後藤先生が案内してくれたのは 眼下に小丸川が見える「前坂展望台」
ここは九州で最大の揚水発電のための川原ダム
対岸には武者小路実篤が創設した「新しき村」 現在は「日向新しき村」
調べると・・・
理想的な調和社会 階級闘争のない世界という理想郷を目指し
大正7年 10数名の同志と創設したとあります
その後ダム建設で水没したため 埼玉県毛呂山町に主力を移し
こちらは「日向新しき村」とし 現在2世帯4名の方が志を継がれているようです
なお埼玉は10世帯と紹介されています
「新しき村」という 武者小路実篤の壮大なロマンの軌跡は
今の社会へのアンチテーゼ すなわち警鐘でもあるような気がします
当時の様子を詳しく知るため 近くの記念館に寄れなかったのは残念でした
川の向こう岸が「日向新しき村」
「日向新しき村の理想」の碑
そして次に着いたのが「木城えほんの郷」
展望台より5分の位置 一番上の写真でいうと右側集落の上あたり
百年後の将来の子どもたちに手渡すことのできるえほんの郷を 一緒に創りませんかと
24000平方メートルの森に平成8年できたとあります
ここは本屋さんとコーヒー屋さんのある「きこり館」
蔵書14500冊の「森のえほん館」
「水のステージ」
3月には“お花見狂言会” 実りの10月には“月の夜の音楽会”などのプログラム
くわえて田植えあり 落語会あり 講演あり 合宿あり 祭りありとイベントも多彩
点在する「森のコテージ」「森の芝居小屋」も
人の心のみどりのゆりかごの大道具
森と棚田と渓谷の里山 木城町
感動×感動のロケーションでした
今日は今から市民の森の花菖蒲撮りに行ってきます
ここ西都市は本当に便利な場所で 市民の森へもクルマで30分
いい写真が撮れると良いのですが では。