マンゴーしいたけのつぶやき

いわゆる団塊の世代です。40年余の東京暮らしを経て、生まれた古里で織りなす珍道中の「つぶやき」になりそうです。

東京町田市藤の台団地は私たちのふる里(2)

2018年01月10日 19時27分00秒 | 日記

 ここ西都市より約1時間の都城市が小生の生まれ育った所

カミさんの生まれ育った所も約1時間の高原町

4人家族で30数年住んで育ててくれた所が藤の台団地 

今も次女夫婦たちは大好きなこの団地住まい

そんな東京のふる里に特別な思い入れのある二つの活動を今回紹介

 

 

多摩ニュータウンに隣接する町田市のこの団地は1970年の入居開始

日本の高度成長期に誰もの憧れの住まいでもあった日本住宅公団住宅

その中のひとつが3435世帯の藤の台団地(賃貸+分譲)

こんな親子の遊び(泥んこ遊び)も懐かしく

地域活動が盛んな団地で 1995年2月に活動を開始したのが「お食事とおしゃべり会」

介護保険法も無かった頃 高齢化社会を見据えての居場所づくりでもありました

月に一度の この活動も2018年2月で23年目

下は2012年3月 第189回の「お食事とおしゃべり会」

夫婦で上京した時 常連のKさんとカミさん

昨日「100才を迎えました」と年賀状を戴き感無量

第189回の献立(毎回手作り)

 パパとママと手伝ってくれた受付の“ももちゃん”も今10才

 

 

 

そして1999年3月にスタートしたのが「藤の台たすけあいの会」

終の棲家としての暮らしを支えあう活動

介護保険法が始まる前 先取りの画期的な運動でした

パイオニアとしての先例でもあり 今日この運動は各団地・地域に広がっています

(下は2010年発行の『団地40周年記念誌』より「藤の台たすけあいの会」の歩み)

 

 

この生活支援の活動も3月で19年目

(毎月1回 全戸配布の便りより)

 

この二つの活動に特別な思い入れがあるのは 立ち上げ当初より携わっていたからというのがありますし 今の活動(西都レク)や介護の現場で働けるのも上の二つの活動体験が基礎にあるからだ思っているから

あらためて20年もそれ以上もボランティアを続けているボラ仲間に自治会役員さんに敬意を表し 太陽よりも熱い熱いエールをおくります 本当に大変な活動をご苦労様です❢ 


 

 

一方 この団地の現状を「団地の生活と住まいアンケート」から抜粋

昨年10月に自治会が実施したもので11回目

【家賃】 4~6万が86%

【家族構成】 独居が45% 2人住まいが42%

【世帯主】 75才以上が45% 65才以上だと79%

【家計】 年金のみが51%

日本住宅公団(現 UR都市機構)と自治会は 大家と店子の関係では「民営化反対と家賃値上げ反対の歴史」でもありました それは今も現在進行形 終の棲家として望んでいる居住者のためにも 上記のアンケートに代表される各団地の現状をふまえ 公共住宅として家賃据え置きでこのまま残して欲しいと切に政府に望むものです (2010年現在 公団住宅は76万戸 約200万の居住者)

なお住宅公団と自治会の歴史に興味をお持ちの方は次の書籍をおすすめいたします 昨年11月発行の 検証公団居住60年 ~《居住は権利》公共住宅を守るたたかい~ 著者は国立富士見台団地に住み全国自治協の代表幹事でもある多和田栄治さん 発行所は東信堂 娘さんの多和田葉子さんは1992年に芥川賞を受賞しているドイツ在住の作家でもあり 小生も自治会の何たるかを教えてもらった大先輩であります 本の値段は2800円(290ページ)

 

 最後に下の写真

先のブログに載せた【25年遅れの結婚式】は2部構成

1部が「結婚式」 2部が私の「生前葬」

こんな打ち解けた友人たちができたのは やはり藤の台が汗と涙のふる里だったからであります

合掌❢

 ではまた ごきげんようです。

 

 

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