
都立薬用植物園にて




ミソナオシ (マメ科 ミソナオシ属)
低山の林縁にはえる草丈1mほどの小低木
葉は互生で三小葉、花は緑白色の蝶形花で下部から少しずつ咲きます
和名の「味噌直し」は茎葉を味噌に入れると味が直るとされた事に由来
実際、白カビの抑制する作用があるそうです

果実はくびれがあって「ひっつきむし」のアレチヌスビトハギに似ていますネ
昨年9月末頃の節果

ヤマハギ (ハギ属)


マキエハギ (ハギ属)

カワラケツメイ (カワラケツメイ属)

エビスグサ (センナ属) 別名ロッカクソウ、ケツメイシ


ハブソウ (センナ属) 別名クロセンナ


ハネセンナ (センナ属)はまだ蕾

温室ではチンネベリセンナが咲いていました♪

クズ (クズ属)


サッコウフジ (ナツフジ属) 別名ムラサキナツフジ



フジマメ (フジマメ属) 別名センゴクマメ
まだまだ残暑厳しい9月・・・様々なマメ科植物が咲き、果実になっていました
そして、マメ科が幼虫の食草のウラナミシジミに癒されます~(^^)
ミソナオシの花は初めて見ましたが、マメ科の花とすぐにわかりますね。
草姿が地味すぎて これまで見ようとしなかったのかも・・と、反省してます。
エビスグサの実がどっさりついてますね。強そうなイメージがありましたが
以前見たところではオオブタクサに負けて、なくなってしまいました。
しかし、ハブソウも何も、マメ科は実がたくさんつきますね。繁殖間違いなしな感じ。
そして、ウラナミシジミは私もマメ科の花に産卵しているのを見たばかりです。
マメ科のお花をたくさん見せてもらってよかったです。
味噌直し」は茎葉を味噌に入れると味が直る
昔の人は。どうやって発見したのかと、ほんと不思議です。
考えて見れば、味噌も醤油も今では当たり前に、
無くては困るものになっていますが、
長い歴史が作ってきたんですよね。
カワラケツメイ
これは、ホームグラウンドで保護されているので、
知ってから毎年見るのを楽しみにしています。
今年も、咲いているのを見ましたよ^^
さすが、薬用植物園、見たことが無い花がたくさんですねぇ~
サッコウフジ、フジマメ、
何か秋がスタートしているのを感じます。
今日、今年始めて、彼岸花を見ました。
律儀な花ですよね。
暑さも、あと少し、頑張って行きましょう^^
マメ科の花といえば蝶形花が特徴ですが、
林床で咲くミソナオシの花はちょっと目立たないですよネ(*^-^*)
薬用植物園では屋外集会場反対側の林地に植栽されていて
今年は花期のタイミングがあって良かったデス
そう、エビスグサやハブソウなどのセンナ属は蝶形花ではなく5弁の花なのですね。
それぞれ観察していて楽しい個性的な果実
オオブタクサに負けてしまったとの事、やはり外来種は強いですね。
ウラナミシジミの産卵のブログ更新、楽しみにしてますネ!
そうそう、ミソナオシの別名ウジクサは味噌にわいた蛆が葉茎をいれると死ぬといわれ・・・
味が悪くなったにしろ 蛆にしろ、
時間と手間を掛けた味噌をどうにかしたいという思いからでしょうかぁ・・・
カワラケツメイの保護活動、素敵ですネ!
今回、花後でほとんど果実になっておりましたが
小さな黄色いお花が咲く姿 可愛らしく好きです
マメ科だけでなくアオイ科やシソ科も暑さに負けずに咲いておりましたが
パパイヤやキャッサバが屋外でイイ感じに育っていて
もう、亜熱帯気候なのかなぁ~としみじみ。
相変わらず、今日も真夏日となりました。
でも、萩が咲き 彼岸花がホント律儀に咲き始め
植物の季節は一つ進んでいるのですネ