しまね分かち合いの会・虹

自死遺族自助グループ
『分かち合いのつどい』
と『J交流会』

第7回「しまね自死遺族フォーラム」inまつえのご報告

2016年03月18日 | 報告
 
~わたし達のまさか 自死は他人事だと思っていた~
 
 
3月13日(日)、7回目の自死遺族フォーラムを松江で開催し、無事に終了することができました。
7年の間に県内を一順し、タイトルも含め原点に戻った気持ちで臨みました。
 
「自死」という言葉が、遺族の心に穏やかな解き放ちを与えるのか、登壇する遺族が多くなりました。
基調講演の佃弁護士はじめ、司会者以外は登壇者全員が女性遺族という、なんとも頼もしい改革の女達の底力を感じました。
皆さんも私も、涙の中にも毅然と発表でき想いは伝えられたのでは・・・と思いました。
悲しみの力=愛しみの力 が、そうさせるのでしょうか。
 
私達当事者にしか出来ない啓発の一つが、この自死遺族フォーラムではないかと思います。
痛恨のおもいを語る遺族のお話を聴いて、ご家庭に持ち帰り話題にしてもらい、いろいろな「気づき」へとつながってほしいのです。
想像を絶する壮絶なあの悲しみ苦しみは、もう、わたし達だけでいいのですから!!
 
木下徹さんの歌は何度聞いても胸が熱くなります。
徹さんの歌が聴きたくて、このフォーラムに参加される方も増えました。
 
フォーラムも7回目ともなると、そろそろ関心も薄らいでいるのでは・・・という不安がありましたが、約120名の方のご参加がありました。
今回、NHK松江放送局のプレ報道が、当日の朝もありました。
また、新聞の告知記事掲載後の問い合わせ電話も多数あり、メディアの大きな協力を得る事が出来たのではと思いました。
2月の、県主催遺族支援研修(メディアも支援者)の成果かもしれません。
(フォーラムの様子及び啓発の放送が、3月24日(木)夕方のBSSテレポート山陰で予定されているそうです)
 
懐かし~い遺族の方、電話だけでつながっている遺族の方、大阪や広島からお出かけいただいた方。
年度末の慌ただしい時期にご参加いただいた関係機関の皆さま、そして、多くの市民県民の皆さまご参加いただきありがとうございました。
 
松江市役所、松江保健所、松江社協の皆さま方のご協力を得て開催出来たことに、深く感謝しています。
登壇してくださった皆さん、そして一日限りのスタッフになってお手伝いくださった遺族の皆さん、本当にお疲れさまでした。
 
 
 代表挨拶
 
佃弁護士講演
 
ミニコンサート
  
遺族は語る
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第7回「しまね自死遺族フォ... | トップ | 28年度 年間分かち合い の集... »
最新の画像もっと見る