テレビの影響力は強いです。家内が制作した「餌場繁盛記」がNHKテレビで映像コンクール
参加作品として紹介されたことは先日のブログに書きました。
番組に出演していた私は急に有名人になりました。あれから、電話やメールが届くようになり
集会で人に会うたびに「テレビに出ていたね」と冷やかされるようになりました。
今日10月31日、映像コンクール受賞作品の発表会がありました。会場に顔を出したところ
コンクール作品の審査委員やコンクール関係者の皆さんが「ああ、あの映像の人だ」と言う顔を
するのです。
初対面であるにも拘らず、家内のビデオの勉強友達が、私の顔を見て「知己の人のような
気がする」というのです。映像の伝播力は強いですね。
幸運にも、ビデオ映像コンクールに二度応募して、連続して入賞した家内は大げさな表現は
しませんが嬉しそうです。こちらも楽しい気分になりました。おまけにあちこちから声を
掛けられるのは悪い気がしません。
コンクール審査員の講評を拝聴しているときに、翻然とするところがありました。
映像であれ、文章であれ、見てくれる人や接触してくれる人の共感を得、感動を呼ぶには
作品の構成力、ストーリーが大切であるということです。作者は明確な意図をもたねばならぬ
ということです。
上の写真は、今日会場を後にして、「雨に謳えば」と雨後の夕暮れの海辺の町を気分よく
歩いているところ。実は足を痛めている家内の迷惑そうな顔に気がついていたのですが
しばらく幸福感に浸たっていました。作文をしている私も開眼したような気持に
なっていました。 我ながら単純な男と思いながら・・・。