9月9日。
雄大な桜島が見える 道の駅たるみず で・・・・
岡山ナンバーの、私好みのマシンを発見!
ダイハツ アトレー RTリミテッド!
強烈な違和感が、めちゃくちゃカッコイイ!
乗ってる人も、
強烈な違和感を周囲に振りまいていて・・・・
私と同じチャンネルの、
めちゃくちゃカッコイイおっちゃん!
おっちゃんのマシンには、
プロフィールが貼り付けられていて、
よく読んでみると・・・・
岡山県玉野市出身 と書いてある。
え~、玉野市出身ですか?
僕らも玉野市から来ました!
おう、そうか、わしは八浜の ◎△☆ の三男じゃあ。
え~、僕も、八浜の、歌見の、高原です。
おう、そうか、畳屋さんの孫か?
そうそう、畳屋の孫です。
みたいな話になって、
人生のこと、社会のこと、原発のこと、現代のこと、
いろいろと話し込んで、いろんな刺激をいただいた。
おっちゃんは、
この道の駅で、車に3年住んでいるという。
通称 こんちゃん!
職業は 画家 である。
八浜出身のふたりが、
人生について話し込んでいると、
不思議とオネエチャンが寄ってくるので、不思議、不思議!
マシンの屋根にはソーラーパネルが載っていて、
12Vのメインバッテリー1ヶ+サブバッテリー2ヶに充電されて、
インバーターをかまして、悠々と100Vの家電が使えるそうだ。
車内にはビッシリと、
絵筆、絵の具、書籍類が整理整頓されている。
後ろのハッチを開ければ、キッチンが出現!
流し、冷蔵庫、ガスコンロ、ジューサー ・・・・
なんでも揃っている。超カッコイイ!
お~、
またオネエチャンが寄ってきた!
オマケに姓名判断をしてもらって、
高原 正伸(たかはらまさのぶ) よりは、
高原 正曳(たかはらまさのぶ) が大吉じゃあ! と言う。
野末陳平より当たりそうだ!
さっそく、運転免許証の裏に鉛筆で 高原正曳 と書いた。
こんちゃん と長くしゃべると、
別れはせつなく、
最後に、
食料の物物交換をしながら、
私の自家用車のユニックと、
旅する小屋 対庵 を自慢したら・・・・
こりゃあ、スゲー!
上には上がおるもんじゃ!
と感歎してくれて、
桜島の噴煙が、よりいっそうモクモク上がった。
こんちゃん と別れてから、
八浜の町のことを考えた。
その昔、
岡山城下の空を飛んで、お咎めを受け、
船乗りになり、八浜の町を飛び出して諸国を転々とし、
駿府で一旗あげた 櫻屋幸吉(鳥人幸吉) の遺伝子が、
現在も、八浜の町に脈々と受け継がれているのだろう。
八浜イズム ってものがあるとしたら、
この私の血にも、少しは混じっているのだろうか?
それは、漂泊者の血だろうか?
こんちゃん は、
来年2月に玉野に帰るという。
タイミングが合えば、
こんちゃん のマシンをメイン作品として、
ぜひ uz で、個展 『こんちゃん展』 を企画したい。
こんちゃんが元気で、なにより。
私はこんちゃんに出会ってから、
人生軌道修正中。
こまった。本当にこまった。