じいちゃんのつぶやき

生涯学習のつもりでブログを始めました

山陽・九州新幹線 いよいよ直通オープン

2011-03-10 02:42:46 | 日記


3月12日、九州新幹線が全面開通します。
九州新幹線は南部の部分開通から7年目、ようやく全面開通にこぎつけます。
これで 新大阪~鹿児島中央 が直通するので、関係者は「山陽・九州新幹線」と
呼んでいますが、我々が使う新幹線の名称はどのように落ち着くのでしょうか。

列車は「みずほ」「さくら」「つばめ」の3タイプ。グリーン車の席は左右2列づつ
のゆったり感、女性客にやさしいコーナーもあるらしく、また、ビジネスユースに
こたえるパソコン充電の設備もあるらしい。

所要時間から見て、空航路線の関西以西の利用者が新幹線に切り替えてくる場合が
ふえてくるとみて、JRと航空会社が営業上の火花を散らしています。

外国から来る観光客が九州新幹線利用を考える人が多いというアンケート調査の
結果が発表されていますから、JR九州にとって、追い風となる可能性があります。
新幹線駅へのアクセスの整備、交通ネットワークが一大問題となるでしょう。

博多駅近くのホテル新設計画のなかに、韓国からの観光・ビジネス客のための
建設計画が新聞に紹介されました。新幹線開通の波紋はひろがっています。

「明日またるる宝船、今日またるる新列車」。

上の写真は新幹線「さくら」のN700系車両です。

「JR博多シティ」のオープンで大賑わい

2011-03-08 18:39:28 | 日記


3月3日、予定通り「博多シティ」ビルがオープンしました。九州新幹線開通前に
博多駅に商業ビルをお披露目する予定でした。博多駅を中心に商圏拡大の起爆剤に
したいと地元財界と商店主ならびに市民が永く願っていた新しい施設です。

3日オープンの来場者は約22万人といわれました。週末土曜日(5日)は32万人と
発表されました。九州新幹線開通の12日はどのような数字になるでしょうか。

福岡大学の商圏研究のプロぜクトによると、これから新博多駅地区 24万人/日
天神地区 35万人/日 ほどの商圏人口移動が見込めると発表されていたと
記憶していますが、駅ビルの来館者の数からして、どのくらいの商圏人口に
なるのでしょうか。天神地区の一極集中が指摘されてきましたが、これからは
駅ビルの来館者の取り込みが博多駅地区発展のカギを握ることになるでしょう。

「博多シティ」ビルの核テナントは百貨店「博多阪急」です。専門ブランドの
コーナーが、入館者の購買意欲をかきたてることでしょう。また、食堂の
のれん街も人の流れが尽きないかもしれません。
さらに、館内のイベントホール、イベントコナー、屋上施設が集客に威力を発揮する
ことでしょう。

今度は博多を訪問したビジネスマン、旅行客に満足いただけるサービスをきちんと
提供できるかが問われることになれでしょう。市街の交通事情の整備も
必要です。

いよいよ「明日またるる宝船、いえ宝車」です。

駅ビルの図は
インターネット<AMU PLAZA HAKATA>から転写しました。



小伝記 『立花宗茂の時代を寸描』 できあがる

2011-03-03 20:27:03 | 日記




戦国武将立花宗茂(たちばなむねしげ)の活躍をまとめた小冊子がやっと出来ました。
副タイトルは ~戦国武将のさまざまな生き方~  です。

柳河立花藩の初祖<立花宗茂>の生涯をまとめたいと思いだしてから、永い年月がすぎました。
集中的に資料を集めだしたのは、そんなに前のことではありません。ただ、書き始めてから
平行的に歴史勉強をしていったので、効率の良い記述はできなかった。

書いては消し、消してはまた書くの繰り返し。ほんに、ほんにご苦労なことでありました。
間違いに気づいたら潔く訂正しました。歴史上の事実を書くだけでは面白くありませんので
武将たちの姿をなんとか描写したいとかんがえました。武将たちの人間模様が
多少は描けていると思っています。

立花宗茂のことをあまり知らない人でも興味を持って読み続けることが出来る本にしたい。
これが私のねがいでした。さしあたっては、私の孫たちが読んでくれると有難いのですが。

宗茂は年を重ねるにつれて輝きを増していった武将です。若い勇猛な武将が、次第に国主と
して重厚な人物に老成していくのです。家康、秀忠、家光に仕える書院番頭そして
御伽衆頭として、最晩年まで江戸幕府の支柱となって奉仕しているのです。

歴史の正史として書けない史実も少しばかり触れています。
NHK大河ドラマ「江」をご覧の皆様、もしかすると秀忠が「江」と一緒になるあたりから
宗茂が出てくるかもしれません。「いやー、歴史って面白いですね」。