その年を象徴するという漢字一文字の発表が、12月15日にあります。
H18年の漢字は、忘れもしない「命」でした。
決まった時、お笑いコンビTIMのゴルゴ松本達の「命」の人文字の格好をして、私を笑わせた息子。
それなのにそれから12日後に、自らその「命」を閉じてしまいました。
12月は、何を見ても聞いても感じても・・・つらい事ばかりです。
母親として、いつまでたっても忘れられない、忘れてはならない小さな想い出です。
12月も11月以上に奔走の月でした。
大田と松江の分かち合いの集いの各会場に、初めてご参加の方がお一人づつ、お二人とも配偶者を亡くしておられました。
すがるおもいで初めて集いに参加した時、誰もそんな目で見ている人はいないのに、周りの目を意識して会場に行きました。
私たちの中に、「自死遺族」だからと後ろ指を指されているような、偏見があるからなのです。
逝った人のことを悲しみと共に語ってあげれ、私達も毅然と生きることが出来る社会になればと思います。
2つの裁判応援(傍聴)、人権デーや週間の関係で人権に関する講演やNHKラジオ収録(18日、中国エリアに放送済み)など。
大阪のシンポに参加し、東北の過労死家族の会の代表の方や、「虹」に通って地元で遺族の会を立ち上げた代表の方達と交流しました。
出来る人が出来る時に役割分担でカバーしながらの、12月の「虹」の活動でした。
そんな今月も、今年も、あと数日で終わろうとしています。
24日(木)、新庁舎となった雲南市役所へ、雲南の遺族とパネル展開催の打ち合わせに行きます。
26日(土)、益田会場の分かち合いの集いで年内の活動は終りです。
「しまね分かち合いの会・虹」の基本的活動は、大きく3つからなっています。
1、自死遺族分かち合いの集いの継続開催
2、24時間電話相談、個別相談、同行支援など
3、自死に対する啓発活動 です。
来年度は、集いや啓発活動の内容を少し見直したいと考えています。
県内各会場のスタッフ的立場の方がた、どうもお疲れさまでした~(*^^)vb
私達のような悲しみ苦しむ遺族が出ないことを願って、私達にしか出来ない活動を続けたいと思っています。
活動をご支援いただいた皆さま、新しい出会いをいただいた皆さま、どうもありがとうございました。