今回、お世話になったベテラン登山ガイドさん。
「富士山登頂に成功したのはこちらのガイドさんのおかげ。」と言っても過言ではありません。もしかして今日も富士山に登っているのかも。
「日本人なら、一度は日本一の山、富士山に登らないとね」
そんな何気ない会話から始まった私達の富士山登頂。
想像以上の効果(成長)、感動を与えてくれました。
富士山登頂までの道のり
1月始め
富士山登頂を今年、決行することを決意。
1月下旬
体力作りの一環として荒川市民マラソン(5km)に参加申込み。
2月~3月
マラソンのための体力作り。
3月19日(日)
荒川市民マラソン(5km)完走。
4月下旬
富士山登頂の打ち合わせ(日程、利用するツアーを絞る)
5月
友人の1人が今年の登頂を断念。
みんなでそろって行きたかったので、来年に延期することも考えましたが、断念した友人の「行ける時に行った方がいいよ。」の言葉でやっぱり今年行くことに。でもテンションは少し下がり気味。
6月
JTBの『富士山ツアー机上講習会』に参加。
具体的な話を聞くことができて、様子がわかったので、登頂への意欲がわきました。テンションも盛り返す。
7月上旬
登山の装備を揃え始める。
7月中旬
練習登山① 尾瀬の至仏山
本格的な登山デビューがあいにくの雨で、きついコンデションになりました。でもこの登山でかなり自信を付け、山登りの楽しさを知りました。そして尾瀬の自然に魅了されました。
7月下旬
『富士山登頂ツアー』申込み。
最後までどのツアーにするか迷いましたが、結局、講習会でお世話になったJTBのツアーに申し込みました。
8月
練習登山②大山
練習登山③高尾山
富士山登頂の事前情報
実際に経験した方の感想にいい話はほとんどありませんでした。
①高山病にかかると悲惨。
②山小屋の寝床が鮨詰め状態で寝ることができない。
③ゴミが多い。
④トイレが汚い。
⑤途中の景色は楽しめない。
⑥下山が滑りやすく大変。
⑦呼吸が苦しい。
⑧人が多くて山頂近くは渋滞する。
そんな話を聞きながらも、富士山を登頂したいと思ったのは、“日本一の山だから”ただそれだけでした。
でも期待しないで登ったら、いいこと尽くしだったんです。
富士山登頂の感想
①ゴミはほとんどなし。
②トイレがきれい。
③途中の景色がいい。
登山山小屋が見え始めた時はうれしかったです。
夜星空、夜景が見事。
山頂御来光に感動。雲海が素晴らしい。
下山下界の景色が絶景。
でも天候、ツアー(スケジュール・登山ガイドさん・添乗員さん)などすべての面で今回はラッキーだったと思います。
ちなみに一番つらかったのは、高山病で具合が悪くてなかなか寝付けなかった時です。
普通は山頂近くになるほど、呼吸は苦しくなるし、体力的にもきつくなるはずですが、私の場合、登っていくうちに徐々に調子が上がって楽になっていきました。ちょっと変かも。
応援してくださった皆様、ありがとうございました。
今回一緒に行けなかったけど、東京で応援してくれた友人へ
置いて行っちゃってごめん。背を押してくれてありがとうね。
一緒に登頂してくれた友人達へ
高山病の時は心配かけてごめんね。一緒においしいビールが飲めてよかった。感謝しています。
下山した時、高山病のこともあって、「富士山登頂は一生に一度でいい。」と思いましたが、4日経った今、「もう一度ぐらいなら登ってもいいかな?」なんて思っている私。
富士山の魅力はかなりのものです。
皆様も一度、いかがですか
明日は富士山登頂“おまけ”です。