じいちゃんのつぶやき

生涯学習のつもりでブログを始めました

同窓会の写真 スライドショー形式にしてDVDに

2011-11-30 11:09:00 | 日記


この秋、高校同窓会と大学同級会に参加した。どちらも有志による同窓会である。
喜寿を迎えたわれわれは、もう有志による集まる形でしか集合できなくなった。

集合した学友は老境を披歴して、思いっきり老春を楽しんだ。
私はこれまでにないほどの会の盛り上がりをカメラに収め
パソコン編集を加えてDVD版にした。
 
最近のスライドショーの編集ソフトはかなり進化していて、静止画面を動かして
ムービーのような効果をあげることが出来る。たとえば、バス横写真を
フレームをいじって、あたかもバスが静かに動いているような錯覚を
いだかせるのである。
また、視線の先に人物の横顔が次第に現れるような工夫が出来る。
さらに文字挿入やBGM編集やトランジション(場面変換)もできる。

同窓会のDVD版は、その会場の雰囲気を再現するのに成功していた。
DVDを見た学友は喜んだ。ただし、DVDを見ることが出来ない友人から
の謝辞はこなかったけれど。

白状すると、DVD編集は家内の手になるもので、私は
写真素材の提供役である。1会場、100枚を超える写真を撮りまくった。
そういえば、料理を落ち着いて味わうことができなかった。
せっかくの京料理の美味しさを覚えていない。料理は集中して、感覚を鋭くして
味覚を楽しむものだと思う。カメラマンを引き受けていていたので
同窓会の楽しさは半減した。
「カメラは持たずに参加しなさい」。これが家内の忠告である。


正力賞に秋山監督 今年の日本野球を湧かせてくれた

2011-11-26 21:47:51 | 日記


日本シリーズを制した秋山監督、8度胴上げで舞った。小久保主将、川崎選手会長、摂津投手も
胴上げされた。監督はうれしさで目に涙をにじませていた。
球場における優勝監督の挨拶は球界を代表する立派な言葉であった。
彼は災害にあった東日本への激励と野球人として精一杯恩返しする心構えを示した。
堂々たる姿勢であった。
今年のプロ野球界に尽くした野球人に贈られる'11年正力賞が、ちょうど秋山監督に決まった。
ピッタシのタイミングだった。

正力賞といえば、元近鉄バファローズの西本幸雄監督も功労者として受賞した一人だ。
日本シリーズを見届けて、野球の闘将は11月25日永眠した。「会葬はお断りする」と
頑固なところは変わっていなかった。

悲劇の監督は8度の日本シリーズに監督として苦杯をなめ1度も優勝できなかった。
知将三原の大洋球団、強勢巨人軍と広島赤ヘル軍にぶつかった悲劇だった。

私のまなこにぎっちょ西本1塁手の姿が焼付いている。大毎オリオンズの小柄で
顎ばかり目立つひょろりとした1塁手、これが西本幸雄だ。
別当、本堂、呉昌征、土井垣ら元阪神の猛虎に混じって懸命にうごいていた。

監督になってからも、選手の指導に懸命なグラウンド上の姿が目立った。
審判に抗議するときの姿勢の激しさは彼独特のものだった。
南海ホークス山本一人監督のあっさりと引き下がる姿と対照的だった。
審判と顔をを突き合わせて、「譲らないぞ」とグラウンドに声を響かせていた。
情熱のパ・リーグ選手だった。
今日の野球指導者が尊敬する「まさに名将という名にふさわしい方」(長嶋茂雄)。

さて、秋山監督の来シーズンは大変だ。和田、杉内、ホールトン、川崎がホークスを
出る意向をしめしている。
日本シーリーズ制覇した球団は経営事情と選手の移動で戦力を失うことが多い。
今年のロッテ球団は無残なものであった。
仰木監督が苦心してまとめたオリックス球団のあの様は何だ。そろばん勘定だけが
得意なオーナーでは球団経営はじり貧になる。
多くの球団は収支相つぐなわないので、球団経営は難しい。

今年、戦力を生かし切れなかった巨人軍は、人気の低下に悩みフロントと
頑迷な経営最高首脳とが喧嘩している。
西本幸雄氏に球団オーナたちを叱っていただきたい。でも、「バカとはなんだ。
言葉を取り消しなさい」と永田雅一オリオンズオーナーに迫った西本監督の迫力は
昔物語になってしまった。

西本氏の固辞にもかかわらず、愛弟子梨本監督らの手で、後日会葬が行われた。
弟子たちは熱血の指導者の思い出をしみじみと語っていた。




ソフトバンクついに8年ぶり日本シリーズ制覇

2011-11-24 23:07:22 | 日記

第7戦でようやく決着、秋山監督が胴上げを受けた。「3つ負けただけ」と動揺も見せない落合監督は福岡に乗り込んできて、第6戦を 2-1 で制して福岡ソフトバンクのファンをやきもきさせた。両監督の采配は見事だった。米国のワールドシリーズの熱戦に負けないみごとな熱闘だった。

投手陣の陣容はどちらも高レベルだし、短期決戦に力を発揮できる投手を抜擢した監督の判断力は適格だった。投手の力を引き出す福島捕手、細川捕手のタフな頭脳プレイは見事だった。シリーズを通して打撃陣が苦しんだのは、二人の捕手の存在が大きい。
思い起こせば古いことながら、西鉄ライオンズが3連敗のあと、稲尾の連投でシリーズをとうとう逆転制覇したことがあった。この後半4戦に日比野捕手が交替で、稲尾の球を受けた。私は、阪急ブレーブスから来た老練捕手日比野を忘れない。この時、巨人軍の打撃の神様川上哲治が引退した。稲尾が巨人を抑えたことが高く評価されたが、わたしは、常勝巨人を抑えたのは巨人と闘ってきた元阪急の日比野であると思っている。捕手の貢献度は高い。西武から細川をスカウトしたホークス球団職員にボーナスをやりたい。
シリーズ賞金王になった内川外野手

ボーナスといえば、内川外野手もシリーズで賞金をもらった。内川選手は今年の移籍でホークスに来たが、パ・リーグ首位打者になり、セ・パ両リーグの主位打者に輝きリーグ優勝に素晴らしく貢献した。この選手を獲得した球団職員にもボーナスをやりたい。「孫オーナー、いかがでしょう」。

8年間、中日の監督を務めた落合監督は他球団の誰にも負けない好成績を残した。今シーズン途中に球団から契約しない通告をうけたが、セリーグ逆転制覇、CSシリーズ勝ち残り、日本シリーズ好戦をしてくれた。選手をよく掌握しているのが、私にもわかった。
落合監督「この8年間で一番成長した選手の姿をみた」と満足し、「縁があれば再びユニーホームを着ます。やらせてみたいという人があれば話を聞きます」と野球にかける情熱は失っていない。それにしても、後任の高木監督はやりにくいでしょうね。

不動の姿勢を貫いた落合監督がシリーズで3敗しても、元気な言葉を出していた姿を紹介しよう。「監督、シリーズを面白くしてくれて有難う」。



プロ野球日本シリーズ 落合監督先勝

2011-11-13 10:39:55 | 日記



上の写真 小池のホームラン

延長10回2死、8番小池外野手が本塁打を左翼に打ち込んだ。
小池を起用した落合監督の読みが当たった。ソフトバンク和田投手との
相性を考えて、外野をベテラン小池に守らせ、和田外野手を指名打者にした。
その和田が先制本塁打を打ち、小池が決勝打を打った。監督の読みが的中した。

また、先発投手を大方の予想をはずしチェン投手とした采配が生きた。
チェン投手はしり上がりの好投。ソフトバンク和田投手にひけをとらなかった。

セ・パを代表するような投手はやはり簡単にはうちくずせなかった。
落ちる球を救い上げた小池の打撃はさすが老練な打者のわざだった。
決して馬原投手の失投ではない。 ビデオで何回も確認したが
小池の技勝ちである。

チェンの好投ぶりを紹介するために、インターネット映像を下に掲載する。



クライマックスシリーズで昇竜に蹴落とされたジャイアンツのフロントは
人事をめぐって、大荒れになっている。中日は後任に高木監督がきまっているが
現場は落合監督を支持している。男の美学である。
落合監督は選手を掌握しているので、まったく揺るぎがない。

CSで 福岡ソフトバンクホークス、中日ドラゴンズ リーグ代表決まる

2011-11-07 00:33:13 | 日記





秋山監督、落合監督の采配お見事でした。選手に胴上げされるお二人に
「おめでとう」をいいます。

クライマックスシリーズの対戦は真剣勝負の緊張が私たちに伝わってきて
テレビから目を離すことができなかった。選手は懸命に闘った。
好調な投手が投げる統一球はなかなか遠くに飛ばず、好打できる
甘い球を待つ打者の苦心の様子がカメラで望見できた。

木端微塵になるバットがたくさんあった。力と力のぶつ
かり合いだ。代打満塁本塁打を打った松中選手の喜びようたらなかった。

それにしてもCSに7度も敗退し、8年目にパリーグ代表の資格を得たホークス
の選手とフアンはよろこんだ。
落合監督はこの8年間、歴代中日監督の中で、最も優れた成績を残した。球団の
方針で引退が決まっているのは惜しい。こうなったら、日本シリーズで
素晴らしい采配をしていただきたい。

米国のワールドシリーズはそれにしても凄かった。土壇場でカーディナルスが
逆転して、最終戦をものにしたのは見事。ここに名監督がいた。日本シリーズも
きっとこんな戦いになるだろう。

秋山監督をたたえるために、胴上げ写真をもう一度掲載した。