じいちゃんのつぶやき

生涯学習のつもりでブログを始めました

交通事故の加害者、被害者

2010-01-28 22:05:33 | 日記
わが市は大都市に隣接する人口10万人余の小都市です。山林も含めると広大な市面積ですが
都市開発が進んだおかげで、わたしも新住宅地に移り住んで19年半になります。
住民は次第に高齢者が多くなり、超高齢社会に仲間入りしています。

団地内で交通事故が急に増えたので、市の交通事故を調べたところ、とんでもない数字が出てきました。
昨年の事故件数 全国5位、負傷者数 全国4位、死亡者数 全国10位だそうです。
これでは自慢にもなりません。どうしてこんなことになったのでしょう。

加害者も被害者もともに、交通安全に注意を払うところが余りにも少ないのではありませんか。
この間、23歳の女子学生が、老人をボンネットに乗せたまま、事故地点から6キロも離れた自宅まで
逃げ帰るという事件がありました。

午前4時、照明がない暗い車道に老婦人が突然前に現れたので、ドライバーはブレーキをかけるいとまもなく
フロントガラスがびっしりとひび割れる強烈な衝突となっていた。
被害者婦人は、恐らく認知症であろうと推定されるが、事故場所の状況を考えると
ドライバーの安易な運転が事故を重くしたことは否めない。

運転者は突然、加害者になることを判っていなければなりません。
いくら運転がうまくても、相手はへたくそ運転手、信号の意味が判らぬ人も道路に出てくるのです。
ひとり相撲はやめたいものです。

歩行者に、安全を考えた行動をする人が少ないのも困りものです。
高齢者の黒っぽい服装はいただけません。せめてアクセントをつけて
見るからに楽しいファッションを工夫しましょう。
昔、犬と散歩しているとき、信号機のところで私は、日本語で「ほら、ブーがきているよ」と教えていました。
子供を連れたお母さん、子供から目をは離してはいけません。安全指導をお忘れなく。

きっと、あなたを運転者が早く気づいてくれるでしょう。

老人問題を取り扱うホームページ「老人ホーム物語」のURL
http://www1.bbiq.jp/shima6/

ホームページ「老人ホーム物語」の反響

2010-01-28 01:14:02 | 日記
早くもホームページの反響があった。友人からのメールなのだが、ありがたいことに
丁寧に読み下してくれているとか。読後印象を寄せてくれた。
老人の置かれた厳しい立場に思いを馳せたらしい。

大学時代からの古い友達が北海道の孤独な環境のなかで、昨年病没したことを紹介してくれていた。
人間は孤独にこの世とおさらばする運命にあるのだが、故人の場合
奥様が認知症で入所中、子供さんがいないので、法律事務所から死亡通知が来たとのこと。
香典の送り先もないと友人は嘆いていた。

偕老の契りまでもと結ばれた夫婦でも、結局は本人の希望するようには終わりを迎えることが出来ない。
だから、老境に達した人は余生を謙虚に生きようと真剣に考える。
「老人ホーム物語」はいろいろな方の生きざまを紹介している。閲覧ください。

ホームページのURLは下記のとおりです。
http://www1.bbiq.jp/shima6/

ホームページ「老人ホーム物語」を開設

2010-01-27 00:57:11 | 日記
今日1月26日、ようやくホームページを開設しました。

老人ホームにおいての人生模様を紹介した記事です。
タイトルは『老人ホーム物語』としています。人生は泣き笑いの一生劇場です。
ご自分の問題としてこのホームページを閲覧願えたら有難くおもいます。

このブログ「じいちゃんのつぶやき」とは姉妹ページにしたいと考えています。
共通のキーワードは「お年寄り」あるいは「老人」です。

このブログは未だ内容が整っていません。皆さんと意見を交換しながら
厚みのあるブログにしたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。

なお、ホームページ『老人ホーム物語』の
URL は
http://www1.bbiq.jp/shima6/ 

よろしくお願いします。   



老ドライバーの引退

2010-01-21 23:58:43 | 日記
私の囲碁の友達が、とうとう自動車運転を止めることにした。年齢84歳、長い運転歴を誇っていたが、
三月いっぱいで、車を降りるという。寂しそうにしている。

同居家族はそれがいいと賛成している。実を言うと、皆ほっとしているらしい。
本人が決心したきっかけは、路上での車同士の接触事故である。横合いからご婦人の車が出てきて
車のKISSとなったらしい。先方が80%の保険持ちであるそうだから、
だいたいの様子が想像できるのだが、なにせ、こちらは超高齢者であり、周りの人の目は決して暖かくない。
運転の自信はあるのだが、家族と周囲の人の心配を考えるとやはり、
運転はやめにしたほうがいい。それが常識である。

阪神大震災 15年に思う

2010-01-17 11:39:47 | 日記
〈写真・毎日新聞 楽コレ!〉

今日17日は、阪神大震災発生から15年。死者6434人。負傷者4万3792人。住宅被害約64万棟
というすさまじい災害であった。被災者の心身の傷跡の問題は、今日まで多くの人が取り上げて
くださり、地震の後遺症問題のひとつとして、我々への教訓となっている。
行政が差し伸べてくれた被害者救済策は、今にして思えば
先を見据えた最適な手を打ったといえないことに気づく。

例えば、復興住宅に入居出来た市民は、家族を抱えた働き手年代の人の割合が少なく、
独居や老人など、そのときの弱者の割合が多かったとされる。
復興の主力となる働き手の住いは後回しとなり、災害都市阪神の昨年11月の
復興住宅は、高齢化によって単身高齢者率は43.3%に
なってしまったそうだ。

テレビによると、昨年の復興住宅での孤独死は62人、だれにも看取られることなく
変死した人が多いということであった。救済住居としては、単身者や高齢者には互助ステイ型の
ホームが提供さるべきであったと私は考える。、

15年前には、心身に傷を負った人がいっぱいの今日の状態を誰も予想することが出来なかった。
震災後遺症の研究を続けるある作家は「みんなが災害被害者なのです」と発言している。
心身の看護と介護は、自分たちの問題とすべきです。
いつ何時現れるか判らぬ大地震。でも、わが国では地震発生のメカニズムと被害についての研究が
すすんでいます。私たちは、この大災害から得た経験から学ぶべきでありましょう。
私は関東大震災に遭遇した銀行マンの記録本を手に入れて、関東の息子に送った。
今のハイチの惨状はよそごとではない。

老人ホームのお正月

2010-01-06 22:22:30 | 日記
寒風と積雪が多かった今年の正月。帰郷した孫たちとの正月らしいにぎやかな
風景が見られた家族、いつものように老夫婦だけで静かな新春を迎えた家族など
心暖たたまる思い出を作ることができたことでしょう。

老人施設や医療施設では、老人のために新年の準備をする。特別養護老人ホームの場合
入所者の殆どが施設内で新春を寿ぐことになるので、職員は当然だが正月を迎える用意をし
祝日出勤する。

入所者のうち、自宅へ帰り家族と御屠蘇を飲む方は、おおくて5%ぐらいであった。
私の見るところ、家族が老人を家に呼ぶ気持が薄いのが当節の風潮のようにみえる。
お年寄りの体調もあるので、一概に言うことはできないのだが、松の内にもう少し
家族の新春訪問が多いことを私は願う。施設の老人が喜ぶと思うのだが。

本物の歌手の魅力

2010-01-01 19:49:05 | 日記
年の暮れ、紅白歌合戦をじっくり楽しんだ。ここ数年、私はこのNHKの看板番組をろくすっぽ見ていなかった。
マンネリに落ち込んだ歌謡界からスターが誕生せず、1年を総括するこの番組には、顔も名前も知らぬ
うら若き歌手が次々に登場するが、私が満足できる歌手があまりいなかった。
歌詞もメロディーも深みがなく、魅力に乏しいものが多かった。
頭の中でこねくり回した歌詞や言葉、奇をてらった音階を、若い歌手が、懸命にうたっても
私たちの心はを打つことはできない。

「音楽は力」と司会者がキーワードをさかんに口にしていた。そう。聞く人の心を打つ歌とは
歌詞、メロディー、そしてすぐれた歌唱者の力が相呼したものだ。それが「素晴しい歌だ」と感動を呼ぶ。
今回は、混合した玉と石とをえり分けるつもりでじっくり聴いた。意外とこの番組も面白い。

歌唱力ある歌手を幾人も見出すことができた。歌唱力は歌い続けた歌手に自然と身につくものらしい。
ベテラン歌手の方がやはり上手である。それと、歌詞を大事にしている歌い手が聴かせる。
横文字ばかりで歌っていた男性が「マイウエイ」を日本語で歌って、その上達振りを示してくれた。
また、60歳になったという歌手の舞台を見聞して、その歌唱力のすばらしさに
家内は「矢沢永吉の追っかけになってもいい」といった。玉の魅力である。
同じボーカルでも、10年踊って歌ってのグループのほうが魅力を感じるのは、私ばかりでないであろう。

大舞台の背景に大画面がつぎつぎに展開しているのがおもしろかった。演奏と踊りの振り付けが
随分と上手になっていて、時間のたつのをいつしか忘れた。
あわてて風呂に入った私は、紅白どちらが勝ったか、知らないままである。どっちが勝ってもいい。
私は素晴しい歌手を見つけただけで満足である。