2月14日、わたしの仲良しツグミがシベリアに向けて旅立ちました。昼過ぎのこと
庭に下り立った私を認めると、木陰から急ぎ足で寄ってきて、挨拶をするように体を動かしていました。
暫くすると、立木の方に飛んでいきました。私が声をかけると、振り返りながら、さらに離れていきました。
1年前の旅立ちは2月末でしたが、ことしは春が例年よりも早く来ているようで、渡りが
少しばかり早いようです。旅立ちの姿を写真におさめることができませんでした。
1年前のお別れ写真を引っ張り出してきて、眺めています。
家内に「どうも旅立ちのようだ」と説明したのですが、「まだ早いのでは」と返事が返ってきました。
でも、きょう15日、終日庭に目をやっていましたが、ツグミは現れません。
庭にはヒヨドリ夫婦と雀たちが餌をたべています。メジロも飛んできます。
でも、わたしはとてもさみしいです。
3年にわたるツグミとの交友の記録を家内がうまい具合に纏めてくれていますので
ツグミ君の姿はビデオ映像として見ることができます。また、DVD盤に纏めていますから
いつでも鑑賞することができます。
でも、とことこと、眼前に現れたツグミの姿を思い出すと、私はさみしいです。