イスラエルは空爆を直ちにやめろ~~パレスチナ・ガザ地区支援・連帯の運動を広げよう
●一方的な攻撃と虐殺を許すな
イスラエルによる本格的空爆が開始されて今日(7月11日)で4日目、ミサイルによるガザ地区の死者は10日だけで30人、合計85人、負傷者300人以上(AP通信)と報道されている。
イスラエルの空爆はマスコミが報道するような「戦争」ではない。なぜならそれはイスラエルの一方的な攻撃と虐殺だからである。戦争にもならないのだ。戦争は双方の戦闘が起こるものだが、あるのはイスラエルの一方的な空爆と虐殺だ。ハマスのロケット弾攻撃はイスラエルにとっては「子どもの遊び」でしかない。その9割は「アイアン・ドーム」と呼ばれるパトリオット・ミサイル、地上発射の迎撃ミサイルで撃ち落とされている。それをかいくぐったロケット弾も市街地などは狙わない。そもそもイスラエルと西岸地区にはパレスチナ人が住んでおり、発射されるロケット弾は人の住んでいないところが狙われる。だからこそ100発以上のロケット弾が飛んだといわれるが「数人の負傷者」とイスラエルは発表しているが、それもロケット弾の直接の被害かどうかはよくわからない。全てがイスラエルの攻撃を正当化する口実だ。
●空腹ともたたかい、避難もできず、夜も眠れぬガザの人々
イスラエルに封鎖されたガザ地区では、ロケット弾はおそらく地下トンネルで運び込まれるのだろう。その地下トンネルはエジプトのシシ軍事政権によって破壊された。イスラエルはガザ地区へのセメントさえ、搬入も許さない中で、どうやってイスラエルと対等に「戦争」などできるのか、できるはずがない。
ガザは現在、停電と断水に見舞われている。イスラエルが止めているのだ。今はムスリムの大切な行事のラマダンの最中だ。夜明けから食料も水も一切、口にしない。その時期を狙ってイスラエルは空爆を仕掛けてきている。日没から夜明けまでの間に食事を済ませるが、空爆に襲われ、電気も水もない食事だ。
イスラエルの封鎖で物価が上がっている。日用品は底をついている。空爆が始まり4日目で スーパーなどから食品がなくなっている。海外からの送金もシステムが動かず止まってしまい、受け取れない。ガザの人々はイスラエルの空爆からかろうじて命を守りながら、空腹とも闘っている。
イスラエルは国連安保理で空襲警報のサイレンを鳴らしてアピールしていた。しかし、ガザは停電と断水に加えて、戦闘機の爆音とミサイルの飛来音、爆発音などで眠れない夜をすごしている。イスラエルはシェルターに避難する。ガザでは逃げる場所はない。家の中で家族が一ヵ所に集まり身を寄せ合って震えている。攻撃対象は「ハマス幹部の自宅」というが、民家が攻撃されている。女性や子どもたちが犠牲になっている。本格的空爆4日目で死者は85人‼
●ガザ空爆は「イスラエルの自衛権行使」ではない
今回の攻撃の口実はイスラエルの3人の少年の行方不明である。死体の発見から始まった。イスラエル首相・ネタニヤフは何の証拠もなく「ハマスの犯行だ」と断定し、「あの統一政権を作ったハマスだ」と発表した。ハマスとPLOの統一政権を最も恐れていたのはイスラエル・ネタニヤフだ。ハマスは明確に3人誘拐殺害への関与を否定した。ネタニヤフがパレスチナ統一政権を破壊するために仕組んだ事件の可能性は高い。
エルサレムのパレスチナ少年が生きたままイスラエルによって焼き殺された。2回のインティファーダを超えるようなパレスチナ人若者の決起が始まろうとした矢先に、イスラエルは空爆を開始した。
オバマ米大統領はネタニヤフとの電話会談でハマスの攻撃を非難し、イスラエルの自衛権を支持すると語った。ガザ地区のパレスチナ人虐殺を自衛権の行使と認めたのだ。米国の承認のもとに行われた空爆であることを隠そうともしない。
先日、ネタニヤフと日本とイスラエルとの安全保障関係の強化を確認した安倍晋三は、パレスチナへの批判と恫喝を繰り返しながら、日本の集団的自衛行使の具体的事例としての検討を開始しているのは間違いない。
すでに呼びかけられているイスラエル大使館抗議行動に参加しよう。
イスラエルは空爆を直ちにやめろ!
安倍政権の集団的自衛権行使としてのガザ空爆加担を認めないぞ!
パレスチナ支援・連帯、ガザ支援・連帯のための運動を起こそう!
2014年7月11日
博多のアイアンバタフライ
●一方的な攻撃と虐殺を許すな
イスラエルによる本格的空爆が開始されて今日(7月11日)で4日目、ミサイルによるガザ地区の死者は10日だけで30人、合計85人、負傷者300人以上(AP通信)と報道されている。
イスラエルの空爆はマスコミが報道するような「戦争」ではない。なぜならそれはイスラエルの一方的な攻撃と虐殺だからである。戦争にもならないのだ。戦争は双方の戦闘が起こるものだが、あるのはイスラエルの一方的な空爆と虐殺だ。ハマスのロケット弾攻撃はイスラエルにとっては「子どもの遊び」でしかない。その9割は「アイアン・ドーム」と呼ばれるパトリオット・ミサイル、地上発射の迎撃ミサイルで撃ち落とされている。それをかいくぐったロケット弾も市街地などは狙わない。そもそもイスラエルと西岸地区にはパレスチナ人が住んでおり、発射されるロケット弾は人の住んでいないところが狙われる。だからこそ100発以上のロケット弾が飛んだといわれるが「数人の負傷者」とイスラエルは発表しているが、それもロケット弾の直接の被害かどうかはよくわからない。全てがイスラエルの攻撃を正当化する口実だ。
●空腹ともたたかい、避難もできず、夜も眠れぬガザの人々
イスラエルに封鎖されたガザ地区では、ロケット弾はおそらく地下トンネルで運び込まれるのだろう。その地下トンネルはエジプトのシシ軍事政権によって破壊された。イスラエルはガザ地区へのセメントさえ、搬入も許さない中で、どうやってイスラエルと対等に「戦争」などできるのか、できるはずがない。
ガザは現在、停電と断水に見舞われている。イスラエルが止めているのだ。今はムスリムの大切な行事のラマダンの最中だ。夜明けから食料も水も一切、口にしない。その時期を狙ってイスラエルは空爆を仕掛けてきている。日没から夜明けまでの間に食事を済ませるが、空爆に襲われ、電気も水もない食事だ。
イスラエルの封鎖で物価が上がっている。日用品は底をついている。空爆が始まり4日目で スーパーなどから食品がなくなっている。海外からの送金もシステムが動かず止まってしまい、受け取れない。ガザの人々はイスラエルの空爆からかろうじて命を守りながら、空腹とも闘っている。
イスラエルは国連安保理で空襲警報のサイレンを鳴らしてアピールしていた。しかし、ガザは停電と断水に加えて、戦闘機の爆音とミサイルの飛来音、爆発音などで眠れない夜をすごしている。イスラエルはシェルターに避難する。ガザでは逃げる場所はない。家の中で家族が一ヵ所に集まり身を寄せ合って震えている。攻撃対象は「ハマス幹部の自宅」というが、民家が攻撃されている。女性や子どもたちが犠牲になっている。本格的空爆4日目で死者は85人‼
●ガザ空爆は「イスラエルの自衛権行使」ではない
今回の攻撃の口実はイスラエルの3人の少年の行方不明である。死体の発見から始まった。イスラエル首相・ネタニヤフは何の証拠もなく「ハマスの犯行だ」と断定し、「あの統一政権を作ったハマスだ」と発表した。ハマスとPLOの統一政権を最も恐れていたのはイスラエル・ネタニヤフだ。ハマスは明確に3人誘拐殺害への関与を否定した。ネタニヤフがパレスチナ統一政権を破壊するために仕組んだ事件の可能性は高い。
エルサレムのパレスチナ少年が生きたままイスラエルによって焼き殺された。2回のインティファーダを超えるようなパレスチナ人若者の決起が始まろうとした矢先に、イスラエルは空爆を開始した。
オバマ米大統領はネタニヤフとの電話会談でハマスの攻撃を非難し、イスラエルの自衛権を支持すると語った。ガザ地区のパレスチナ人虐殺を自衛権の行使と認めたのだ。米国の承認のもとに行われた空爆であることを隠そうともしない。
先日、ネタニヤフと日本とイスラエルとの安全保障関係の強化を確認した安倍晋三は、パレスチナへの批判と恫喝を繰り返しながら、日本の集団的自衛行使の具体的事例としての検討を開始しているのは間違いない。
すでに呼びかけられているイスラエル大使館抗議行動に参加しよう。
イスラエルは空爆を直ちにやめろ!
安倍政権の集団的自衛権行使としてのガザ空爆加担を認めないぞ!
パレスチナ支援・連帯、ガザ支援・連帯のための運動を起こそう!
2014年7月11日
博多のアイアンバタフライ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます