志村建設専務の日々坦々

つれづれなるままに…

オープン・アーキテクチャーとアップル

2011-11-06 17:49:08 | パソコン

アップルが、パーソナルコンピューター進化の本流だったことは、

誰しも認めるところです。

しかし、そのアイデアは決してジョブズだけのものではなく、

ネットワークや、汎用コンピュータのパーソナル化について

多くの先駆的な研究や製品があったわけです。

アップルは、それを誰よりもはやくパーソナルコンピュータとして、

安価にしかも スマートに提供しました。

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ライバルの会社は、類似品を提供することでパソコン業界は活気づきます。

それに対してアップルは、訴訟で対抗

オープンなアイデアやデバイスから、組み立てられたはずのパソコンが

特許や著作権で クローズされたパッケージとなってしまいそうになります。

そして市場競争と訴訟合戦は現在も続いています。

そんな中で、誰でも作れるパソコン、フリーソフトやインターネットという

オープン・アーキテクチャーの恩恵を、私たちは受けているのです。

巨大企業となった アップルにStay Free 求めるのは無理でしょうね。

 余談ですが、「アップル」という商標についても、

アップル設立当時すでに有名だった、ビートルズのアップル・レコードと

30年間裁判で争いましたが、現在は円満解決しています。