MAYURI SHOJI
体当たりリポーターの取材日記
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庄司麻由里のカッパすいすい

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日記?/?2009年03月23日 17時33分49秒
デカチビコンビ パリ旅行記 その8

観光して、買い物を楽しんで、おいしいものをいっぱい食べて、お土産買って、楽しい楽しいパリでの3日間が終わり、意気揚々と帰路についた私たち・・・・・
あまりの荷物に電車に乗るのは無理と判断、リムジンバスで渋谷まで帰り、
そこで「じゃぁ、またね!」と元気よく別れてそれぞれの家に帰りました。

家にたどり着いたのが、夕方の5時。
さぁ、明日からまた仕事がんばるぞ!まず明日は雑誌「クロワッサン」のインタビューと撮影が入っているし、夜は大宮に入って明後日の朝のラジオ・ハナキンに備えよう!!まずは今日中に荷物を解いて、夫やスタッフへのお土産を出さなくちゃ!・・・・
と、張り切って荷物の整理を始めようとしたそのとき・・・・・・
・・・・あれ・・・?なんかちょっと変だな?・・・・・リムジンバスに酔ったのかな・・・?なんか・・・・お腹が痛いような気が・・・・?まぁ、旅行中はいつも便秘気味になるからね・・・・・トイレ、トイレ・・・・あれ?・・・・あれ?・・・・・なんか・・・・・便秘と言うより、お腹ちょっと壊したかな?・・・・あれ?・・・・いやいや・・・・ん?なんか・・・・あれ?気持ち悪い・・・・えっ?・・・吐きそう?・・・まさか・・・いや・・・・いや・・・だめだやっぱり吐きそう
・・・・いや・・・・吐く・・・えっ?えっ?えーーーーーっ???
・・・・・そこからは、つまりピーヒャラドンドン・・・・・・・・
とにかくしばらくトイレから出てこられず・・・・・
やっとヨロヨロと出てきたら今度はものすごい寒気が襲い掛かってきました・・・・
震えながら熱を測ったらなんと38度
えーーーーーっ!ウソでしょう???
うわ~・・・・やっちゃった・・・・・
間違いありません、このおなかの痛さと気持ち悪さ、そして寒気の感覚は、今までの人生において3回ほど経験のある食中毒・・・・
1度目は学生の時、友達3人とディスコに行って次の日3人そろって学校を休みました。2度目はナレーターコンパニオンの仕事で大阪に4人で出張で行ったとき、夜に魚介類のサラダをみんなで食べて次の日3人が次々と時間差で動けなくなりました。そして3度目は、「世界ふしぎ発見」のロケでインドに行ったとき、丸一日ホテルで寝込みました。今回もそのときの感覚とおんなじ・・・・・
                      
なんとかありったけの掛け布団を引っ張り出して寝床にもぐりこみ、寒気と戦いながら時々トイレに駆け込んでるところへ、夜9時すぎに夫が帰宅。
「お~、オレを置き去りにして、楽しんできたんだろ~~」と軽口をたたきながら部屋に入ってきた夫、私の容態を見て最初に発した言葉は
「なにー?お腹が痛くて吐いて熱があるだと  
おい、おい、鳥インフルエンザじゃないのかっ?
どうして成田で隔離されてこなかったんだ
もう、お願~い!帰ってこないで~~~~
エッフェルト塔の下に埋まっちゃって~~~~」・・・・
って・・・・ヒドスギル・・・・・
どうやら本気で鳥インフルエンザじゃないかと疑っているらしく、夫は手で自分の口を押さえ、
遠くからこわごわ体温計を放ってくる始末・・・・「感染列島」じゃないって・・・
「救急車呼ぶぞ!入院しろ!!」って、自分がうつるのを心配しているのがありあり・・・・・
さらに、
おい!食中毒って言うけど、じゃぁ何に当たったんだ? 何食べたか言ってみろ
なにぃ?生牡蠣を食べただと~~~~?
旅先の外国で生牡蠣を食べただと~~~~?
帰った次の日から仕事が入っているっていうのに、よりによって生牡蠣を食べただと~~~~!!

言語道断!危機管理がなってな~~~い!


・・・・・・オッシャルトオリ・・・・ヒトコトモアリマセン・・・・・
ジツハ、ナマノムールガイモ タベタンダケド、ソレハイウノヤメテオコ・・・・

しかし今さら反省しても後の祭り、とにかく本当は病院に行った方がいいのでしょうが、なんたって10分おきにトイレにかけこんじゃうし、動くのもつらいし、かといって救急車呼ぶってのもおおげさな気がするし・・・それになんたって、もし「様子を見るために入院」なんてことになって、明日の仕事に穴をあけちゃったらそれこそ一大事!ということで、ここは自分の体力と気力で食中毒菌と戦うしかない
夫の「38度を超えたら、だれがなんと言おうが救急車呼ぶからなっ!」との言葉に弱々しくうなづきながら、一時間おきに熱を測り、一晩中スポーツドリンクを飲みつつ、ガタガタ、ウツラウツラ、ハタッ!ダーーーーッピーピー・・・・ガタガタ、ウツラウツラ、ハタッ!ダーーーーッピーピーを何回となく繰り返し、次の日の朝ようやく微熱になり、もう出すものもなく、ヨロヨロと仕事に出かけ、仕事場では担当者の方に何事もなかったように挨拶して、ただメイクさんには内緒でお願いをしてげっそりした頬に強めのチークを入れてもらって無事に撮影を終え、いったん家に帰ってもう一度ぐっすり眠って、その後ゼリー状の栄養補助食品をチュルチュル飲みつつ「ハナキン」も無事に終わらせることができたのでした・・・・
とりあえずヨカッタ・・・・・!

ところで、この3日間、私が気になっていたのは、そう堤さん・・・・
彼女は具合悪くなっていないのかしら?
それと、食中毒の原因は本当に生牡蠣かムール貝なのかしら?だって、具合が悪くなったのは、貝を食べてから、約32時間もたってから・・・・ちょっと症状が出るのが遅すぎる気がする・・・・ 
私が実は怪しいと思っているのは、機内食に出たフランス産のきのこなんだけど、堤さんはあれ食べてたかな??電話してみようかな?でも、もし彼女は何でもなかったら、かえって気を使わせちゃうしな・・・・・と、迷っているところへ、彼女から一通のメールが・・・・
「お元気ですか?すぐにお電話しようかなと思っていましたが、帰国後ほっとしたのか気がゆるんだのか具合が悪くなってしまい発熱やらムカムカやらで食べ物を受け付けず、でも連日ロケなので休むこともできず、仕事以外の時間はずっと家で寝込む情けない毎日です。庄司さんはお疲れ出てませんでしょうか?」
って、やっぱり~~~!!
このメールを受け取ってすぐに電話をしたのは言うまでもアリマセン!食中毒の経験がなかった彼女は、風邪にでもかかったのかと思っていたとか・・・!

という、とんだオチがついちゃったけれど
でもでも、とーーーーーっても楽しい旅だったことは間違いなし
堤さん、また行こうね~~~!
   

                                                   ・・・・・・・・・・・・おわり


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日記?/?2009年03月16日 23時40分40秒
デカチビコンビ パリ旅行記 その7

このブログでも何回かご紹介していますが、私はキッチングッズが大好き
もちろんパリでも買ってきました~
今回はその中から、いくつかお見せしちゃいましょう!

まずはこちら
このカラフルできれいなリボンとエッフェル塔、そしてぶどうの形をしているもの、なんだかおわかりになりますか?
そうなの、なんとマカロニなの~~

デパートの地下の食材コーナーでフツーに売っているマカロニがこんなにもおしゃれ・・・・
こんなマカロニでお料理作ったら、とってもファッショナブルな一皿になること間違いなしでしょ

もうひとつ、デパ地下の食材コーナーで見つけたのがこれ
さぁ、こちらはなーんだ?
絵の具みたいなケースに入っているカラフルな結晶は・・・・お砂糖です
色もこのほかに、濃いがあって「これ、例えば紅茶に入れたらどんな色になっちゃうんだろう??」とちょっと心配・・・・・

さて、ヨーロッパはチーズがおいしいところで、もちろんお土産にチーズ詰め合わせも買ってきたのですが、こんなものも見つけました!
いろんなチーズのモチーフがついた、チーズピック ホームパーティーで、チーズの盛り合わせに添えて出したら盛り上がると思うんだけどな・・・・・

でも「これぞパリだキッチングッズ№1」は、
間違いなくコチラでしょう~
なんと~~エッフェル塔の形をしたおろし器です~~
フランスの方々は主にチーズやにんにくなんかをおろすのでしょうが、大根おろしだってできそうよ!

ということで、今回の旅行でも、キュートなそのお国ならではのキッチングッズをゲットできて大満足 

                                                                            ・・・・・・・・・つづく
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日記?/?2009年03月12日 17時08分40秒
デカチビコンビ パリ旅行記 その6

今回は食べ物の話・・・・
フランスは美食の国食いしん坊の私は、行く前からものすごく楽しみにしていました。
いやいや、うわさに違わずおいしいものがいっぱいでした~

まずは、ホテルの朝食からしておいしい
             
どうしてこんなにパンがおいしいのかしら・・・?特にクロワッサンは「なるほどこれがホンモノのクロワッサンなのね!」と感動モノ!さらに、ビュッフェの生ハムとスモークサーモンが絶品!朝からワインが飲みたくなっちゃうのをぐっとがまんして、見た目にも美しい果物を、たっぷりいただきました。なんか盛り付けもとってもおしゃれでしょ!


続いてはこちらの写真をご覧下さい
堤さんの後ろに絵画がかかっていますが、ここは美術館?そうなの、美術館なの!
こここまで、このパリ旅行記を読んでくださっている方は「あれあれ?今回は美術館は時間がないから行かなかったんじゃなかったの?」と思われたかもしれんませんが、実は私たち、
美術館に画を観に行ったのではなく、ランチを食べに行ったのです。
こちらは、ジャックマール・アンドレ美術館の中にあるカフェ。なんと19世紀末の裕福な美術収集家夫妻が建てた壮大なお屋敷がそのまま美術館になっていて、ここは夫妻が実際にダイニングルームとして使っていた場所なんですって!!

ヒエ~まるでお城みたい

ものすごく優雅な気分にひたれますが、しかしランチは意外とリーズナブルに楽しめて、このオマールえびのテリーヌとスモークサーモンのサラダ、パンのセットはお腹いっぱいのボリュームで日本円で2000円弱でした。

もう一箇所、今回の旅の中で出合ったお薦めのランチのお店はサンジェルマン・デ・プレにあるダ・ローザ。ここは実は食材店で、食材のセレクトショップみたいなところなのですが、そのお店の一角で食事もできます。

              

なんといっても、ここで食べなくてはならないのはイベリコ豚の生ハム
何種類かの生ハムが固まりで置いてあって、どれも少しづつ味見をさせてもらい、好みの生ハムを選ばせてもらったのですが、まずなんと言っても香りがすごい!口にいれたとたん広がるなんとも芳醇な香り・・・・やわらかすぎず、しっかりとした噛みごたえがあるのに、気がつくと口の中で溶けてるその食感私も堤さんも「今まで人生で食べた生ハムの中で間違いなく№1においしい!」と、大感激
こちらのお店には、日本人のスタッフの方がいらしたので、日本語で詳しくメニューについてご説明いただけたのがありがたかった~
こちらが日本人スタッフ ポポさん

そのポポさんが、「もう一品、ぜひとも召し上がっていただきたいお薦めのメニューがあるんです!」とのこと・・・・それは何かといえば、「血のソーセージのパテのソテー」っていうんです。そのとたん「いや~ それはちょっと・・・ 『血』とか『内臓』とかって、ふたりともあんまり得意じゃないんです・・・」と言う私たちに、ポポさんは「いやいやそうおっしゃらず、ぜひぜひ!私は『この料理を食べるためなら働ける!』と感じることさへあるくらいにおいしいんです!」とおっしゃるではありませんか!そこまで言うならと、注文してみると・・・・・・
運ばれてきたのは、こちら
なんかこげちゃったハンバーグみたいですが・・・・・・・・おっかなびっくり食べてみると・・・・・ソーセージと言うより粗引きのお肉のパテで、生臭さはまったくなく、ものすごく濃厚な味わい・・・・・なるほどこりゃ美味だわ・・・・ランチだというのに、赤ワインが進むこと、進むこと・・・・・

さて、初めてフランスに行くからには、「一度はちゃんと本場のフルコースを食べよう!」と思っていたのに、ところが日本人の悲しいところでやっぱり胃袋が小さいと言いましょうか、なんだか朝 お昼とこんなふうに食べていると、夜になってもそんなにお腹が減っていない・・・・濃厚なソースのしっかりフルコースというよりは、少しあっさりしたものが食べたくなっちゃいました。
そんな私たちが惹かれたのは、この季節あちこちのビストロやブラッスリー、カフェの前に、市場のようにして量り売りされている牡蠣
          

もちろんここで買って帰ってもいいけれど、ほとんどは中のお店で食べるシステムらしく、ならばフランスの生牡蠣を味わってみようということになりました。
そして貝といえば・・・・
堤 「以前パリで食べたムール貝のワイン蒸しがものすごーくおいしかったんです!」
庄司「へー、ムール貝?正直ムール貝って、日本で食べてそんなに『おいしかった!』って事ないよね~」
堤 「そうでしょ!ところがパリで食べたムール貝は違うんです!ワインで蒸したムール貝が大きなバケツみたいなところに大量に入って運ばれてきてびっくりしたんですけど、夫と二人でペロッとたいらげてしまいました!是非庄司さんにも食べさせたい!!」
とのこと・・・・
ところがフランス語のメニューはチンプンカンプン・・・どうにかやっとムール貝らしきものを見つけて「これだ!これだ!」と、指差して注文したところ、
やってきたのがこちら!
ありゃりゃりゃ!「生牡蠣」と「ムール貝のワイン蒸し」を注文したつもりが、両方で来ちゃった!
堤さんも私もムール貝を生でいただくのは初めて・・・・・これまたなんとなくおそるおそる食べた二人は・・・・次の瞬間「おいしーっ!!と叫んじゃいました!驚くほど甘みがあって、歯ごたえはキュッキュッとしていて、こりゃぁ、おいしいや~
そして生牡蠣、こちらは、トロ~ンとしていて、うまみ凝縮の牡蠣のエキスたっぷりのみずみずしさで、大きくて食べ応えがあって、でもしつこすぎないで、こちらも何個でもいけちゃいそう

おいしいものを食べて、とっても幸せな ふたりなのでした・・・・・
        
                                    
                                  
                                     ・・・・・・・・・・つづく


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日記?/?2009年03月05日 14時13分20秒
デカチビコンビ パリ旅行記 その5

さて、今回のパリ旅行ではパリの地下鉄に何回か乗りました。

そこでまず私がビックリしたのは・・・・・
まだ電車が止まってないのに、みんな飛び降りちゃうのよ~~!!
・・・・というのは、パリの地下鉄って、ドアを自分の手で開けるんです
黙って立ってたってドアは開かないのよ~乗っている人がボタンを押すなり、レバーを引くなりしないと、ドアが開かないんです~~
それでそれで、みんな自分が降りたい駅に着くと、まだちゃんと電車が止まっていないうちにレバー引いてドア開けて降りちゃうんです~~~
だから、なんか走っている自転車からひょいって飛び降りる感覚?タ・タンってステップ踏むみたいに飛び降りちゃうのよ~
念のため言っておきますが、この地下鉄、決してのどかな田舎を走っているわけじゃなく、パリのど真ん中を走ってます・・・ってことは、みなさんお仕事とかに行くのにも使っているわけでしょ?通勤ラッシュはないのかしら??だってもし東京みたいにギューギュー詰めになっていたら、自分が降りる駅でドアの近くのレバー引いて降りるなんて事できないし、もし動いているうちにドアが開いちゃったら、みんななだれ落ちちゃって大惨事になっちゃうものね~~~

ところが、ビックリはこれだけでは終わらなかった~
私たち日本人にとって、パリの地下鉄はさらに異次元ワールド
見て見てー目の前の堤さんのこの驚いた顔

堤さんが指差すその先にあるものは・・・・・
       

わかりますか~?この白と黒の物体そう犬です
街中で犬に会ってもちっとも驚かないけど、地下鉄の中で犬にじゃれつかれたらそりゃビックリよ・・・・
このワンちゃん決して迷い込んだわけではなく、れっきとした乗客です!
見よ!席を占領したこの堂々とした風格のあるふるまい!!
            
さすが、ここはパリ!お犬様は、決してキャリーバッグなんかに入れられることなく、人権・・・じゃなかった犬権(?)を主張しておられました・・・・!

・・・・・さらに余談ですが・・・・
飼い主の女性のこのお年での、これだけのミニスカート、カラータイツの堂々としたファッションにもなんだか圧倒されて、またまた「さすがパリ・・・・」とつぶやいた私なのでありました・・・・・・・

                                       ・・・・・・・つづく
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