この建物の構造を見てみましょう。
変な筋交いと思ったら、交差部に金物が仕組んでました。
この方づえを見てわかるようにフラットな金物を入れて、
ドリフトピンで留めています。
仕口・継手は全て金物で納めています。シンプルな軸組ですね。
ヨーロッパの最近の木造建物は壁式構造が多いと聞きます。
ヨーロッパの古い家は柱梁の軸組構造が多いのですが、
このような構造は日本人にとっては親しみやすいですね。
吹き抜けのキャットウォークの支えの横木を釣木で支えています。
これはBAUの会場で見た雄雌の金物を使っているのでしょう。