八濱漂泊傳

ダラシナイデラシネ記

八浜中学校 修学旅行編

2013-08-17 01:48:11 | センチメンタル

 

やまなみハイウェイ の思いで話。

 

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八浜中学校の修学旅行で、

 

大分別府から阿蘇山を通り、

熊本、長崎へ抜けた。

 

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バス旅行とかの団体行動は、

生まれつき苦手だった。

 

やまなみハイウェイ を走るバスの中で、

バスガイドさんが、

 

  光る太陽 明るい行く手

  別府をあとに 伸びる道

  飛ばす車の リズムも軽く

  唄も弾むよ 花野をこえて

  あ~ 明るい 山並みハイウエ- ♪

 

なんて、歌ったあとで・・・・ 

 

1人ずつマイクが回ってくる

いちばん嫌いな バス旅行の儀式 が始まった。

 

拒んでも、拒んでも、歌えと言うので、

困って、しかたなく歌った曲は・・・・

 

同級生は誰も知らない

憂歌団 の 『イコマ (女町エレジー)』 という曲。

 

  女に生まれて よかったわ~

  ホントはいいこと ないけれど~

  そうでも 心で思わなきゃ~

  生きてはゆけない この私~

  生駒は 哀しい女町~ ♪

 

 

同級生たちは全員、

ドン引きだったけれど、

 

バスガイドさんだけは、

私が歌う 憂歌 を痛く喜んで

ほめちぎってくれた。

 

それから俄然、

バス旅行が楽しくなり、

 

長崎までの道中ず~っと

そのバスガイドさんとふたり、

 

沢田研二が 3億円犯人 を演じたドラマ

『悪魔のようなあいつ』 の話題で グッと 盛り上がって・・・・

 

 

長崎駅でのお別れの時は、

みんなに内緒で、特別にプレゼントをもらった。

 

なぜ、あの時、

連絡先を聞かなかったのだろうか?

 

 

それにしても、

 

哀しい女町 を歌う、

三億円事件 に異常に詳しい中学生と、

 

みんなが楽しい?バス旅行との ギャップ は・・・・ 

 

大人になっても、

相変わらず、引きずっている。

 

 

美人のバスガイドさんがいない団体行動は、

今もキライだ。

 

 

 


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