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三朝町では、給食費の公会計化を何故しないのか・・・・・?

2013年05月27日 07時59分33秒 | 近況報告
皆さんおはようございます。

三徳山は、曇っています。

気をつけておいで下さい。


さて、昨日、仲の良い友人が訪ねてきました。

久しぶりだったので、いろいろな話をいたしました。


そこで、税金などの滞納問題の話から、保育料や給食費の滞納問題の話になりました。

少し調べてみたら、特に、「給食費」については、いろいろな問題があると感じました。



         



現在、三朝町では、給食費は学校職員さんが、徴収されていると思います。

しかし、この徴収業務は相当な負担を学校職員さんに課しているようです。


つまり、学校職員は未納者への督促業務を強いられてきました。

そのため、全国では未納家庭の子どもに給食を食べさせないなどの排除の措置を取るところも出現しています。



いわばドンブリ勘定の学校給食費の会計処理は、構造的に欠陥を持つものであると思います。


未納者問題がある一方で、他方で歳入処理されない学校給食費の不明瞭な取り扱いは、

学校職員への過重負担だけではなく横領等を生みだす温床の役割も果たしてきたようです。



私も、実際に、ある校長先生から「給食費の未納があるので、決算ではポケットマネーを出して帳尻を合わせている。」と聞いたことがあります。


全国では、給食物資の購入についても、公的な予算の取り扱いでないため不適切な処理も見られた事もあったようです。



学校給食費は、設置者(首長)と保護者との契約に依っています。

設置者は具体的な業務を行うに当たって、校長へ権限の委任を行わなくてはなりません。

しかし、歳入として取り扱わない雑務金である学校給食費の取り扱いを委任することはできないのが現状です。

法令に基づかない慣行が今日まで続いてきている実態は、改められるべきであると思います。


つまり、「給食費」は「公会計」で処理されていないため、「公金」ではないのです。

やはり、給食は「義務教育の教育の一つ」だと考えます。

「食育」ということでも、全国でも取り組んでいます。


問題は、地方公共団体の公的事業として実施している学校給食が、

校長の私会計(一存会計)によって賄われることになっていることです。


やはり、学校給食費の扱いも『公会計化』(歳入処理)に切り替えるべきです。



このことで調べてみると、中部でも倉吉市は、すでに条例化し「公会計」として、市長が徴収することとなっています。

全国でも、条例化がどんどん進んでいます。




では、三朝町では、給食費の公会計化を何故しないのか・・・・・?

「徴収業務が大変?」「学校がするべき?」と考えているのか。

三朝町教育委員会としては、このことについてどのように考えているのか。


もしも、教育委員会で出来ないのであれば、議会が判断しなくてはならないかと思います。




では、明日も、あなたにとって良い日でありますように。

ツイテル。ツイテル。

ありがとう。感謝。感謝。