マンゴーしいたけのつぶやき

いわゆる団塊の世代です。40年余の東京暮らしを経て、生まれた古里で織りなす珍道中の「つぶやき」になりそうです。

和舟で栄えた都市 美々津

2014年05月25日 20時13分30秒 | 日記

 ( ここは“クルスの海”からおよそ20分 宮崎県日向市の海辺の町 美々津 ブログ上の説明はパンフレット及び 区長さんやボランティアのガイドさんの話から引用しています ) 

 和舟と共に繁栄した湊町 美々津 (重要伝統的建造物群保存地区) とありますが 幕末から明治にかけて林産物を中心に大阪方面を取引先として栄えた「都市」だそうです この美々津の町割りは400年変わってなく 保存地区の建造物は今99軒を修復したとのこと

写真の家々も 江戸時代末期から明治時代に舟大工が建てた家が多く したがって百数十年の風雪にも耐えているのだとか

 

中町には江戸末期の切妻屋根の商家(廻船問屋・呉服・旅館) 下町には舟大工や漁師の住居      上町には番所や藩藏 役人の屋敷という家並みだった模様

家々の軒先には「ばんこ」と呼ばれる 折りたたみ式の腰掛け (近所の人達が ちょっと腰掛けて   おしゃべりする通り端の道具)

 

現在の上町の家屋は明治期の創建

私たちが おじゃましたのは上町の『美々津軒』 写真奥の緩やかな坂をおりると海

K女史と面識のある区長(女性)さんが応対してくれました

 

   

天井が低い「みせの間」(左) 中庭から「吹き抜けの間」(中) 二階より中庭を望む(右)

  

二階も床の高低により幾つもの座敷に仕切られていました

階段上がると奥も二階部分 左上にも座敷が 左下に見えるのは一階(写真左)                  右の写真では下が一階 カメラの場所が二階 上の奥が中三階の感じ

  

この『美々津軒』の展示物をいくらか

  

  

 

防火帯の共同井戸と 土蔵 (消防器具庫)

  

往時の空間が体験できるカフェ(上町の町家)

*落ち着ける喫茶店でした  

 

*建築物や歴史に疎いため 多分説明の正確さを欠いており 資料不足とあわせてお詫びしておきます

 

 

 

今回K女史がプログラムした一つが ここ「都農ふれあいの居場所」訪問

「人と人が支えあい、助け合い、触れ合う場として 都農町に立ち上げて2年余・・ 」

立ち上げたのは“たわわ ハート ねっと” 

K女史や「うみがめのたまご」の古田代表ともつながりのある青年たち

小生も新聞では読んだことがありましたが 訪れるのは初めて

 

丁度 伺った時は 「緑のカーテン」の作業中

毎週火曜日には 昼食会も開催しているそうです

毎回およそ20名で参加費は200円~500円

いい雰囲気ですね 

以前住んでいた団地で 高齢者の居場所の一つとして「エルダーラウンジ」ができたこと                       高齢者の交流の場でもある「お食事とおしゃべり会」がスタートしたこと                                            そして生活支援の「藤の台たすけあいの会」が胎動したこと

・・・・・そんな活動の原点を思い出して懐かしかったです  

K女史の夢も この「都農ふれあいの居場所」をイメージした西都での居場所と「助け合い」の創出

 

志を同じくする人は『この指止まれ』 で集まるもの 

微力ながら 小生もサポーターとして馳せ参じる覚悟

あなたの案内で行った望洋館の主も 以前アマゾン(ブラジル)で活躍された経歴の人

あわせてあなたの尊敬する『美々津軒』 の女性区長といい 都農の青年たちといい近くにはお手本揃い

いざ! いざ!               

 

 

家の倉庫のウラの小さな川には 今年も数匹のホタルがきてくれました

ではまた ごきげんようです。

 

コメント
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