MAYURI SHOJI
体当たりリポーターの取材日記
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庄司麻由里のカッパすいすい

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取材後記?/?2005年12月20日 18時22分40秒
みかん!みかん!みかん!

今日は「はなまるマーケット」の本番でした。今日のテーマは「みかん」!日本で一番食べられている果物です。
さて、クイズの正解ですが、まずNAOさん正解!長崎で取材したのは「日本一高級なみかん」でした。なんたって、5キロ12600円!一個あたり315円ですよ!高級果物の代名詞、かの有名な日本橋の千疋屋総本店さんが「日本一高い!」と太鼓判を押したんですから間違いない!その名も佐世保温州、「出島の華」
糖度14度以上を約束された、ものすごく甘くてこくのあるおいしいみかんです。



長崎、佐世保でこの幻のみかんとご対面したわけですが、このみかん畑、私たちが想像するみかんの木とちょっとイメージが違うのです。というのも・・・・



ね、なにもいくら私がでかいからっていったって、「ガリバー旅行記」ではございません。みかんの木が小さいの。なんでも、次々と若い木を育てて、パワーあふれるみかんを作っていらしゃるんだとか・・・しかもこの方が脚立を使わないですむので作業がしやすいんですって!農家も高齢化が進んでいますからね・・・この同じ木でも、全部が「出島の華」になるのではなくって、一本の木からせいぜい5つぐらいが選ばれて「出島の華」として、残りは「味まる」という名前で出荷されるということで、こんなふうに選ばれに選ばれたエリートみかんですから、kankoさんが書き込んでくださったように、ある意味「日本一キュートなみかん」と言えなくもないかも・・・?でも値段はとてもとてもキュートとは言えず、しびれる値段ですよね

私たちが日常的に買えるふつうのみかん、もし残念ながら酸っぱかったら、甘くするには、もむ、のほかに加熱すればいい」という驚きの方法も伺いました。



私は「みかんを焼く」ということに驚いてしまったのですが、地方によっては、おもちといっしょにみかんを焼く風習があるとか、民間療法で風邪には焼きみかんが効く、とのことでみなさんは焼きみかん、召し上がったことがありますか・・・・?

そしてもうひとつのクイズの答え、小田原に行ってマイナス25度の冷凍庫に入って指先に激痛が走りながら取材したのは冷凍みかん」でした。これも酸っぱいみかんを甘くする方法のひとつ。

今回の取材を通じてで私がへーッと思ったポイントは「みかんを甘くするにはストレスを与えるとよい!」ということでした!
だってね、まず「出島の華」の生産者さんも「甘いみかんを作るために、地面を白いビニールシートでおおうんだよ、こうすると下からも光があたると同時に土に水がしみこまなくて、みかんの木は充分水分を吸い上げられなくてストレスを感じて濃い甘いみかんができるんだよ」とのことでしたし、栄養学の教授も「酸っぱいみかんを甘くするために、もんんだり焼いたり冷凍するのは、みかんにストレスをあたえることで酵素を働かせて、酸を分解させるという原理なのです」とおっしゃっていてびっくり!私なんてストレスがかかるとしなびちゃうけど、みかんはストレスがかかればかかるほど甘くなるってちょっといじらしくなっちゃいませんか?
ですからkannkoさん、みかんに限っては「甘くするためには甘いキスで甘やかすのではなく、「甘くするためにはいじめちゃえということだったんですよ!

明日は「みかんの皮までを使った料理レシピ」をアップさせますね!
今日の特別ゲストのボビー・オロゴンさんは「皮まで食べなくても・・・」と言ってらっしゃったけど、チキンのソースにしたら、さわやかで色もとってもきれいなクリスマスにぴったりなお料理なんですよ!


ところで、今日はラジオでも先週に引き続きみなさまにお話させていただきました。
その詳しいようすを、ラジオ日本の延友陽子アナウンサーがブログに載せてくださっているので、こちらも覗いてみてください
http://blog.jorf.co.jp/morning_01/2005/12/post_c448.html


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