白爺の独り言

故郷テニアン島へ帰る旅!
 古い友達と巡る秘湯の旅!
白爺一人で ブツブツブツ・・
お暇な人 寄っていって~。

写真は語る!古いテニアン⑦(1991年6月) 

2009-05-30 09:28:06 | テニアン
この年に、初めて弟を連れてテニアンへ行きました。  
弟は三歳年が違いましたが、早生まれなので学校は2学年しか違っていませんでした。
グラマンの空襲にも、二人してマンゴウの木に登りながら「ドイツの応援機だ」と騒いだものです。

               

彼は、白爺に輪をかけた釣り好きで、この時初めて二人でトローリングに挑戦しました。
今度は、見るだけでなく釣り道具を貸してもらえることを、事前に確かめておきました。



鳥山(海鳥が集まっている所)を目指して、アメリカのボートは快走しました。
すぐ近くにアギーガンが迫ってきました。

                    
弟はご覧のような大きなシイラ(マンビキ万曳)をゲットしました。



白爺が釣ったのは磯マグロです。
釣果は5~6匹でしたが、大物なのでとてもスリルがあり、今でもあの曳きを記憶しています。

                   

ここでは釣り糸が縺れたので、途中まで揚げて解いていたら、大きなGTがヒットして大慌てしたことがあります。
結局切られて逃がしましたが・・。 
弟は太公望で、魚がいない場所でも釣り糸を入れていれば幸せと言っていました。
白爺が彼の釣ってる先で潜り、魚は一匹もいないと教えてやっても「そのうち来るだろう良いんだ!」と言って続けていましたからねー。



このときのテニアンでは、Emiiが玉砕の時に隠れていた洞窟を探しにカロリナスのジャングルに入りました。

                 

まだ、島の形は昔の面影が残っていたようですし、Emiiの記憶もハッキリしていたので、ジョーさんに案内してもらい探検を始めました。
ジョーさんはヤシガニ獲りのため島中歩いているので、大体の様子を話すと的確にその場所に連れて行ってくれました。



隠れていた洞窟は、多分ここだろうという場所に着きました。
中は3層になっているそうですが、白爺は入ったことがないので分かりません。

帰りが大変でした、降りるときには蔓などに摑まれば、体重が掛かるから降りられるのですが、登る時には腕力や踏ん張りが必要で、Emiiはジョーさんに尻を推してもらって漸く上まで戻ることが出来ました。
戦闘中は、夜間にこのジャングルを、どのようにして歩いていたのか不思議に思えてきます。
必死になると力が湧いてくるのでしょうねー。
簡単に「必死という言葉」は使えないと思いました。

          

ジョーさんの娘さんが学校を卒業するというので、卒業式に参加しました。
このときの幼い顔の人も、結婚の早いテニアンでは、既に「おばあちゃん」と呼ばれて孫がいるのでは?
チョッと早いかなー! 

               

子供の頃は両親二人して可愛がってくれるから幸せですねー。
卒業後この娘さんはどうしているのでしょう。
毎回テニアンへ行く時に、意外と顔を合わせて話をしているのかも知れないが・・?
お母さんには、毎回会ってきます。



短い滞在が終わり、白爺たちはサイパンに向いました。

               

サイパンのホテルでは島民踊りに指名されて、公衆の面前で格好の悪い踊りを踊ってきました。


                    では又。 


 


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2 コメント

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目元がそっくり! (ちづ)
2009-06-01 19:09:53
・・弟さんと、目元がそっくりですね!
シイラは、つったときとても綺麗な色をしているけれど、時間がたつと色が消えてしまうと聞いたことがあります。

つったそのときしか見られない・・と、言うことは、その色を見るためには釣りに参加しなくちゃダメだっ!ということですよね(w)

いつも短い滞在で、なかなかやりたいことが全部できないでいます・・(w)
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シイラは綺麗ですよ (白爺)
2009-06-01 20:13:48
釣った直後のシイラは本当に美しいですよ。
でも港に帰る頃には全く違った色に変わってしまいます。
力が強いので、釣りの醍醐味を十分味わえますが、白爺には味がイマイチなので・・・。
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