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志村建設専務の日々坦々

つれづれなるままに…

京都にて その21 桂離宮 賞花亭 夏向きの建て方

2011-11-03 17:35:24 | 桂離宮

峠の茶屋風の賞花亭です。北側が開放されており、座ると池と庭を俯瞰できます。

Dscn2233 茅葺切妻で南側に壁

400年前から、自然の中の暮らしがイメージされていたのですね。

造りが 夏向きです。

蝉の声でも聞きながら、昼寝でもしたら気持ち良いでしょう。

Dscn2231 竹の連子(れんじ)窓

秋田でも、庭を北側に配置し、座敷や縁側から眺めるような住宅があります。

樹木や草花を南の方向から見るので、影を見ないで色鮮やかに眺めれます。

けれど冬は 縁側から 家の中に陽光がはいりませんし、

家の陰になって解けにくい雪を見ることになります。

夏は良いのですが、冬の寒さの厳しい秋田には向かないかもしれません。


もうすぐ 専務の誕生日

2011-11-02 18:50:12 | 日記

今日 ○○銀行の支店長が来社。世間話をしてゆきました。

で、年齢の話になり・・・同い年と言うことが判明

支店長は専務が年下だと思っていたらしく

「若いですなぁ~」と、しきり褒めてゆきました。

ビジネスの最前線で戦う支店長と、なにも専務(せんむ)では、渋さが違います。

004 娘のプレゼントの腹巻をして喜ぶ専務

横浜で小学校の先生をしている長女から お祝いのメッセージ

「温かい腹巻きと美味しいクッキーで、

     パパの体も心もぽかぽかに なりますように。」

嬉しいですね。


志村建設の ヒートポンプ蓄熱床暖房システム

2011-11-01 19:15:05 | 建築の話

エナーテックという会社の深夜電気利用の土間床蓄熱システムが

10年程前から日本に導入されていたのですが、

http://www.enertec.co.jp/index.html

Heater_011スラブ(土間)ヒーターによる蓄熱

電熱線による高温蓄熱の為、温度コントロールが難しいという課題がありました。

ところが近年、エコキュートなど、ヒートポンプで温水をつくるシステムが登場。

それを利用して 土間床に40度の蓄熱できるのではと考えました。

そこで採用したメーカーが長府製作所の床暖エアコンでした。

今はエネフローとして宣伝しています。

http://www.chofu.co.jp/products/aircon/floor_aircon/index.html

Eneflow_0_top_011 CHOFUのホームページから

ここからがポイント

エネフローを熱源に土間床に温水をまわします。しかも深夜電力です。

日中は床下が暖かいので、ホカホカ。床、壁、天井を22度程に保ちます。

夕方放熱がすすんで、少し寒くなる場合は、

追い炊きしても良し、エアコン暖房をつけても良いわけです。

更に良いことに、夏はエアコン冷房も使えます。一石二鳥とはこのことですね。

このシステムをすでに3年前から7軒導入して 好評です。