて、早速ダウンロードしてみた。
ダウンロードもインストールも非常に簡単にできた。
最初は、かなりの文字化けが見られた。
しかし、それは修正の項目を検索してすぐに解決した。
寂しすぎるなと思うほどのすっきりしたデザイン。
無駄なスペースが少なく、画面を広く使えていい。
2週間くらいにわたって少しずつ使ってみた…。
起動はなかなか速く、表示もサクサクと体感ではかなり速いと感じる。
機能の多くは既存の競合ブラウザの寄せ集めという感じもするが、
いいとこをとって、余計なところを削って極力シンプルにしたということか。
ベースはあれこれつけずにあっさりとしたものにしておいて、後から
個人個人の好みに応じてカスタマイズするというのは時代の趨勢かと思える。
『 多機能ワンボックス 』というのがなかなかの魅力だ。�
URL を入力するボックスに 検索キーワードを直接入力できる。
キーワードの候補表示も的確だ。
一方、
一番の不満は、ブックマークの引っ越し。
私は、ずっと以前から、Operaをメインのブラウザにしているが、
Operaのブックマークを持ってくることはできない。
ちょっと残念…。
今のところOperaにはかなわない、かな?
その他、良し悪しはあるだろうが、
総合評価としては、『 もうちょい 』というレベルだ。
今後のリリースに期待したい。
連休の真ん中の日曜日、和歌山に出掛けたときのこと…
和歌山ラーメンの代名詞ともいえる、
『 井出商店 』 に赴いた。
「TVチャンピオン」で2年連続して「日本一うまいラーメン」に賞された店で、
和歌山ラーメンブームを作った立役者でもある。
混みそうな時間を外して行ったが、店の前には20名ほどの行列。
列に並んで、店の壁に書かれたメニューの一覧をボーっと眺めていると、
一台の目立つ黒いトラックが店の前の道に横付けされた。
車のリアには、 『 ALL JAPAN PRO-WRESTLING 』 と
丸くかたどられたロゴがあった。
おもむろに開いた扉から屈強な男が現われた。
うっわ!
「鈴木みのる、や!」 と心の内でつぶやいた。
《世界一性格の悪い男》という異名を持つレスラーだが、
「おらおらああ、雑魚ども~! ドケドケ~い!」
などというようなことはなく、
お行儀よく列の最後尾について、
同伴の後輩たちとニコニコとした表情で談笑していた。
リングの上での愚連隊の姿とは違って、
やたら胸板の分厚い、気のいいオニイチャンだった。
で、
井出商店のラーメンは、初めてのようでしたが、
お味の程はいかがだったのでしょうかねえ。
私は、大盛中華そば(麺2玉)を食べた。
美味かった!
南河内へ、歴史探訪に…。
【大阪府立近つ飛鳥博物館】
ここは平成6年にオープンしていたのだが、訪ねたいと思いながらなかなか行く機会がなかった。
だが、やっと訪れることができた。
はるばるという距離だが、期待以上の満足度だった。
この博物館の『近つ飛鳥』という呼び名は、『古事記』の中に記載があるのだが、大陸との本格的な窓口が難波の港に設けられた頃、難波宮からみて近い方の飛鳥(河内の飛鳥)ということで、現在の大阪府南河内郡辺り一帯を言ったものである。奈良県の明日香村を遠い方の飛鳥(大和の飛鳥)ということで「遠つ飛鳥」といった。
こちらは、ただ「飛鳥」と呼ばれるようになる。
その「飛鳥」に対して、当時劣らない文化を持っていたということで『近つ飛鳥』と呼ばれていたようだ。
そびえ立っているのは、「黄泉の塔」というものらしい。
階段状のへんてこな豪華な建物。もしや、アンドー?と思ったが、
入館してリーフレットを見てみると、案の定、安藤忠雄の設計によるものだ。
この博物館、展示物の案内をしてくれる音声ガイドを無料で貸し出ししている。
これはありがたい。いいとこだ。
でも、説明がとても細かく、ゆったりしたアナウンス。
1.5倍速とかないんかよ~って思った。
博物館の周辺一帯は、近つ飛鳥風土記の丘という史跡公園になっており、
日本を代表する規模の群集墳「一須賀古墳群」がある。
上の写真は復元されたレプリカの古墳の一つだ。こんなのがあっちこっちにあった。
次に、大阪芸術大学や上宮太子高等学校が近くにある、南河内郡太子町の
『 叡福寺 』を訪れた。
ここには聖徳太子(厩戸皇子)の墓所がある。
涕曚粒幣紊砲修咾┐詁鄲臾br>
聖徳太子の没後、伯母さんにあたる推古天皇が土地建物を寄進し、
墓守りの住む堂を建てたのが叡福寺の始まりとされている。
この寺のずっと奥にある、叡福寺北古墳。
ここに聖徳太子本人とその母・穴穂部間人皇后(あなほべのはしひとこうごう)、
太子の妃・膳部菩岐々美郎女(かしわでのほききみのいらつめ)が眠っているとされている。
聖徳太子御廟
聖徳太子にまつわる伝説や聖徳太子虚構説など、様々な論争があるが、
今後の教科書ではどうなることやら…