志村建設専務の日々坦々

つれづれなるままに…

京都にて その28 桂離宮 ブルーノ・タウトの眼

2011-12-09 18:34:52 | 桂離宮

戦前桂離宮を訪れて、その美しさを絶賛した人がいます。

ドイツ表現派の建築家、ブルーノ・タウトです。

10491 新御殿内部から庭園を観る

桂離宮のデザインは 純粋日本のオリジナルであり世界に類をみないそうです。

10481 新御殿回廊

そして 桂離宮の簡素で機能的な美しさに驚嘆します。

「実に涙ぐましいまでに美しい・・・」


住宅の断熱について その5 なぜこだわるのか

2011-12-09 09:29:55 | 住宅の断熱の話

地球の化石エネルギーの枯渇を見据えて、循環型社会構築の為です。

福島の原発事故原子炉メルトダウンで、社会のあり方が見直されてきました。

原子力発電は低コストという話はなくなり、コストだけでなくリスクの高い

エネルギー源だということが一般にも知られてきました。

そこで反原発とかガスタービン発電など 様々なことが模索されていますが、

先ず私達がやらなければならないことは、

いずれはなくなる石油や石炭などの化石燃料を、出来るだけ使わないことです。

原子力燃料のウランの埋蔵量も、今のペースだと50年でなくなるそうです。

Images5 次世代に引き継ぐ地球環境

自動車では、ハイブリッドシステムなどの技術が開発されました。

10年前に比べると ガソリン半分で同じ距離を走ることができます。

では住宅建築で出来ることはなんでしょうか?

少ないエネルギーで、快適な生活を過ごせる家づくり。

これが、今一番必要とされる技術です。

そして、今一番効果的に結果を出せる技術が、住宅の高断熱化なのです。