マンゴーしいたけのつぶやき

いわゆる団塊の世代です。40年余の東京暮らしを経て、生まれた古里で織りなす珍道中の「つぶやき」になりそうです。

夕焼け小焼けで日が暮れて

2011年07月09日 08時00分36秒 | 日記

家から見る 夕焼け 19:40


今日は住んでいた藤の台団地の、『お食事とおしゃべり会』の話です。

1970年代の日本の高度成長期、国の住宅施策として団地(公団住宅)ができました。
そして40年が経ち、日本一円より入居した世代は高齢化し、望郷の念を抱きながらも
終の棲家としての団地暮らしをしているのが、70年代団地の偽らざる現状です。

昨年8月の町田市高齢者福祉課の調査では、65才以上の一人暮らしと二人暮らしが1200世帯。
藤の台団地の世帯数は3435世帯です。
自治会の3年前のアンケートでも、60代以上の世帯主の占める割り合いは73%を超えました。

こうした超高齢化団地になることを見通し、1994年に立ち上げたのが『お食事とおしゃべり会』。
今でも「総料理長」として腕をふるっているAさんと、自治会の共同提案でした。
お手本は隣の団地の小規模な「ふれあい食事会」。

介護保険法が制定されたのが、2000年4月。
『お食事とおしゃべり会』は、そこでいうディケアセンターのイメージに似たものがありました。
平たく言えば親孝行の真似ごと、大上段に構えると自治会による「地域福祉」のスタート。

この活動のノウハウを生かして5年後、『藤の台たすけあいの会』と『ふれあい喫茶』が
胎動し、今年より本格的に動き出した『見守り支援ネットワーク』の運動へとつながります。

『お食事とおしゃべり会』は今年17年目、ボランティアは40数名、参加者は平均80~ 90名。
会場は地域活動に造詣の深い園長のご厚意で、団地内保育園の厨房とホール。
一方、福祉を目指す学生ボラの受け皿としても機能。(法政大学 現代福祉学科)

とにかく笑ってもらおうと、着ぐるみや和服、セーラー服での嬉し恥ずかし16年の司会業(私)も
今では懐かしい思い出ですが、『西都市レク協会』でもこの経験は役に立ちそうです。

長くなりますので、またいつの日か書きます。
(『お食事とおしゃべり会』の開催日は毎月、第一日曜日です)

下の写真は『お食事とおしゃべり会』の様子ですが、参加者の合意も得てホームページの
「私の建て替えまちづくり日記」でも掲載していますので、紹介することといたしました。
なおこのブログの私は、藤の台団地自治会の会長職(18年間)にありました。


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